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Û

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
U は、ラテン文字アルファベット)の 21 番目の文字。小文字は uVWYとともにギリシャ文字Υ(ウプシロン)に由来し、キリル文字Уに相当する。Υ(ウプシロン)の別形に由来するFとも同系といえる。元来のラテン語字母には存在しない文字であり、中世になって、それまで/u/と/w/の両方を表していたVから、/u/を表すために分離した文字である(V#歴史参照)。

字形

Vの下部を丸めた形であり、下半円の両端から上にまっすぐ直線をのばした形である。小文字や大文字の筆記体では、右の直線を下にも延ばして、ベースラインに達する。その手前で右に曲がることがある。亀甲文字\mathfrak{U\ u}。亀甲文字の筆記体では、小文字の下部をとがらせるため、区別のためにŭのように上に下半円を書く。

呼称

音素

この文字が表す音素は、ないしその類似音である。
  • フランス語、オランダ語では唇を丸めてイと発音する音(円唇前舌狭母音、ドイツ語のüとほぼ同じ)。フランス語は発音する母音の前ではその半母音である。を表すには、フランス語はou, オランダ語はoeと表記する。フランス語の正書法に近づけた発音表記では、IPA の [y] をあらわすことがある。そのとき、IPA の [u] は であらわされる。
  • フランス語・イタリア語・スペイン語では、[w]は/u/の異音である。
  • 英語では大母音推移の結果、強勢(アクセント)が置かれる場合、長母音では「ユー」、短母音では鋭い「ア」(やや前進した非円唇後舌広半母音)となる。ただし後者は、読みにくさをさけるためにoと書かれるようになったものがある。唇音の直後では円唇後舌広め狭母音で読まれることが多い。また、まれに「イ」と読まれる。語末には出現しない。
  • 音声記号としては、小文字は「円唇後舌狭母音」をあらわす。

U の意味

符号位置

大文字UnicodeJIS X 0213文字参照小文字UnicodeJIS X 0213文字参照備考

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