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あべのアポロ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

アポロビルは、大阪市阿倍野区にあるショッピング施設。映画館のほか、衣料品や書店や飲食店、カルチャーセンター、フィットネスクラブなどが入居する近鉄グループ複合商業施設である。大阪阿部野橋駅とは地下連絡道で繋がっており、徒歩5分ほど。創業は1937年2007年には70周年を迎える。隣接する再開発ビルあべのルシアスとも連絡通路で一体化されている。

沿革

  • 1937年 大阪鉄道が「大鉄映画劇場」設立
  • 1944年 親会社の社名変更に伴い、社名を「近畿映画劇場」に変更
  • 1962年 アポロビルの前身、アポロ座完成(あべの劇場・あべのシネマ併設)
  • 1968年 あべの名画座(現アポロシネマ8プラス1)開業
  • 1970年 近映興業を合併。旧アポロ座解体
  • 1972年 アポロビル開業。アポロ座を発展解消したアポログリーン・アポロローズ開業(現アポロシネマ8のスクリーン1・2)
  • 1998年 あべのルシアス開業。阪南地区最大のシネマコンプレックス「アポロシネマ8」開業(8スクリーン)
  • 1998年 社名を「きんえい」に変更

きんえい(旧・近畿映画劇場)

運営会社の株式会社きんえいKin-Ei Corp.)は、大阪市阿倍野区に本社を置くサービス業及び不動産業を行う会社。

概要

現在も近畿日本鉄道子会社であるが、大阪証券取引所2部に上場しており(証券コード9636)、株主優待券で映画を鑑賞することもできる。

沿革

アポロビルにある「アポロシネマ8」の前身は、大鉄映画劇場(現きんえい)が1937年に大阪鉄道の阿部野橋駅構内に開設した社名と同じ「大鉄映画劇場」である。最盛期には近映大劇場を基幹に近畿劇場と近畿地下劇場の2館を併設。戦前には吉本興業と提携した大鉄花月劇場もあった。

戦時中に大阪鉄道が大阪電気軌道と合併し、関西急行鉄道に改称した後、南海鉄道とも合併して近畿日本鉄道と社名を再度改めた際、「大鉄○○」の名称はすべて「近畿○○」に変更した。当時の近畿日本鉄道の略称は「近畿」「近日」もしくは「近畿日本」であった。これはすでに近江鉄道が「近鉄」(読みはおうてつ)を略称として使用していたためである。

外部リンク

アポロビルの由来

アメリカの「アポロ計画」の目標が1961年に「1960年代中の月着陸」に変更されたことで、阿倍野の発展を次世代に託す願いから「アポロ座」と命名した。1969年の月面着陸成功に合わせたようにアポロ座を解体し、現在のアポロビルに建て替えた。アポロビルの外観はロケットの形を模している。1972年完成から数年間は外壁に双子の姉妹の絵が描かれていたが、改装を機に現在は白いペンキで塗りつぶされている。

入居店舗など

  • 6階のアポロホールは、もとはOSKのレッスン場であった。現在は大阪映画センター主催の上映会「カルチャー・シネサロン」や桂雀々らが出演する「あべの寄席」などの会場として利用されている。

外部リンク

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