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きょうのニュース&スポーツ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

きょうのニュース&スポーツ(きょうのにゅーすあんどすぽーつ)は、2007年4月2日からNHK総合テレビジョンで放送されている平日深夜報道番組である。通称および24時以降のタイトルは『ニュース&スポーツ』、略称は『N&S』。

一応、“きょうの”と名乗ってはいるものの、タイトルロゴの表示と23:30の第1部の挨拶の際にしか語られないため、通称の『ニュース&スポーツ』が実質のタイトルとなっており、新聞表記もこちらのタイトルが用いられている。

概要・スタートの経緯

2006年4月3日から2007年3月30日までその日1日のニュースとスポーツのまとめ的な意味合いの番組として放送されてきた、『スポーツ&ニュース』を発展的に終了させ、なおかつ放送時間を拡大させる形で放送が開始された。

『スポーツ&ニュース』に関しては、放送時間の関係で、ニュースを十分に伝えることができないという問題があった。また編成の関係で、この番組を一旦閉じてすぐに10分間ニュースを1時間繰り上げて放送するということもあった。「それならば1つにまとめてしまったほうが良い」という結論に達したのではないかとみられる。

23時以降のNHK総合のニュース番組で、40分間の放送時間は『NHKナイトニュース』の初期平日編成(1988年10月から半年間)以来。またこれにより、この番組は前番組の『スポーツ&ニュース』と異なり、NHK総合におけるその放送日(4:20から24時間)の最終ニュースとなる。NHKの報道番組で日をまたぐのは史上初1990年に『ミッドナイトジャーナル』で23時から翌日0時半までの日またぎを計画したが、予算上実現しなかった。

前番組に引き続きニュース解説コーナー『時論・公論』を内包している。

重大な事件・事故、気象災害などの場合、通常21時台に放送されている『ニュースウオッチ9』が23時まで延長放送され、そのまま続けてその内容を伝える場合、この番組のメインキャスターと気象キャスターはそのまま登場するものの、『(きょうの)ニュース&スポーツ』ではなく、通常の『NHKニュース』として放送される(23:30になっても、タイトルを表示しないため)。

『スポーツ&ニュース』との違い

  • セットリニューアルに伴い、キャスターは起立して伝える(編成を変えて長時間放送する際は定時ニュースと同じテーブルから放送。この時に限り、気象キャスターの前にテーブルが置かれる)。
  • 『スポーツ&ニュース』の際にだけ用いられていたマルチ画面を背景に伝える(ニュースコーナーでは東京都心のロボットカメラの映像を背景にすることが多い)。
  • タイトルがひっくり返っている通り、ニュースから伝える。
  • 気象予報士を迎えての気象コーナーがある。

放送時間

備考

  • 海外でもNHKワールドを通じて放送されるが、前番組の『スポーツ&ニュース』と同様、テレビ番組配信(ホテル・事業所を対象)のNHKワールド・プレミアムのみの放送となり、テレビ国際放送のNHKワールドTVでは放送されない。なお、NHKワールド・プレミアムは2008年9月29日より、ニュース・情報番組の時間帯に限りノンスクランブル放送(1日あたり5時間程度)を開始するものの、この番組はノンスクランブル放送の対象にはなっておらず、海外での一般視聴者による直接受信での視聴は不可能である。
  • 重大な事件事故などのような場合、上記時間よりも大幅に延長されることもある。
  • *2007年7月16日から7月26日までは、第21回参議院議員選挙比例代表の政見放送が23:05から24時までの間に行われるための処置として、22:50(16日は祝日編成のため22:55)から23:05までの枠で、ニュース解説「時論・公論」を除いた第1部を集約してこの番組を放送し、翌日0時から0:10には『NHKニュース』として、通常で言えば第2部に相当する部分を放送。その後の0:10から0:20(7月16日と17日のみ0:20から0:30)までの枠に「時論・公論」を単独番組として放送した。
  • *2007年9月6日9月7日は、世界体操競技選手権のため、翌日0時から『ニュース&スポーツ』として放送された。ただ6日は、台風9号のニュースのため、世界体操競技選手権は教育テレビでの放送に変更され、総合テレビでは23時から1時間『NHKニュース』として伝えられた後、この番組はローカルニュース込みで25分間の放送に短縮。その後も1時まで『NHKニュース』として放送され、野村・檜山が続けて出演した。
  • *2008年8月8日から8月22日までは、北京オリンピックの特別編成のため、翌日0時(0時過ぎの場合もある)から『NHKニュース』として放送。NHKワールド・プレミアムは放送権の都合上、オリンピック関連をはじめ、放送できないものをあらかじめカットした時差放送で1:00〜1:20に短縮(8月11日は「時論・公論」のみ放送)。また、通常『ニュース&スポーツ』を放送していないNHKワールドTVでも同じく1:00〜1:20(8月11日は除く)と2:00〜2:20にそれぞれ放送(番組表上では「ニュース・気象情報・時論公論」)。このためNHKワールドTVで「時論・公論」が放送されるのは2006年の番組開始以来初めてとなる。なおこの間金子と佐藤気象予報士は夏休みを取らず、振替となった通常ニュースを担当した。
  • *2008年10月15日はNHKワールド・プレミアムでは15分遅れの時差放送(23:45〜0:20)となった。これは前時間に放送される「プロフェッショナル仕事の流儀」(総合テレビ10月14日放送分)がこの日、通常45分間の放送(22:45〜23:30)が1時間に拡大(22:45〜23:45)されたためである(番組編成の関係上)。
  • *2008年10月22日はNHKワールド・プレミアムでは23:35〜0:10の放送だが、23:35〜23:50までは5分遅れの時差放送。23:50〜0:10は国内同時放送というこれまでにない変則的な放送となった(関東甲信越地方のローカルニュースは休止)。これは前時間に放送されるNHKスペシャル「メガヒットの秘密〜20年目のB'z」(22:45〜23:35)の放送があるためである(番組編成の関係上)。

出演者

メインキャスター

  • 2007.04.02〜2008.03.27本来ならば、2008年3月28日までであるが、同日にはNHK予算審議の録画時差中継のため放送が休止。また、金子の担当が同年3月31日からではないのもこのためである(ただ、3月28日・31日の当番組休止に伴う振り替えの定時ニュース(23:40まで)にはそれぞれ出演していた)。(2007年度) 野村正育(NHKアナウンサー
  • 2008.04.01〜(2008年度) 金子哲也(同上)

気象キャスター

時論・公論

NHK解説委員の持ち回りで担当する(1人の場合が圧倒的に多いが、2人で掛け合いする場合もある)。

備考

  • 先述の参議院通常選挙比例代表政見放送に伴う特別編成(0時の定時ニュース含む)の時も野村、高田両キャスターはそのまま出演した。
  • またスポーツコーナーのナレーターは八塚浩竹下良則など『ニュースウオッチ9』を担当している同じメンバーが出演する(一部事前にメインキャスターが録音して原稿を読む場合もある)。

開始直後の野村ダウン

番組開始当初2日間は野村が進行をしたが、声帯を枯らすなどの体調不良のため、ニュースリーダーは内藤啓史が担当した(それまでの最終版ニュースは宿直アナがキャスターを担当していた)。3日目の2007年4月4日から6日は、寺澤敏行(当時・現在は記者)が代行を務め、9日の回から野村が復帰した。

同日から20時前2分間の気象情報金曜日は、地域により20時をまたいで地域情報番組放送枠がある場合は休止となるが、関東地方が休止となる場合でも通常時刻で放送される他地域に配慮し、裏送りの形で放送される。と『ニュースウオッチ9』のニュースリーダーも担当するようになった(4日から6日までは、総合キャスターがそのまま生で原稿を読んでいた)。

その他のキャスター代行

番組の流れ

通常は、下記の通り進行されるが、大きなニュースなどで変更の場合がある。ただ、24時(翌日0時)になった時の「日付が変わりまして、○月○日○曜日、午前0時を回りました」というコメントは必ず伝えられる。

第1部

23:30から24時(翌日0時)まで、『きょうのニュース&スポーツ』として伝えられる。
オープニング・その日の主な項目
  • ニュースとスポーツからそれぞれ1項目ずつと、「時論・公論」の内容、翌日の気象情報について簡単に触れる。
  • *2007年8月10日は、『真夏の夜のナマ解説 どう読む転換期の日本』の放送がなされ「時論・公論」が休止したため、ニュースを2項目、スポーツ1項目、翌日の気象情報が触れられた。
  • 項目の順番は、コーナー実施順と対応しており、2007年9月12日は、「時論・公論」がスポーツニュースより先に実施されたので、スポーツの項目と時論・公論の内容の項目がひっくり返って表示された。
その日の主要なニュース
前番組『スポーツ&ニュース』と比べ、ニュースの量が増えている(特にスポーツの話題が少ない日)。
23:35頃 スポーツニュース
プロ野球大相撲をはじめとした各種スポーツの結果・話題などを伝える。祝日ではない月曜日は、スポーツの試合が行われないことが多いため、スポーツにまつわる特集が放送されることがある。基本的に、スポーツニュースは第1部のみで伝えられる。これらはほとんど『ニュースウオッチ9』と同じような内容で伝えられるが、NHKにしては珍しく大リーグ情報はあまり放送されない。前番組と同じくメイン司会者がスポーツキャスターを兼務する。
23:44頃 フラッシュニュース
第2部の「主なニュース5項目とその時点に入ってきているニュース」のコーナーに近く、「その日の主要なニュース」で伝えられなかったニュースを、ここでまとめて伝える。
23:45 ローカルニュース・気象情報
  • 前番組とは違い、ローカルに入る前の予告コメントなしでいきなりローカルニュースに入る。フラッシュニュースの時間が無い場合には、「この後は、お近く(各地)の放送局からお伝えします」というコメントがある(このコメントは、2007年4月23日の放送で初めて言われた)。
  • 関東地方甲信越地方およびNHKワールド・プレミアム、モバイル.n(モバイル放送)においての放送はそのままメインキャスターが、それ以外の地域では、拠点局の夜勤担当が伝える。
  • 『時論・公論』へ移る前には、原則として「ニュース&スポーツ」と表示されるが、当初はこのテロップの作成が間に合わず、番組は終わっていないものの「NHKニュース 終」と表示される地域もあった。例えば、東北関西圏中部九州沖縄では、初日が「NHKニュース 終」、翌4月3日は「NHKニュース」と表示された。北海道地方などでは今もなお「NHKニュース」と表示されている。
23:50 時論・公論
  • 前番組『スポーツ&ニュース』から続いているコーナーであり、NHK解説委員が日替わりで出演し、最新の国内外の情勢を詳しく分析する。1人で担当するが、数名が出演することもある。
  • *なお、オープニングは無くなり、メインキャスターがその日の解説のあらましを説明し本編へ入るようになったが、エンディングでは、音楽が流され、画面下隅には「ニュース&スポーツ」と表示されるようになった。
  • *また、2007年4月中旬から、画面左上に時論・公論のロゴが常時表示されるようになった。著作権管理のためと思われる。
  • なお第21回参議院選挙特別編成期間中は、独立番組として放送されたが、野村からのあらまし説明はなく(時間に少し余裕があったときは、「続いてニュース解説、時論・公論です」と振りだけ行った)、翌日0:10にすぐその日の解説者が登場して本編に早速入った。
  • 2007年9月12日は、安倍晋三内閣総理大臣辞職を受けて、ローカルニュースと順序を入れ替えて先に放送した。また、エンディングで、通常画面下隅に表示される「ニュース&スポーツ」のロゴは表示されなかった。

第2部

ここで日付が変わるため、タイトルから“きょうの”という文言が取れて、『ニュース&スポーツ』として翌日0時から10分間放送される。まずメインキャスターから、日付が変わった旨(前述)を伝える。
主なニュース5項目とその時点に入ってきているニュース
5項目はフラッシュニュース形式で伝えられ、その中から主要なニュース及び第1部でも伝えていないニュースを、メインキャスターから伝える。項目紹介の際、2008年4月中旬ごろからバックのBGMが廃止され、各項目に移る度にSE(項目全体が表示される時と同じもの)が流れるようになった。
成立した法律
国会開会中は、気象情報の前に前日に成立した法律の概要を伝える。
24:07(翌日0:07)頃 気象情報
  • 気象キャスターが全国の天気を伝える。台風などのような時以外は、気象情報は基本的に第2部のみで伝えられる。
  • *最後にその日の予報の“ワンポイント”として、キーワードを伝えていた(最後にCGで巻き物が開き、ポイントが表示される)。途中、平成19年台風第4号接近と、参院選の政見放送を挟んだ辺りから、天気解説の中で自然にポイントを伝えるようになったため、“ワンポイント”に関しては一旦取りやめられていた。8月7日(日付上は8月8日)に再度行われるようになったが、翌8日(日付上は8月9日)は行われなかったため、やったりやらなかったりすることがある。佐藤就任後は行われなくなった。
24:09(翌日0:09)頃 為替株価指標・エンディング
この後にメインキャスターが『ニュース&スポーツ、(※)これで失礼します。』と述べ、番組を締める。金曜日の場合は(※)に「今週は」のフレーズを入れるが、2007年最後となった12月28日は金曜日だったため、野村は(※)に「今週、そして今年は」のフレーズを入れた。

関連項目

脚注

番組の変遷

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