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こちら葛飾区亀有公園前派出所

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こちらかつしかくかめありこうえんまえはしゅつじょ)は、「週刊少年ジャンプ」で1976年42号から連載中の秋本治による漫画作品。主に「こち亀(こちかめ)」の愛称で親しまれている。単行本2008年11月現在161巻まで発刊中。

概要

Wikipedia画像へのリンク(亀有駅前に建立された両津像)

警視庁新葛飾警察署亀有公園前派出所に勤務する中年の警察官両津勘吉(りょうつ かんきち)巡査長(通称:両さん)と、その同僚や周辺の人物が繰り広げるギャグ漫画。子供から大人まで幅広い層から支持を得ている。

1976年(昭和51年)6月22日発売の集英社週刊少年ジャンプ』29号に、月例ヤングジャンプ賞入選作品(4月期)の読み切りとして掲載され、同年9月21日発売の同誌42号から連載を開始した。長いタイトルは、できるだけ作品が印象に残るようにという、秋本の考えだった。2006年に連載30周年を迎え、週刊少年ジャンプ誌上で「こち亀30周年企画」が行われ、2007年には連載通算1500回を迎えた。30年以上にわたる長期連載で週刊誌にもかかわらず、一度も休載していないことでも知られ、「少年誌の最長連載記録」のギネス記録の保持、更新を続けている。コミックスの売り上げは累計1億3000万部以上にものぼる。メディアミックスも盛んで、1977年に初の実写映画化、1985年に「ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進イベント」でアニメ映画化された。フジテレビではアニメ化のために約10年にも渡ってラブコールを続けてきた。その一方で「中年の警察官を主役に据えたアニメが成功するわけがない」という声が大きかったが、1996年6月にテレビアニメ化され、一定の成功を収めた。1999年2003年にはテレビアニメ版をもとにアニメ映画が作られているが不振に終わった。2004年12月にレギュラー放送としては終了する。その後も特別番組としてしばしば復活している。

一般社会にも影響を与え、浅草神社には「生まれも育ちも浅草の両さん」にちなんで、単行本総発行部数1億3000万冊突破記念の石碑が建立されている。また、JR亀有駅北口には地元の商店街により制服姿の両津の銅像が建てられ、2006年2月11日、作者の秋本治、ラサール石井が出席して除幕式が行われた()。さらに、南口にも法被姿の両津の銅像が建てられ、2006年11月18日に除幕式が行われた。2006年3月3日にはアリオ亀有内にこち亀ゲームぱ〜くがオープンした。2008年11月8日には、両津勘吉の少年時代をかたどった「少年両さん像」の除幕式が行われ、麻生太郎内閣総理大臣も出席している麻生首相:「両さんは僕のバロメーター」 銅像除幕式でスピーチ, 毎日新聞(2008年11月8日), 2008年11月9日閲覧

2001年に第30回日本漫画家協会賞大賞、2005年に第50回小学館漫画賞審査委員特別賞を受賞。

読者は主に『こち亀』と略して呼ぶ。『下町奮戦記』の巻末に作者が「これからはこち亀と略してください」とコメントしたことで『こち亀』が公式な略称となったジャンプコミックスでは、18巻の巻末コメントで林家しん平が『こち亀』と呼んでいるのが最初

連載当初の作者のペンネームは、当時の人気漫画『がきデカ』の作者山上たつひこをもじった山止たつひこ(やまどめ たつひこ)名義だった。次の連載でペンネームを本名に変えようと考えていたものの、人気が出て連載が続き、連載100回目を区切りにペンネームを止め、本名の「秋本治」名義に変えることになった。また、それを印象付けるために、秋本麗子を登場させた。

コミックスは中国語版や韓国語版が出ている。中国語でのタイトルは『烏龍派出所』。テレビアニメ版は中華民国ポルトガルインドスペインフランスなどで放送されている。

作品の舞台と設定の推移

Wikipedia画像へのリンク(亀有公園前派出所に外観が似ている事で知られる亀有駅北口交番)

主な舞台は亀有公園前派出所がある東京都葛飾区亀有地区、両津勘吉の実家がある東京都台東区浅草を中心とした下町東京23区東部。ただし、話の展開によっては、日本国内はもとより全世界、宇宙、天国、地獄、過去、未来などを縦横無尽に駆け巡る。

亀有公園前派出所

亀有公園は亀有駅北口からすぐのところに実在するが、亀有公園前派出所は実在しない。一昔前には、こち亀へのファンレターをこの住所に送ると、そのファンレターがなぜか作者秋本治のスタジオ「アトリエびーだま」に届くという現象があった(ジャンプコミックス第34巻の作者コメントに書かれている)。なお、派出所とは交番の旧称である。1994年、慣習的に呼ばれていた交番を正式名称としたが、作品タイトルは「派出所」のままである(作中でも正式名称の「交番」への改称は触れられている。現在でも、一部地域では警察官が常駐していない所謂空き交番を「警備派出所」という名称で残されているところもある)。

亀有警察署 - 葛飾警察署 - 新葛飾警察署

連載開始から10数年の間、亀有公園前派出所の所属する警察署は実在する「亀有警察署」だった。しかし、1992年頃の自主規制の際に、既刊コミックスも含めて全てを「葛飾警察署」に修正した。その後、10年近くの間「葛飾警察署」を名乗っていたが、2002年12月10日に本田(ほんでん)警察署が葛飾警察署と改称し、「葛飾警察署」が実在する警察署になってしまったことから、「葛飾警察署」の庁舎改築、再改築というネタを経て、「新葛飾警察署」へと名称変更した。アニメ版では「かつしか署」と表記され、外観は実在の亀有警察署庁舎をモデルにしたものになっている。

登場人物

コミックス・関連書籍

ジャンプコミックス

コミックスには主にジャンプに連載した作品が収録されている。ただし、全て連載順に収録されているわけではなく、諸般の事情により収録順が差し替わるか、次巻に持ち越され、あるいは表現の問題から収録されない話が出ることがある。

  • 第1巻の第1話が「始末書の両さんの巻」となっているが、これは連載前の読み切り作品で、雑誌掲載時にはサブタイトルはなく、コミック収録の際に新しく付けられたものである。
  • 第4巻の第1話「派出所自慢の巻」が1992年頃の自主規制で削除され、差し替える形で『こちら葛飾区亀有公園前派出所 下町奮戦記』描き下ろし作品「野球狂の男の巻」が巻末に収録された。
  • 第1巻から第6巻までは、旧ペンネームの「山止たつひこ」名義で出版された版が存在し、これらの単行本の希少価値が高い。なお、ペンネームの変更に合わせて巻末の解説に使用されている「山止先生」「ミスターヤマドメ」などの言葉が「秋本先生」「ミスターアキモト」などに変更され、一部、文が変更されている。
  • 1巻から44巻の作者紹介は、初期は実際の写真だったが、45巻からはイラストに変わり、1から44巻の写真もイラストに差し替えられている。なお、141巻は初期単行本のデザインを再現した装丁のため、唯一、作者紹介に作者の写真(ただし白黒の後姿)が使用されている。これと同時にカバーのタイトル・巻数表示・裏表紙のバックの部分の色の濃さなどが変更されている巻がある。
  • 巻末のコメント文は、かつてはアイドルや芸能人、作家からなど多岐に渡っていたが、110巻のユースケ・サンタマリアを最後に、現在までアニメ・舞台版こち亀の関係者、漫画家などいわば「身内」からのコメントのみである。
初版発行日(奥付) 巻末コメント
| 早うち両さん!?の巻 両津勘吉(1-7回目) 1977年7月9日 小林よしのり
2 敵もさるもの!!の巻 1977年9月30日 五十嵐夕紀
3 消えた派出所!?の巻 1977年11月30日 太田裕美
4 亀有大合唱!?の巻 1978年2月28日 せんだみつお
5 取りしまり日よりの巻 1978年5月31日 アグネス・ラム
6 亀有のダビンチの巻 1978年9月30日 三遊亭楽太郎
7 ラジコン決戦!の巻 1979年2月28日 若人あきら
8 アドリブ旅行…の巻 両津勘吉(8回目)
秋本・カトリーヌ・麗子
1979年6月15日 桑江知子
| アイドル・ポリスの巻 両津勘吉(9-46回目) 1979年9月15日 内藤陳
10 部長代行の日!?の巻 1979年12月15日 車田正美
11 麗子巡査登場の巻 1980年2月15日 中島みゆき
12 ギャンブル狂時代の巻 1980年4月15日 あらんどろん
13 拳銃無宿!?の巻 1980年6月15日 ツービート
14 バイク男・本田!!の巻 1980年8月15日 林家らぶ平
15 ローラー大作戦!!の巻 1980年11月15日 イエス玉川
16 大和魂保存会!?の巻 1981年1月15日 吉見佑子
17 劇画刑事・星 逃田(ほし とうでん)!の巻 1981年4月15日 小柳トム
18 カメ型人間!の巻 1981年7月15日 林家しん平
19 ああ!忍車部隊の巻 1981年11月15日 所ジョージ
20 真夜中のパイロット!の巻 1982年1月15日 水越けいこ
21 本口リカ登場の巻 1982年4月15日 香川登枝緒
22 今夜は無礼講!!の巻 1982年7月15日 矢代まさこ
23 さらば!わが友よの巻 1982年9月15日 吉田照美
24 バーバーの恐怖の巻 1982年12月15日 安田栗之助
25 両津家の人びとの巻 1983年3月15日 谷山浩子
26 両津式貯蓄法!?の巻 1983年6月15日 九十九一
27 アメリカよいとこ!?の巻 1983年8月15日 コンタロウ
28 新雪之城変化!?の巻 1983年10月15日 林家こぶ平
29 ハローグッバイ!の巻 1983年12月15日 桜金造
30 親子水いらず!?の巻 1984年3月15日 コント赤信号
31 全日本パチプロ大会!の巻 1984年6月15日 怪物ランド
32 悪魔がやってきた!の巻 1984年9月15日 鳥山明
33 ターニング・ポイントの巻 1984年12月15日 岸部シロー
34 幹事の苦労!?の巻 1985年2月15日 高千穂遥
35 東京留学!?の巻 1985年5月15日 荻野目洋子
36 両さんの長崎旅行の巻 1985年8月15日 新沢基栄
37 結婚の条件の巻 1985年11月15日 布川ゆうじ
38 必殺正月カットの巻 1986年1月15日 高田文夫
39 銀座の春の巻 1986年3月15日 少女隊
40 東京住宅事情の巻 1986年5月15日 神谷明
41 南の島のバカンスの巻 1986年7月15日 斉藤由貴
42 人生は夢のごとく…の巻 1986年9月15日 一本木蛮
43 ボーナス争奪戦!の巻 1986年11月15日 次原隆二
44 両津和尚(おしょう)!の巻 1987年1月15日 永井豪
45 シルバー・ツアーの巻 1987年3月15日 竹内志麻子
46 思い出のパリの巻 1987年5月15日 爆風スランプ
47 江戸っ子すし講座の巻 秋本・カトリーヌ・麗子(2回目) 1987年8月15日 堀江しのぶ
| 白銀はよぶ!の巻 両津勘吉(47-50回目) 1987年10月15日 大沢悠里
49 なんてたって愛(アイ)ドールの巻 1987年12月9日 渡辺めぐみ
50 恋の沖えらぶの巻 1988年2月15日 さいとうたかを
51 ハワイアンパラダイスの巻 1988年4月15日 なぎら健壱
52 黄金の鯱(シャチホコ)伝説!!の巻 大原大次郎 1988年6月15日 おきゃんぴー
53 浅草ラプソディーの巻 中川圭一 1988年8月15日 森川由加里
54 両さん人間ドックへいくの巻 秋本・カトリーヌ・麗子(3回目) 1988年10月15日 嘉門達夫
55 S.S.(スペシャルセキュリティ)チーム誕生の巻 本田速人 1988年12月11日 大川興業
56 ローザンヌの休日の巻 戸塚金次 1989年2月15日 あろひろし
57 浅草物語の巻 寺井洋一 1989年4月15日 ウガンダ
58 両津大明神の巻 丸出ダメ太郎 1989年6月15日 楳図かずお
59 お化け煙突が消えた日の巻 度怒り炎の介 1989年8月15日 清水勲
60 体力株式会社の巻 日暮熟睡男 1989年10月15日 本宮ひろ志
61 我がなつかしき少年時代の巻 星逃田 1989年12月10日 ちばてつや
62 嗚呼、愛しのF40(エフフォーティー)の巻 北条正義 1990年2月15日 原哲夫
63 わが町・上野の巻 花山里香 1990年4月15日 山田洋次
64 下町交番日記の巻 花山小梅 1990年6月15日 伊集院光
65 大江戸神輿大騒動!!の巻 麻里愛 1990年8月15日 望月三起也
66 追跡200キロ!の巻 恵比須海老茶 1990年10月15日 はた万次郎
67 新任警官麻里愛(マリア)?登場の巻 ボルボ西郷 1990年12月9日 タケカワユキヒデ
68 カナダ翻堕羅(ホンダラ)拳法珍道中の巻 麻里晩 1991年2月15日 寺沢武一
69 中川の父登場の巻 白鳥麗次 1991年4月15日 豊田有恒
70 暴走機関車の巻 中川龍一郎 1991年7月15日 石ノ森章太郎
71 勝鬨橋ひらけ!の巻 本口リカ 1991年9月15日 林静一
72 激走機関車レースの巻 チャーリー小林 1991年11月15日 尾崎亜美
73 突撃!クレーンゲームの巻 石頭鉄岩 1992年1月15日 漫☆画太郎
74 バッカス両津!の巻 両津銀次 1992年3月15日 坂崎幸之助
75 麻里愛(マリア)・最大の宿敵! の巻 両津金次郎 1992年6月15日 浅草キッド
76 浅草七ツ星物語の巻 御所河原金五郎之助佐ヱ門太郎
1992年8月9日 小俣雅子
77 ご乱心!?両津和尚(おしょう)の巻 麻里稟 1992年10月7日 KAN
78 兄として…!の巻 冬本 1992年12月7日 バカルディ
79 白鬚橋(しらひげばし)の思い出の巻 屯田五目須 1993年2月9日 徳弘正也
80 麗子の大胆写真集!?の巻 1993年4月7日 藤子・F・不二雄
81 ボルボの初デート!?の巻 佐々木洋子 1993年6月9日 森田まさのり
82 光の球場!の巻 秋本優 1993年8月9日 とみさわ千夏
83 携帯電話魔!の巻 麻里今日子 1993年10月9日 ビッグ錠
84 絵崎教授の哲学の巻 絵崎コロ助 1993年12月7日 北条司
85 ザリガニ合戦!?の巻 聖羅無々
聖羅美茄子
1994年2月9日 小山高生
86 出現!南国パラダイスの巻 西郷小金丸 1994年4月9日 辻真先
87 友情の翼!の巻 インチョキ堂店主 1994年6月8日 平松伸二
88 わがまま上司Z1(ズイワン)!の巻 本田伊歩 1994年8月9日 大島やすいち
89 下町 素盞雄(すさのお)神社祭の巻 絵崎春子 1994年10月9日 古城武司
90 警察手帳進化論!の巻 絵崎夏子 1994年12月7日 赤塚不二夫
91 突撃!電波・両さん?の巻 絵崎秋子 1995年2月8日 えんどコイチ
92 親愛なる兄貴への巻 絵崎冬子 1995年4月9日 横山智佐
93 恋人!?ジョディー登場!の巻 爆竜鬼虎 1995年6月7日 みなもと太郎
94 ベーゴマ名人両津!!の巻 ジョディー・爆竜・カレン 1995年8月9日 広井王子
95 浅草サンバカーニバルの巻 乙姫菜々 1995年10月9日 大友克洋
96 両津線本日運行!?の巻 竜千士氷 1995年12月6日 さくまあきら
97 浅草シネマパラダイスの巻 本田改造 1996年3月9日 井上雄彦
98 電脳ラブストーリーの巻 電極スパーク 1996年5月15日 矢沢あい
99 格闘ゲーマー警官登場!!の巻 左近寺竜之介 1996年8月7日 富田安紀良
100 インターネットで逢いましょうの巻 両津勘吉(51回目) 1996年11月6日 村上龍
101 両さん夏の一日の巻 秋本・カトリーヌ・麗子(4回目) 1997年3月9日 衛藤利恵
102 古都の走馬灯の巻 中川圭一(2回目) 1997年6月9日 藤井みほな
103 プリクラ大作戦!の巻 麻里愛(2回目) 1997年8月9日 陸奥A子
104 無いちっちたまごっちの巻 大原大次郎(2回目) 1997年10月8日 大貫亜美PUFFY
105 (秘)麗子フィギュア発売中!?の巻 本田速人(2回目) 1997年12月9日 亜月裕
106 浅草お盆グラフィティの巻 麻里稟(2回目) 1998年2月9日 佐藤真樹
107 螢里(ほたるのさと)鉄道の夜の巻 早乙女リカ 1998年4月8日 甲斐よしひろ
108 遠い放課後の巻 左近寺竜之介(2回目) 1998年6月9日 多田かおる
109 CIRCUS SYMPHONY(サーカス シンフォニー)の巻 ボルボ西郷(2回目) 1998年8月9日 くらもちふさこ
110 超婦警・磯鷲早矢(いそわし はや)登場!の巻 磯鷲早矢 1998年10月7日 ユースケ・サンタマリア
111 ニュー麻里愛(マリア)誕生!?の巻 磯鷲剣之介 1998年12月8日 佐山陽規
112 東京名所・大江戸ランドの巻 ジョディー・爆竜・カレン(2回目) 1999年2月9日 宮本充
113 左京の弓の巻 両津勘吉(52回目) 1999年4月7日 岸間信明
114 両さん京都訪問記の巻 秋本・カトリーヌ・麗子(5回目) 1999年6月8日 家中宏
| 亀有名画座物語の巻 両津勘吉(53-54回目) 1999年8月9日 麻生かほ里
116 Love Maria(ラブ マリア)の巻 1999年10月9日 林家こぶ平
117 南国タヒチで夏休み!!の巻 星野リサ
品田虎三
マーチン
1999年12月7日 高松信司
118 江戸っ娘(こ)・擬宝珠纏(ぎぼし まとい)の巻 擬宝珠纏 2000年3月8日 森尾由美
119 両さん板前になる!?の巻 擬宝珠檸檬 2000年5月6日 岩崎征実
120 両さんのミレニアム婚!!の巻 擬宝珠夏春都 2000年7月9日 ラサール石井
121 聖橋(ひじりばし)白線流しの巻 桜野くらら 2000年9月9日 米沢りか
122 トロピカルDE(デ)アミーゴの巻 両津勘吉(55回目) 2000年11月7日 尾田栄一郎
123 伊歩(イブ)の結婚の巻 ミレニアム刑事 2001年1月11日 高橋和希
124 大江戸野球の巻 繰巣陣 2001年4月9日 梅澤春人
125 京都ものがたりの巻 貌丹邑ヤークト・パンテル 2001年6月9日 浅美裕子
126 祭りの日に…の巻 擬宝珠蜜柑 2001年8月8日 にわのまこと
127 父をたずねて…21世紀!の巻 秋本・カトリーヌ・麗子(6回目) 2001年11月7日 ラサール石井
128 幻の“神の舌”の巻 電極+ 2002年1月10日 伊藤明賢
129 両さんの「犬の生活」!の巻 秋本フランソワーズ 2002年4月9日 大河内奈々子
130 東京銭湯絵巻の巻 ラッキー 2002年6月9日 原金太郎
131 檸檬(レモン)初三社祭の巻 飛鷹右京 2002年8月7日 清水宏
132 独立!!警視庁戦車隊の巻 ラジ野コン太郎(ラジコン刑事) 2002年11月6日 斉藤レイ
133 なぎなた対決!の巻 飛鷹左京 2003年1月11日 坂本あきら
134 檸檬(レモン)と蜜柑(みかん)の巻 麻生瑠璃華(美少女刑事) 2003年4月9日 岸祐二
135 磯鷲(いそわし)武道館着工の巻 飛鷹日光
飛鷹月光
2003年6月9日 海津義孝
136 ぼくたちの東京タワーの巻 海野土佐ェ門(ドルフィン刑事) 2003年8月9日 三浦理恵子
137 爆走神田祭の巻 汚野たけし(海パン刑事) 2003年11月9日 原史奈
138 憂鬱(ゆううつ)帰京すの巻 お祭り刑事 2004年1月10日 齋藤彩夏
139 飛べ!コンコルドの巻 両津勘吉(56回目) 2004年4月7日 小宮孝泰
140 通天閣署!御堂春(みどう はる)登場!!の巻 ×(新書風カバーのため、なし) 2004年6月9日 若菜章夫
141 希望の煙突の巻 両津勘吉(57回目) 2004年8月9日 矢吹健太朗
142 人生相談まかせなさいの巻 擬宝珠檸檬(2回目) 2004年11月9日 河下水希
143 大阪はわての地元でんがな!の巻 御堂春 2005年1月10日 尾玉なみえ
144 4年に一度の日暮(ひぐらし)祭の巻 日暮熟睡男(2回目) 2005年4月9日 和月伸宏
145 20年今昔物語(ストーリー)の巻 ニセ麗子(両津勘吉) 2005年6月8日 小畑健
146 出会いの橋の巻 鮫島祭 2005年8月9日 岸本斉史
147 記憶にないわしの誕生日の巻 後流悟十三 2005年11月9日 許斐剛
148 大阪万博開幕やで〜の巻 芦原レイ 2006年1月10日 浅草神社禰宜 矢野幸士
149 京都祇園祭旋風の巻 飛燕碧 2006年4月9日 稲垣理一郎
村田雄介
150 100円ショップ大論争!!の巻 ニセ麗子(両津勘吉)(2回目) 2006年6月7日 水野英子
151 ようこそアキバヘ御主人様の巻 秋本・カトリーヌ・麗子(7回目) 2006年9月9日 ゆでたまご
152 亀有に両津がやってきた!の巻 中川圭一(3回目) 2006年11月7日 モンキー・パンチ
153 交通博物館物語の巻 大原大次郎(3回目) 2007年1月9日 水島新司
154 線路は続くよ!どこまでも!?の巻 本田速人(3回目) 2007年4月9日 矢口高雄
155 100人両さん大暴れ!の巻 擬宝珠纏(2回目) 2007年6月9日 里中満智子
156 ハガキ将棋対決の巻 麻里愛(3回目) 2007年8月8日 久保帯人
157 おさるの電車物語の巻 磯鷲早矢(2回目) 2007年10月4日 星野桂
158 ガラスばりだよ人生はの巻 擬宝珠檸檬(3回目) 2008年1月4日 樋口大輔
159 将棋刑事(デカ)の巻 本田速人(4回目) 2008年4月9日 山本貴嗣
160 海が呼んでいるの巻 屯田五目須(2回目)
屯田五目須の孫
2008年6月9日 荒木飛呂彦
161 檸檬(レモン)と部長の巻 超電磁・スピン・ハゲスター(両津勘吉) 2008年9月9日 桜木雪弥

コミックスにはさまざまな仕掛けやおまけがついている。

巻数 おまけ要素 備考
1 読みきり「交通安全’76」収録 週刊少年ジャンプ1976年36号掲載
25 - 26 背表紙を揃えると両津勘吉の顔が出来る
41 - 46 背表紙を揃えると寝そべった両津勘吉が出来る
55 亀有派出所新聞 週刊少年ジャンプ1987年30号掲載
60 カバーがランドスケープ 通常はポートレート
65 - 100 実物大両津勘吉の顔ジグソーパズル 作者紹介の顔の絵の所
70 表紙のタイトルの書体が、69巻収録「新たなる旅立ちの巻」のものに
80 金帯、読みきり「SUPER POLICE WOMEN'S STORY MARIA&REIKO」収録 週刊少年ジャンプ1992年5号掲載
90 カバー裏におまけ漫画 初版のみ
100 下記に別途記載
101 カバー裏に「101匹両さん大行進」(初版のみ) 題字スタイル変更
110 オリジナルステッカーつき 初版のみ
111 - こち亀コミックスプレビュー 既刊の案内板
118 表紙が全て手書き 既刊案内の『ヒカルの碁』を『ヒカルの』と書いている。
121 カバーがつやなし 初版のみ
123 タイトルが金箔押し
128 「おしえて両津先生」 週刊少年ジャンプ2001年9月18日増刊『コミックカメダス』掲載
130 黄色背景 3つ折りポスター
140 初版限定セル画付き(背景セット) 板塀に緑の番地表示看板風縦書きタイトル「こちら〜(中略)〜第一四〇巻」
141 カバーが - 100巻の定型スタイル 作者の所有する「こち亀」第1巻(初版)の傷・汚れを忠実に再現
142 色塗り式アドベントカレンダー
144 新書風カバー
145 題字が11色
150 表紙のタイトルと背表紙がホログラム、3つ折りポスター 初版のみ・二刷以降は表紙のタイトルのみ金箔押し
151 - 155 下記に別途記録
156 - カバーなど表紙が縦書きから横書きに戻る
160 カバー全体がホログラム
カバーを取ると、1+60キャラ大集合
100巻は、初版本のみ特典が目白押しだった。
  • カバータイトルロゴが金箔押し
  • シリアルナンバー入り(懸賞用)
  • カバーを取ったデザインが3種類
  • * 乙姫菜々とジョディー・爆竜・カレンのピンク、左近寺竜之介と麻里愛の紫、両津勘吉中川圭一の緑
  • カバー裏におまけマンガ(カラー)
  • スペシャルブロマイド
  • カラーページ
  • こち亀銀行券
  • 巻末のジャンプコミックス紹介部分がすべてこち亀
151巻から155巻のコミックスは、かなりの変更点がある。
  • 3コマ漫画劇場
  • カバーや、目次などが縦書き。
  • カバーがつやなし
  • タイトルがゴシック体から変更。
  • 両津教授のなんでもベスト5(全6回)
  • * 背表紙がベスト5のネタになっている。
  • ** 151巻の背表紙:秋本麗子='''セクシー麗子ベスト5
  • ** 152巻の背表紙:中川圭一='''ぶっこわれ中川ベスト5、セクシー麗子ベスト5その2
  • ** 153巻の背表紙:大原大次郎='''部長の怒り落ちベスト5、セクシー麗子ベスト5その3
  • ** 154巻の背表紙:本田速人='''本田の悲惨なシーンベスト5

それ以降は上記の全てが無くなった。

愛蔵版コミックス

  • 『こちら葛飾区亀有公園前派出所 下町奮戦記』(1988年12月)

テーマ別の傑作選。ジャンプの増刊号などに掲載されたコミックス未収録の番外編4話(小林よしのりとの合作も含む)、描き下ろし作品「野球狂の男の巻」が収録されている。

JUMP COMICS DELUXE

こち亀の解説と詳細な分析を行なっている大全集。イミダスのパロディ。『Kamedas』では1 - 76巻、『Kamedas2』では77 - 127巻までをカバーしている。他漫画家との合作漫画や、作者へのインタビューなどがある。

JUMP MAX ジャンプ特別編集 こちら葛飾区亀有公園前派出所

1994年12月から発売された冊子版。全6巻。毎回ユニークな懸賞品があった。

JUMP J-BOOKS こちら葛飾区亀有公園前派出所 両さんの下町少年時代編

1995年3月に発売された小説版。脚本家の小山高生との共著。

集英社文庫コミック版

1995年8月から発売が開始された文庫版。
  • 「こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本治自薦こち亀コレクション」(全26巻)
  • 「こちら葛飾区亀有公園前派出所ミニ 秋本治自薦こち亀コレクション アンコール」(全4巻)
  • 「こちら葛飾区亀有公園前派出所 大入袋」(全10巻)
  • 「こち亀文庫」(既刊8巻)

こちら葛飾区亀有公園前派出所 -読者が選ぶ傑作選-

1996年12月に発売された新書判コミックス。読者が選んだ10本と、1003話達成記念に行った「読者によるこち亀構想募集」の最優秀作「日暮2号!?登場の巻」が収録されている。カバーの背には巻数の部分に「別注」とあり、カバー表紙には「特別注文」の上に「ベッチュー」と書かれているため、通常のコミックスとは簡単に区別できる。題字の背景が黒いが、これは当時スニーカーなどの別注は黒が多かったためだと作者は語っている。

こちら葛飾区亀有公園前派出所(SUPER JUMP REMIX)

2001年8月から発売が開始された冊子版。第7弾まで出ている。

両さんと歩く下町―『こち亀』の扉絵で綴る東京情景

2004年11月に発売された集英社新書。こち亀の扉絵を題材に、その舞台となった東京下町について語り、こち亀の制作秘話も明かしている。映画監督の山田洋次と対談も収録されている。

こち亀 千両箱

2005年発売。両津の少年時代のエピソードが10話収録されている。一部作品は掲載当時のままカラー収録されているほか、「おばけ煙突が消えた日」は特別にフルカラーで掲載されている。「友情の翼!の巻」は作者の当初の構想に基づき、『千両箱』用に改稿されている。

でかめ

2005年の非売品で『こち亀 千両箱』発売記念企画の景品。その名の通りサイズが大きく、「大きい」ことに関連する作品数話が収録されている。

超こち亀(超こち亀道楽BOX)

2006年9月に発売された書籍。超こち亀を参照。

小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所

2007年5月こち亀連載30周年&日本推理作家協会60周年を記念して発行。作家の各々の作品の登場人物とこち亀キャラとのコラボレーションが行われている。

テレビアニメ版

1996年6月16日から2004年12月19日まで、フジテレビ系列で、日曜日19:00-19:30に放送された。全372話。当初、放送開始日の二週前に前作「キテレツ大百科」のエピソード「ルルル!未知からのメッセージ」を放映する予定であったが、元々94年末に終了予定であったこともあり放映中止、この作品の第一話を制作することになった。スタッフはキテレツからの続行も多い。

設定など

原作を元にした作品だが、一部のキャラの設定が異なっている。また、アニメオリジナルのキャラクターも登場している。

1997年ポケモンショック以後、各局のテレビアニメでは番組冒頭に視聴者向けに“部屋を明るくして、テレビから離れてみるように”といった趣旨のテロップを冒頭に流すようになったが、本作では登場人物が合唱して注意を促す、20世紀フォックスのロゴをモチーフとした“注意ロゴ”の前で両津が視聴者にと口頭で注意を促すというユニークな手法を取った。

当初はセル画で制作されていたが、第145話よりCGでの制作となっている。

  • 1.セル画での制作中に、一度だけCGで制作されたことがある(第122話)。
  • 2.第145話以降はCGで制作されていたとあるが(上記参照)、その後もセル画で放送された回があるようである(第147話A・Bパート、第148話)。

1996年放送分はアイキャッチがなく本編の最後に『本日の被害』と題して、その話で両津が壊したものの一覧を紹介するコーナー(一度だけ麗子が壊したものを紹介した時がある)があったが、1997年1月以降はアイキャッチが出来たため『本日の被害』は時間上廃止された。アイキャッチは原作を意識した車の扉絵のようなものであった。CG化した後、冬季は両さんの雪像のアイキャッチが流れていた。

アニメのサブタイトルの画像は1996年は両さん一人の画像、1997年は自転車に乗ってる両さん、中川、麗子、部長、寺井、犬の画像。1999年からCG化するまでは青色の画面で両さんの顔度アップの画像であり、CG化以降はたくさんの両さんの顔の浮き彫りに加工した画像になり、終盤はその回の画像がパズルのようにバラバラになっておりそれでピースが組み合わさって完成するような形になった(話によって例外もある)。

地方局での放送

特別番組版

2004年12月19日の「アニメ大忘年会祭り!! こち亀最終回! サザエまる子ルフィで両さん8年間ありがとうスペシャル」枠内で放送された『さよなら両さん大作戦』をもってレギュラー放送は終了となったが、その後も不定期に特別番組としてスペシャル時に復活し、レギュラー時代同様フジテレビで放送されている。

かつてはこれまでと同じく日曜の夜の特番に内包されていたが、2007年に日曜19時枠のアニメ枠が消滅した影響から、現在では同じく19時枠で放送していた『ONE PIECE』の枠である日曜午前9時台での不定期放送になった。

過去放送したSP版は下記の通り。(放送時間はすべてフジテレビにおけるもの)
「お正月だヨ お年玉アニメスペシャル」の枠内で放送(8:35 - 9:05 一部地域のみ)。
  • 2005年3月27日『両津VS泣き虫アイドル!? 日本1周大すごろくゲーム!!』
「お待たせッ! 両さんも揃って大興奮! 桜満開アニメスペシャル!!」の枠内で放送(19:54 - 20:54)。
さとう珠緒が声優に挑戦し、“泣き虫アイドル・くるみ”として出演した。
  • 2005年10月23日『両さんと忠犬ラッキー物語 〜亀有大包囲網をかわせ!!〜』
「サザエさん生誕60周年結婚秘話など大公開! まる子両さんルフィもお祝いだよアニメSP」で放送。
この話の中では海外ドラマ『24』のパロディで、画面が分断され、中央にデジタル時計が表示するおなじみの演出がなされた。
  • 2006年4月2日『走れ!両津式チンチン電車〜思い出の大次郎号〜』
「祝ちびまる子ちゃんドラマ化決定&サザエさん生誕60周年&こち亀30周年をルフィもドンとお祝いするゾ!SP」でが放送された。
  • 2006年9月24日『両津の浅草リニューアル大作戦!!〜あぁ 思い出の花やしき〜』
「サザエさんも秋祭りこち亀は30周年大活躍ワンピースも2本立て超豪華アニメSP!!」で特別版が放送された。
通常『ワンピース』を放送している時間枠(9:30 - 10:00)にて前・後編に分け、2週連続で放送(一部地域のみ)。『シートン探検隊!隅田川の誓い〜思い出の白い鯨を探せ!』後編終了後に、2007年秋(9月30日『ONE PIECE』を放送している時間枠(9:30 - 10:00))の特別番組の予告が流れた。
これ以降はワンピースの枠で放送をしている。
8月放映のスペシャル同様、ワンピースを放送している時間枠にて前編・後編分け、2週連続放送。
泉谷しげる時東ぁみがそれぞれ寿司職人とその娘役でゲスト出演した。
この作品は44年前の1964年に幼少時代の両津・中川・麗子・本田・左近寺・ボルボが同年代というかなり無茶苦茶な設定である。
ワンピース放送枠にて前後編放映。タイムスリップエピソード。
佐藤めぐみが秋本優役でゲスト主演した。
ワンピース放送枠にて2週連続放送。

スタッフ

主題歌

オープニング・テーマ

夏が来た!(Diamond Head) - 「渚の女王様」より
Everybody Can Do!
葛飾ラプソディー
こちら亀座の女
  • 作詞・作曲:つんく♂
  • 編曲:小西貴雄
  • 唄:山田修とハローナイツ
  • 使用:第136話 - 第144話
おいでよ亀有
使用期間中の数話のOPで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。
だまって俺についてこい
使用期間中のOPで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。
葛飾ラプソディー〜ヤムヤムversion〜
  • 作詞:森雪之丞
  • 作曲:堂島孝平
  • 編曲:Yum!Yum!ORANGE
  • 唄:Yum!Yum!ORANGE
  • 使用:第326話 - 第367話

エンディング・テーマ

スマイル
いいことあるさ
淑女(レディー)の夢は万華鏡
  • 作詞:森雪之丞
  • 作曲:佐橋俊彦
  • 編曲:岩本正樹
  • 唄:奥菜恵
  • 使用:第39話 - 第72話
ブウェーのビヤビヤ
“Kyun”
君と僕
気持ちだよ
葛飾ラプソディー
  • 作詞:森雪之丞
  • 作曲:堂島孝平
  • 編曲:中山努・堂島孝平
  • 唄:堂島孝平
  • 使用:TVSP 両さんアメリカへ行くでのみ使用 (特別バージョン)
毎日、ノープロブレム
使用期間中のEDで、曲の途中を省略するバージョンが放送された。
ロボ刑事番長の歌
おいでよ亀有
  • 使用:第194話 - 第247話、第282話 - 第293話、第335話 - 第353話、第367話(レギュラー放送最終回、アニメーション、曲両特別バージョン)
ナイスな心意気
  • 作詞:戸沢暢美
  • 作曲:飯田建彦
  • 編曲:石塚知生
  • 唄:アラシ(当初は「嵐」と表記されていたが、途中から「アラシ」に変わっている)
  • 使用:第248話 - 第274話
夏が来た!(Diamond Head) - 「渚の女王様」より
  • 超作詞:S中野
  • 作曲:Danny Hamilton
  • 編曲:西脇辰弥
  • 唄:女王様
  • 使用:第275話 - 第281話
テツandトモのなんでだろう〜両さんバージョン〜
テツandトモのなんでだろう〜こち亀バージョン〜
  • 作詞:テツandトモ
  • 作曲:トモ
  • 編曲:三沢またろう
  • 唄:テツandトモ
  • 使用:第306話 - 第315話
Hai,Irasshai(ハイ! いらっしゃい)
  • 作詞・作曲:NICEGUY人
  • 唄:NICEGUY人
  • 使用:第316話 - 第325話
語れ!涙!
  • 作詞・作曲・編曲:SEX MACHINEGUN
  • 唄:SEX MACHINEGUN
  • 使用:第326話 - 第334話
ジュゲム〜こち亀バージョン〜

主題歌のアニメーション

オープニング
最も長く使われたのは『だまって俺についてこい』であるが、『葛飾ラプソディー』は『堂島孝平version』と『ヤムヤムversion』を合わせればこちらの方が長く、番宣CMでも使われていた。逆に一番短かったのは『こちら亀座の女』で9話しか使われなかった。この曲のアニメーションはまだセル画であった。
エンディング
OPとは逆に使用期間が短い曲が多いが、『おいでよ亀有』は連続放送時、4回も使用された。使用回数はトータルで一番長い。(アニメーションに関しては下記参照、TVSP『両津VS泣き虫アイドル!? 日本1周大すごろくゲーム!!』のEDも『おいでよ亀有』)基本的に両津中心、女性キャラ中心、登場人物集合の場合の映像がある。『ブウェーのビヤビヤ』の登場人物集合シーンでは御所ヶ原組長、ダメ太郎、炎之助など当時アニメ未登場のキャラが先行して登場した。劇場版の公開直前は劇場版の主題歌(『気持ちだよ』、『語れ!涙!』)が流れていた。『君と僕』の最後のワンシーンには登場人物が集合している。また、チャーリー小林やドルフィン刑事など、アニメではたった1話しか登場しなかった人物も登場している。

おいでよ亀有

『おいでよ亀有』は1回目のED使用時に4回変更されている。第209話から第215話までは、『こち亀 言えるかな?』という過去登場したキャラのワンシーンを流すアニメーション、第216話から第218話までは『こち亀 言えるかな? 回答篇』、第219話から第236話までネガの中に今までのエピソードのワンシーンをながすアニメーション、第237話から第248話までは両津の少年時代を映画風に流したものが使用されている。(第237話から制作のASATSU-DKの表示がアサツーディ・ケイとなった 現ADK)2回目のED使用時は、275話から281話までは背景に流れるシャボン玉の中に、これまで放送されてきたこち亀の話の一部のシーンを取り上げたものが流れているものが使用された。(これは最終回でも使用された、最終回ではシャボン玉の数も増え、もちろんアニメーションも追加されている) 283話から使用終了までは1度目と同じネガの中に今までのエピソードのワンシーンをながすものが使用された。(アニメーションは変更されている。1度目はセル画のみ、2度目はCGのみ)OPとして終了後も番組後期の提供テロップの曲としても使用されている。歌詞にあったアニメーションはOPのみである。

関連CD・DVD

バンダイビジュアルでは、ビデオ(通常放送)、DVD(両さん奮闘編)をレンタルしている。ビデオは全32巻、DVDは毎月末にリリース。スペシャル版はビデオで数巻出されたままで発売が止まっており、製造も未定である。また、このアニメのセレクションDVDも発売されている。

  • コロムビアから過去に2枚の音楽集が発売されたが2枚とも廃盤となり、入手困難とされたが、2007年3月21日に「音楽集」が再発売された。「音楽集弐」の再発売については未定である。なお、未収録曲も多数存在するが、これらのCD化はされていない。その他、劇場版のサウンドトラックが2枚存在する。
  • * こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集 2007年3月21日発売(再発売)
  • * こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集 1997年2月21日発売(廃盤)
  • * こちら葛飾区亀有公園前派出所 音楽集弐 1997年8月21日発売(廃盤)
  • * こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE オリジナルサウンドトラック 1999年12月18日発売
  • * こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE2 オリジナルサウンドトラック 2003年12月17日発売

番組の変遷

原作とアニメの相違点

両津は、原作では夏の時期では腕まくりをしていないが、アニメでは夏の時期でも腕まくりをしている。
  • 原作初期の頃の中川、麗子は、両津を越えるほどの破天荒ぶりだったが、アニメでは当初からまともな性格となっている。
  • 中川の制服にある縦縞が省略されており、またアニメではほとんど帽子を被っていない。
  • 中川が両津にいくら頼まれても一切金を貸さない。
  • 戸塚金次、佐々木洋子などの初期レギュラーはアニメではゲストとしてのみの登場となっている。
  • 原作ではレギュラーとして登場している磯鷲早矢、乙姫菜々、早乙女リカはあまり登場せず、早矢に至っては1度も登場しない。そのため、婦警のレギュラーは、麗子、マリア、纏だけである。そして早乙女の役柄はオリジナルキャラの小野小町が務めており、その他原作に登場する多くの脇役の婦警もアニメではほぼオリジナルキャラに変更されている。
  • 原作では、両津が金儲け等を企む時、本田、もしくはボルボと左近寺をつき合わせているが、アニメでは両方とも同時に付き合わせることが多い。
  • チャーリー小林が原作では安全バンドのボーカルだということに対しアニメでは「ビジュアル系バンドチャーリー小林」になっている。
  • 原作では両津はマリアの格闘家時代の「麻里竜二」の存在を知らないが、アニメでは「麻里竜二のファン」ということになっている。
  • 年末の借金取りの方法が原作だと追いかけて奪うが、アニメではロボットなどを使用してる。
  • アニメ両津が警官として真面目に仕事をしている場面が原作よりかなり強調している。同様にパトカーやミニパトの表記も「警視庁」ではなく「かつしか署」となっている。但し劇場版ではパトカー全てが警視庁になってる。
  • 制服は1994年3月まで使用されていた旧型に類似したデザイン(色はブルー)で、旭日章に変えて架空の徽章を用いた。両津の新人時代を描いたときにはグレーがかった旧型と酷似している。
  • 原作の絵崎教授は、授業中にビールを飲んだり、自分でビールを作ったりと、酒作りに凝っていたが、アニメでは下戸(酒が飲めない)である。
  • 派出所のデスク上に付けられた棚に載った広報アンプ(派出所前の信号機柱に取り付けられている交通安全指導スピーカ用)を警察無線の固定機と設定している。
  • 特殊刑事の登場が原作よりかなり多い。
  • 日暮熟睡男の両津勘吉に対する呼び名が原作では「両さん」と呼んでいるが、アニメでは彼を呼び捨てしている。

その他

  • 第209話『こちら東銀座歌舞伎座前派出所』(2001年1月14日放映)で、両津が銀座の歌舞伎座前派出所に一時異動になる展開があり(原作の39巻後半に相当)、「こちら東銀座歌舞伎座前派出所」という作品の予告が行われた。番組の中で『おいでよ亀有』の歌詞が変更された。そして最後に『ウンジャラゲ』という架空の国の派出所に勤務することになり『こちらウンジャラゲ王宮前派出所」となった。この回からOPが『黙って俺についてこい』、EDが『おいでよ亀有』となった。
  • ED1回目の『おいでよ亀有』の『こち亀 言えるかな?回答篇』の絵崎コロ助の『絵』が『江』となっていた。
  • 第222話『視聴率を盗んだ男』で本人役で当時プロデューサー補の萬代知が声優として出演している。
透明人間の話しは02年3月にやる予定だったが。制作の都合でしゃっくりパニックに変更された

その他の映像作品

1985年版アニメ

1985年、「ジャンプ・スペシャルアニメ・大行進イベント」用として製作、会場上映された作品で初のアニメ化である。この、特番放送後に毎週放送が始まるという展開は、前放送の「キテレツ大百科」と同じである。ちなみにキテレツ大百科の特番はこの2年後放送された。

第43巻第7話「罰当たり!両さんの巻」、第45巻第1話「シルバー・ツアーの巻」の二本立て。なお一部のキャラクター設定が異なっている。1988年にジャンプのプレゼント景品としてビデオソフト化され当選者に配付され、サウンドトラックもでていたが、その後一般販売されておらず視聴は困難となっている。

スタッフ

キャスト

こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE

アニメ版を映画化したもの。前述の実写版とは異なり、東宝系で上映。TVアニメ版の視聴率が堅調で、ファミリー層に受け入れられていたためヒットすることが期待された。だが興行収入は平凡な物に終わり、次の年も続けて映画化されることはなかった。

2003年末にも再び東宝系で映画化されるが、前作の興行収入を上回ることは出来なかった。また、この作品では最後にこち亀メンバーが勢揃いする。

1999年12月23日上映
2003年12月20日上映

実写版

1977年12月24日に実写版が東映系公開。監督山口和彦。ヒットシリーズ『トラック野郎 男一匹桃次郎』の併映作品として公開された。そのため、配給収入は12億260万円を記録した。当時は原作に麗子がまだ出ていないので、麗子は登場しない。特別出演には『Gメン'75』のメンバーが登場した、また現在に至るまでビデオ化はされていない。

キャスト

スタジオコント劇

1979年テレビ朝日系のバラエティ番組『大正週間漫画 ゲラゲラ45』の1コーナーでスタジオコント劇として放映された。

キャスト

その他

舞台版

ラサール石井が脚本・演出も担当している。アニメ版の主題歌として使われた「おいでよ亀有」は元々この舞台版の主題歌であった。2006年の『舞台版 こちら葛飾区亀有公園前派出所 〜30周年だよ!おいしいとこ取りスペシャル!!〜』はフジテレビ721で放送された。

こちら葛飾区亀有公園前派出所(1999年版)

1999年7月14日 - 8月15日の期間、銀座亀有神戸大阪滋賀の5つの劇場で公演。

出演

こちら葛飾区亀有公園前派出所(2001年版)

2001年7月27日 - 9月2日の期間、亀有大阪名古屋静岡浜松銀座の6つの劇場で公演。

出演

  • 両津勘吉:ラサール石井
  • 中川圭一:伊藤明賢
  • 秋本・カトリーヌ・麗子:大河内奈々子
  • 大原大次郎:原金太郎
  • 小野小町:三浦理恵子
  • 麻里愛:斉藤レイ、
  • ボルボ西郷:岸祐二
  • 左近寺竜之介:岩崎征実
  • 海パン刑事:海津義孝

こちら葛飾区亀有公園前派出所 〜海パン刑事の逆襲・檸檬も出るのじゃ!〜

2003年8月6日 - 8月30日の期間、銀座、土浦富山、大阪、名古屋の5つの劇場で公演。

出演

  • 両津勘吉:ラサール石井
  • 中川圭一:伊藤明賢
  • 秋本・カトリーヌ・麗子:大河内奈々子
  • 大原大次郎 : 佐山陽規(声のみ)
  • 擬宝珠纏:原史奈
  • 擬宝珠檸檬:齋藤彩夏
  • 擬宝珠夏春都:小宮孝泰
  • 麻里愛:斉藤レイ
  • 海パン刑事:海津義孝

こちら葛飾区亀有公園前派出所 〜30周年だよ!おいしいとこ取りスペシャル!!

2006年8月3日 - 8月13日 新宿・全労済ホール スペース・ゼロ

出演

  • 両津勘吉:ラサール石井
  • 中川圭一:伊藤明賢
  • 秋本・カトリーヌ・麗子:森下千里
  • 大原大次郎:佐山陽規
  • 麻里愛:斉藤レイ
  • 海パン刑事:海津義孝
  • 白鳥麗次:木村靖司

特徴

作風の変化

30年間以上にわたる長期連載のため、時代によって作風はかなり異なっている。
  • 連載当初は、派出所内の警察の活動を中心とした劇画タッチのギャグ漫画だった。この当時は、まだ大人の不良警官としての描写で、世間の流行や子供向けの趣味に対しては否定的だった。連載が軌道に乗ると、人情物やSF物、あるいはジャンプの他の人気作のキャラクターをゲスト出演させるなど、実験的な手法も織り混ぜ始めた。
  • 1980年代前半は台詞の機微や背景の細かい書き込みなどで笑わせるテクニックが増えた。両津が子供のホビーに入れあげて、ホビー全般に造詣が深いことが特技として定着するようになる。
  • 1980年代には非現実的なストーリーが増えた。宇宙人が登場したり、部長の家がジャングル化したり、両津が花山理香に小さくされ、また他の生物に変えられたり、天国や地獄に行くなど。しかし1990年代になると花山が登場するような非現実的な話は1991年1999年のたった2回になるなど極端に減少し、後述のサブカルチャーの話がメインになった。しかし2000年代に珍しく宇宙人が登場した。
  • 1980年代後半から1990年代中盤までは、さらに実験的な手法による漫画表現を追求し、また、「両津の少年時代編」、「アイディア物」など挑戦的・実験的な作品が世に送り出された。
  • 1990年代中盤からは、サブカルチャーを題材にした回が増え始めて、新レギュラーキャラが続出。この傾向は2000年以降も続いている。
  • 作者は、女性の描き分けが苦手と公言しており、90年代中ごろまでは、アシスタントが作画を担当するモブを除くと、女性キャラクター出番は比較的少なく、また作画も似通っていた。『Mr.Clice』連載以降、女性キャラクターの描き分けに積極的になり、多くの女性キャラクターが登場するようになった。女性キャラクターの描写は、外国人やハーフはもちろん、日本人であっても長身かグラマラスな体形であることが多い。2000年頃に、レギュラー・準レギュラー級の女性キャラクターのデザインをリニューアルした。しかし読者に非常に不評だったため、ほどなくして元の画風に戻されている(『超こち亀』での作者コメントより)。
  • 1980年代は、両津のように漫画を読み、テレビゲームにはまるような大人は少なかったため、両津の行動は読者に対して異常なものとして映っていたが、1980年代後半からそのような大人が増加し、それまでは異端と捉えられていた両津の行動が時代の変遷と共にふつうになってしまった。
  • 連載が長期にわたるため、画風については年々と変化している。作者自身も、過去の画風を再現したエピソードでは、過去の単行本を参考にわざわざ真似して描いているほどである。(141巻の表紙)
  • キャラクターの性格や台詞回しの印象も、連載時期ごとに異なる場合がある。逆に、初期から一貫しているのが敬語の誤用である。

自主規制・改訂問題

  • 1980年代中盤までは全般的に規制が緩かったため、「過激な台詞」はそのままコミックスにも収録されていた。しかし、1980年代後半から1990年代中盤にかけて雑誌メディアに蔓延した自主規制の風潮を受けて、1992年頃までの改訂で亀有警察署は全て葛飾警察署と書き改められたのを始め全ての「過激な台詞」が削除・改変された。台詞の改変は過激なものだけでなく、当時の時事ネタや作者の身内ネタも含まれている。
  • また、第3巻第7話「射殺命令!?の巻」が「テレビ出演の巻」にタイトル変更され、第4巻第1話の「派出所自慢の巻」に至っては欠番扱い(旧日本軍をブラックユーモアで風刺した話だった)になっている。第96巻「コンビニ天国!!の巻」では、大地震でもコンビニは開いているという設定だったが、直後に阪神大震災が発生したため、内容を水害に差し替えてコミックスに収録した。
  • 作者や当時のアシスタントが描き込んでいた背景のお遊びもほぼ消されている。細かい箇所まで含むと、改訂箇所は実に数千箇所以上におよぶ。
  • 上記の改変は、出版社の手によるものではなく、原作者自身の意思による修正である。「コミックスには時代背景の注釈をつけた上でオリジナル版を掲載して欲しい」との意見もあるが、具体的な企画はない。
  • しかし、一連の改訂により矛盾が生じた話もある。第2巻の第4話「タバコ屋の洋子ちゃん…の巻」は、昔の版では中川が両津に貸した拳銃は本物ということになっているが、現在ではオモチャであることになっている。しかし、これにより両津がその拳銃で中川を脅す場面が不自然になってしまっている(中川がオモチャだと主張したのは単なる出任せの可能性もあるが)。
  • 警察不祥事・犯罪については非常に慎重に避けられている。(痴漢冤罪などの冤罪を取り扱わないのはこのため。)また、不祥事に限らず、警察そのものへの批判につながりかねない題材は、両津個人の不始末として落ちを付けることが多い。
  • コミックス34巻の両津が禁煙するエピソードの中ほどでは、ほぼ1ページを用いて作者が喫煙者を激しく糾弾し、「今後いっさいこの漫画にタバコを出さない」という宣言をするシーンが登場していたが、現在では丸々削除されている。しかし、タバコを出さない宣言は守られている。

実在の事件や社会/時事問題