読み込み中...ことえりは、アップルのオペレーティングシステム、Mac OS、及びMac OS Xに組み込まれているインプットメソッド(かな漢字変換プログラム)。
ことえりの名の由来は、源氏物語の中の言葉、『文を書けど、おほどかに「言選り言葉を選ぶの意」をし』から来ている。前身は2.0変換と2.1変換。
「ことえり2」までは変換候補表示から文節長や変換対象の変更などといった操作がマウスで行えた。現在はその数こそ減ったもののまだいくつか残っている。
かつては辞書の収録単語が少なく、変換効率や使い勝手が悪かったが、Mac OS 8.5に搭載された「ことえり2.2」では早期からUnicodeに対応し、Mac OS X v10.0に搭載された「ことえり2.5」では1万数千文字以上が利用出来るようになっている。
変換効率についてはMac OS X v10.1に搭載された「ことえり3」で、はじめて形態素解析に基づくAI変換を採用。変換効率が格段に向上し、Mac OS X v10.2の「ことえり3」ではAdobe-Japan 1-5での異体字の入力に最も早く対応している。Mac OS X v10.3に搭載されている「ことえり4」では、Mac OS X上で競合するATOKやEGBRIDGEなどの製品とシェア争いを繰り広げられるほどになっている。
「ことえり4」以降での特徴的な機能としては「アイヌ語」の入力、モードの切り替え作業なしに話し言葉や「関西弁」の入力が出来る、また部品の共通な漢字の検索、関連文字への変換、MS-IMEに近いキーバインド も選択可能なことなどが挙げられ、便利な機能としては、アルファベットを誤ってかな入力していた場合に「英数」キーを二回押すことでアルファベットに変換できる。
現在のショートカットは、例えばひらがなに変換する時には、control+J、カタカナに変換する時には、control+K、などのショートカットが用意されていて(UNIXで一般的なWnnのキーバインド)、メニューにもそういう風にショートカットが記載されているが、古いことえりで使用されていたもの(ひらがな変換はoption+Z、カタカナ変換はoption+X、etc.)も使用することができる為、昔から使っていたユーザも違和感を覚えることなく使うことが可能である。
日本語の小文字入力は、例えば「ぁ」を入力する際はX+Aだが、MS-IME風のL+Aにすることもできる。
漢字Talk 7.1に付属する初代のことえりではイースター・エッグが存在する。「ことえりのさくしゃ」と入力し変換することで、宮武伸裕(ことえりチューナーの作者)、原 啓介(Font Patchin'の作者)、木田泰夫(現Apple Inc. International Text Group)、高野琢巳(へたダサヘルパーの作者)、と四人の開発者名が候補として表示されるようになっていた。他にも「ことえりのてすと」、「ことえりのなかま」、「ことえりのかんしゃ」、等で関係者個人名が表示される。
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