読み込み中...しゃもじ(杓文字)は、主に飯を炊飯器・おひつなどから食器にとりわけるために用いる道具。寿司飯に酢を混ぜ込んだり、混ぜご飯にかやくを混ぜ込む時などにも用いられる。
先端が楕円形に広がったへら状になった薄板で、材質は木や竹、合成樹脂などといった硬いがやや柔軟性のある素材で作られる。
日本の米(ジャポニカ米)の性質上、炊いた米(飯)は粘着性を持つためにしゃもじには米粒がくっつきやすく、寿司飯を作る場合等に作業の妨げになる。これがくっつかないようにするためにはあらかじめ木製のしゃもじを水につけておくなどの対策が有効である。
合成樹脂製のものでは、米粒がくっつきにくいしゃもじが発売されている。これは、へら部の表面に小さな突起を多数つけるという加工(エンボス加工)をすることにより、米粒との接触面積をできるだけ少なくし、粘着しづらくするという工夫がされたものである。
杓子のなかでも、滋賀県多賀大社がお守りとして出している杓子が、杓子を代表するもので「御多賀杓子」とよばれる。これが転じて「おたまじゃくし」・「おたま」になったとする説もある。ちなみに、カエルの子のおたまじゃくしの語源もここに由来する。
稲作の伝来と共に伝わったとみられ、弥生時代の遺跡からもしゃもじが出土している。
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