読み込み中...イエスの母マリア(-はは-、Maria Mother of Jesus)は、ナザレのイエス(イエス・キリスト)の母。
マタイによる福音書やルカによる福音書より、先に著述された『マルコによる福音書』では、イエスが30歳頃に洗礼者ヨハネからヨルダン川で洗礼を受けるところから書き始めている。もしも、イエスが聖霊によって受胎したという話が既にあったのならば、それを書かなかったということが『マルコによる福音書』の著者の信仰を示している。近年紀元後70年代に著述されたという説が強いが、その場合は、マタイやルカと10年〜20年しか隔たっていないことになる。
クルアーンの第19章「マルヤム」ではイエスの生誕物語が語られる(なお、クルアーン中の表記では「マリア」→「マルヤム」/「イエス」→「イーサー」となる)。新約聖書におけるより中東の風土を強く感じさせる描写となっている。なお3章にも平行する記述がある。
比較宗教学的見地としては、マリアのイメージに、さまざまな女神信仰が混淆(習合)して、聖母マリアのイメージが形成されてきたと考えられている。初期キリスト教時代には地中海地域で多くの信者を有していたアルテミス、イシス、キュベレーなどの信仰が聖母マリアに転嫁されたと考えられる。またケルト系の民族においてはケルト系の女神などが混淆し、西ヨーロッパのさまざまな民族においてもそれぞれの女神信仰がマリアのイメージと混淆したと考えられる。
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