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イワベンケイ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

イワベンケイは北海道、また本州中部以北、山の稜線の岩場などの厳しい環境で生育する。高さは30cm程度となる多年生草本。

生態

多様な形の多肉質の葉を持ち、6月〜8月の花季に黄緑色の花をつける。雌雄異株であり、雄株の花は黄色みが強く、雌株の花はやや赤みを帯び、秋に鮮やかな紅色の果実を作る。 ベンケイソウの一種でありCAM型光合成を行うため乾燥に強く、栄養に乏しく風当たりの強い、岩礫・砂礫地に生育することができる。

根茎は太くて長く、ハーブとして用いられることがある。乾燥するとバラのような芳香があるため「ローズルート」の名がある。

ハーブとしての薬理作用

イワベンケイ(ロディオラ・ロゼア)は気分を向上させたり、を軽減したりする効果があるといわれている。ロシアの調査によると、それは肉体的、精神的パフォーマンスを向上させ、疲労を減らし、高山病を改善することが示されている。

イワベンケイ(ロディオラ・ロゼア)の効果は、セロトニンドーパミンレベルを最適化し、また、β-エンドルフィンのようなオピオイドペプチドに影響を与えるためであると考えられている。この効果は、ニコチンのような中枢神経刺激薬と比べて、健康に深刻なダメージを与えることは少ない。このような効果を示す物質は、アダプトゲンと呼ばれる。

関連項目

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