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ガソリン携行缶

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

ガソリン携行缶(ガソリンけいこうかん)とは、ガソリンを持ち運ぶための金属製容器のこと。規格は消防法で定められている。ホームセンターカー用品店などで販売されている。市販品の多くは0.5〜20リットル程度の容量。

ガソリンをポリタンクに入れ運搬した際の事故や事件が続出したことから、行政指導によりガソリンスタンドでは携行缶以外へのガソリンの給油を事実上禁止している。ただし携行缶でもセルフ式による自己給油は行政指導により行なえず、必ずスタンドの店員に給油してもらうことになる。

外観

主に金属製で赤く塗装されているものが多く、付属品として給油口へつなぐ伸縮式のポリエチレン製のホースが付いている。

用途

注意点

  • セルフ式ガソリンスタンドでは給油する事ができない。(ハイオク・レギュラー・軽油) 
  • 給油・使用時には、火気や引火物のない環境で行わなければならない。
  • 運搬時は、直射日光や高温環境を避けなければならない。
  • ガソリンはマイナス40度以下でも気化する性質があるので、蓋をいきなり開けると内圧で吹き出す場合がある。
  • 気化したガソリンは爆発を招く事もあるので、使用後は缶を開けっ放しにしないこと。また、ホースをよく乾燥させるか洗浄する。
  • 缶の錆び、ゴミや水分の混入に気を付ける。
  • ガソリンの長期保管には向かない。

別名

なおミリタリーファンを中心に「ジェリ缶」と呼ばれることもあるが、これはドイツ軍の燃料携行缶を模倣したことに起因し、イギリス(または英語圏)でドイツ人男性を表すスラングジェリー」(Jerry)が冠されたのが由来といわれている。ジェリカンも参照。

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