グラフ作成ソフト(グラフさくせいソフト)は、コンピュータを使って数値データの統計処理やグラフの作成を行うためのアプリケーションソフトウェアである。ここでいうグラフとは、統計図表や関数のグラフである。
Microsoft Excelなど、一般的な表計算ソフトでもグラフ作成機能を備えているが、より専門的で様々な科学技術向けの統計処理やグラフ作成に特化したものをいう。また膨大な量の三次元データ(流体シミュレーションなど)を表示させるソフトは、データ可視化ソフトと呼ばれ、グラフ作成ソフトとは区別される。
商用グラフ作成ソフト
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Origin(OriginLab Corporation) - Windows系での標準的グラフソフト。科学技術分野でよく利用されている。極めて高機能であり、日本語版も存在する。より高機能なOriginProもある。
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IGOR Pro - もとはMac用。現在はWindows版も存在する。やや3Dグラフが弱いが、それを除けばOriginに匹敵する高機能ソフト。Mac系ではスタンダードといえるグラフソフト。独自の簡易言語を備える。またGPIBインターフェイスを通じた、測定装置との連動が可能。
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KaleidaGraph - 手頃な価格から、広く利用されているソフト。機能はOrigin, Igorにやや劣る。作成できるのは2Dグラフのみ。バグが少なく安定している。Mac版はMac OS XになってからEPSファイルの作成に別のソフトウェアを必要とするようになった。
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SigmaPlot - Windows用のソフト。洗練された画面と解りやすいインターフェイス、Microsoft Office(PowerPoint,Excel)との連携が特徴。ただし生成されるEPSファイルなどに、バグが少なからず目立つ。また日本語の扱いにも難がある。
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DeltaGraph - KaleidaGraph と同様、手頃な価格ゆえに広く利用されているソフト。こちらは少しながらも3Dグラフが作成できる。
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GSharp - 3Dプロットがあり、地図データの扱いに強い。
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FlexPro - 工学系で人気がある。
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KyPlot - もとはフリーソフトだったものが商品となったもの。Visual Basicで開発されており、動作がやや遅い。
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proFit - Mac用の安価なソフト。
フリーで利用できるグラフ作成ソフト
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Gnuplot - コマンド入力型の古典的なグラフ作成ソフト。あらかじめ様々な設定をしておき、それに基づいてデータファイルを表示していく作業スタイル。他のソフトと違い、ワークシートに対応する概念がない。名称にGNUを含むが、GNUプロジェクトの一部ではない。オープンソースであり、様々な環境に移植されている。
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NGraph - フリーソフト。WindowsやX11環境で動作する(ただし、Windowsの場合はシェアウェア)。
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KChart - KDE環境でのオフィスソフト(KOffice)の構成要素。
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SciGraphica - Originに似たソフトをUNIX上でフリーに作成しようというプロジェクト。2005年以降更新されていない。
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GMT - 主に地図を描画するためのコマンド群であるが、グラフも描ける。
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R言語 - グラフ作成など可視化機能に優れた統計解析環境。フリーウェアでマルチプラットフォーム対応。他統計ソフトやExcelのファイル取込やODBC接続も可能。最新のデータ解析手法を駆使でき、商業印刷水準の品質でグラフ出力も可能。変数名・関数名・コメント文のいずれも日本語対応。
関連項目