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グリモワール

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

グリモワール ( グリモワまたはグリモアとも) とは、フランス語呪文集を意味し、特にヨーロッパで流布した魔術書を指す。魔術書 または 魔導書(まじゅつしょ、まどうしょ、Grammar book)ともいう。

狭義では悪魔精霊天使などを呼び出して、願い事を叶えさせる手順、そのために必要な魔法円や護符などのデザインが記された書物を指すが、魔術や呪術神秘学などに関する知識、奥義を記した古文書書物全般のことを指す場合もある。

しばしば「グリモワールは中世のヨーロッパで書かれた」と言われるが、現存する写本の多くは17世紀以降の物で、本当に中世に書かれた物は例外的である。概ね近世に書かれた呪術書が権威付けの為に「中世、あるいは古代に記された原典を現代語訳したもの」と自称しているものと考えて良い。

『ソロモンの鍵』『ソロモンの小さな鍵』『黒い雌鳥』『ピラミッドの哲人』などが有名で、特に『黒い雌鳥』は、「エロイムエッサイム 我は求め訴えたり Eloim Essaim frugativi et appelavi」という呪文が「悪魔くん」や『魔界転生』などの作品に取り入れられるなど、日本でも有名。また、聖書外典の中にはグリモワールとされる書物(『エノク書』など)も存在する。

主なグリモワール

参考文献

  • K・フォン・プフェッテンバッハ 『封印された〈モーゼ書〉の秘密』 ISBN 4845405873
  • * (『モーゼの第六の書』『同第七の書』 の邦訳を収録)

関連項目

外部リンク

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