読み込み中...ゲームギア(GAME GEAR)とは、セガ・エンタープライゼス(現:セガ)が1990年10月6日に発売した携帯型ゲーム機。発売時の価格は19,800円。
ゲーム機としてのハードウェア性能は、解像度が低い事と発色数が多い事以外は同社のセガ・マークIIIと概ね同等。そのため、ラスタンサーガ、ミッキーマウスのキャッスルイリュージョン等、海外MASTER SYSTEM用のものをそのまま発売したソフトもある。
オプションのTVチューナーパックを使用して携帯テレビとして使用可能なこともセールスポイントだった。
発売当時、市場で先行していた任天堂のゲームボーイに対抗してカラー液晶を採用。テレビCMではイッセー尾形が「君のは白黒?」と語る間接的な比較広告が話題となった。
本機のカラー液晶は、といったデメリットがあった。当初『コラムス』などが発売されたが、これらの理由により幅広い支持は得られなかった。
市場が沈みかけた矢先に、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『ぷよぷよ』の移植などで持ち直す。また、希望小売価格を下げ、ソフト1本をセットにした「ゲームギア・プラス1」等を発売、カラーの携帯型ゲーム機としては手頃な価格になったことから一定の支持を得た。結果、普及台数の割には長期間といえる1996年12月まで、新作ゲームの供給は続けられた。1996年3月以降はHE事業部からトイ事業部に移管し、機器名称をキッズギア (KID'S GEAR)に変更。アニメ版バーチャファイターのキャラクターを配した本体や、『ドラえもん』、『怪盗セイント・テール』などのキャラクターゲームを発売するなど低年齢層に焦点を当てた販売戦略を取った。
しかし当時、携帯ゲーム機業界自体が低迷していたこともあり、ゲームギア自身の後継機は登場しなかった。海外ではNomadという名で携帯機版メガドライブが出ているが、日本では発売されなかった。
『ポケットモンスター』の爆発的人気により携帯ゲーム業界が息を吹き返すのは、ゲームギアが市場から殆んど消え去っていた、1997年以降のことである。
なお、正規の利用法ではないがファミコン用のACアダプタが同規格なのでそのまま流用できる。電池の持ちが良くないことからこれを利用したユーザもいたようだ。
| 名称 | 備考 |
|---|---|
| TVチューナーパック | アンテナ、ビデオ入力端子付き。発売時期により二種類あり、後期型はオートチューナー。 |
| ビッグウインドー | 拡大鏡。IIは画面の周囲を覆うため、屋外でのプレイ時に反射防止用としても役立った。 |
| 補助電源アクセサリー | それぞれゲームギアに電源を供給する。 |
| 対戦ケーブル | 二台のゲームギア本体の拡張端子同士を接続して、通信対戦を可能にする。 |