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ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

ゲゲゲの鬼太郎 激突!!異次元妖怪の大反乱』(げげげのきたろう げきとつ!!いじげんようかいのだいはんらん)は1986年12月20日に公開されたゲゲゲの鬼太郎第3期テレビシリーズの映画の第4作で最終作。配給は東映。上映時間は48分。カラー、ワイド。

解説

1968年週刊少年マガジンに連載された「朧車」を原作に武上純希がシナリオ化。

研修生でテレビシリーズの監督補佐・芝田浩樹監督がアニメーション化。又、新人研修生の新岡浩美が初作画監督に挑戦した大迫力のバトルに意外性を盛り込んだ見所満載の自信作。

原作には脇役に過ぎなかったカロリーヌを可憐な美少女に変更し、ねずみ男との心の交流が感動的に描かれており、いつにないねずみ男の優しさに、思わず暖かい拍手を送りたくなってしまう。さらに水木しげるとその妻、武良布枝さんがゲスト出演するのも異色作である本作の見所。

ストーリー

季節はもう冬だと言うのに台風日本に接近してくる。鬼太郎はおかしいと思い調べようとするも目玉親父が人間の今後の気象情報を聞いても遅くはないと言われしばらく様子を見ることにした。だが貨物船が台風の中で謎の妖怪皇帝率いる妖怪集団に襲われ事件は急展開!海へ出た鬼太郎たちは台風から巨大な妖気を感じ、目玉親父はこれは台風自体は普通の暴風雨ではなく1000年に一度世界中の妖気が集まってできる怪気象ではないかと確信した

怪気象はあらゆる不可思議な存在を現実化してしまう。鬼太郎たちはすぐさま東京都民を避難させようとするも誰一人として相手にする者はいなかった。おまけに東京を騒がせた罪で警察に追われる羽目に、間一髪漫画家の水木しげるに保護される。

怪気象はついに東京に上陸!一方のねずみ男はいつもの商売をしており怪我まみれにそこにユメコが居合わせどこか遠くの場所に避難するも妖怪皇帝の配下、妖怪総理大臣・ぐわごぜ率いる異次元妖怪集団に襲われる。逃げ場所の。東京メトロ丸ノ内線に身を隠したねずみ男と夢子はカロリーヌという女の子を助ける。そして鬼太郎たちと共に水木の家に避難したが、ぐわごぜは笑みを崩さない。

一方日本政府は高僧チンポを呼んでこの現象は何か調べてほしいと依頼する。チンポの答えも鬼太郎たちと同様怪気象だと言う。首相自衛隊に攻撃命令を下した。一方水木の家ではねずみ男とカロリーヌが友好関係を築きつつあった。次第に2人はお互いのことが好きになってしまう。その頃、鬼太郎たちも何とか怪気象から逃れて安堵のため息をついていた。ところがテレビをつけると画面に妖怪皇帝が現れ、日本を自らの支配のもと妖怪天国にすると宣言しその邪魔者はゲゲゲの鬼太郎だと発言する。その時、配下の妖怪たちが鬼太郎たちを襲撃!なぜ奴らにここがバレたか疑いつつ鬼太郎たちは奴らを次々と撃退するも白うねりにカロリーヌを誘拐されてしまった。

ねずみ男に責められる鬼太郎。だがその時、水木に言われてテレビを見るとぐわごぜから鬼太郎宛に脅迫状が届いた。「カロリーヌを返してほしければ国会議事堂にこい」と、鬼太郎が国会議事堂へ向かう一方目玉親父と一反木綿は仲間を呼びに行こうとするも怪気象からなかなか出られず地下を使うことにした。一方怪気象の外では自衛隊による攻撃が始まったが怪気象に戦車の攻撃はビクともしない。怒りに燃えた首相は大型ミサイルの使用を決行した。これを地下で聞いた目玉親父と一反木綿は1時間以内に解決しないと大変なことになるという一身で大急ぎで仲間を呼びに行った。

国会議事堂ではぐわごぜが大勢の仲間を連れて鬼太郎を待ち伏せていた。激怒の鬼太郎は襲い掛かってくる妖怪たちを次々と撃退。さらにぬりかべも加わり残るはぐわごぜだけ、その時朧車が現れ目から発する怪光線でぬりかべは石になり、よけまくる鬼太郎もくわこぜに隙を付かれ石にされてしまった。大勝利の温度を踊る妖怪皇帝軍団。一方ゲゲゲの森に着いた目玉親父と一反木綿は妖怪発明家・夜行さんの家へ向かった。そこには砂かけ婆と子なき爺もいた。彼らはここで救出作戦を練っていたのだ。いい仲間をもったと嬉し泣きする目玉親父、彼らは妖怪戦車に乗って急ぎ国会議事堂へ向かった。そして政府のミサイルの準備は終了し遂にスイッチが入ってしまった。残りあと30分。

その頃やっけになっているねずみ男は1人地下を利用して国会議事堂の中に潜入した。無事何とかカロリーヌを救出する。カロリーヌから鬼太郎を助ける方法を知っていると聞き国会議事堂の地下へ向かった。地下には朧車がいた、そうこの朧車が怪気象の原因だったのだ。その朧車の涙をかければ元に戻ると、しかしなぜカロリーヌはこんなことを知っているのかと不思議に思うねずみ男を見て、彼女はねずみ男に謝った。なんとカロリーヌはぐわごぜの娘だったのだ。妖怪皇帝軍団に鬼太郎の居場所がバレたのは彼女のペンダント発信機が内蔵されていたからであった。カロリーヌは父親に鬼太郎と遊んできなさいと言われ近づいただけだった。まさかそれが鬼太郎を陥れる罠だとは彼女も思ってもみなかった。でもねずみ男はそんな彼女を許した。そして作戦は決行され何とか朧車の涙をとるもカロリーヌは朧車に轢かれてしまった。何とか部屋を脱出した2人、しかしカロリーヌは意識が遠のく中、最後にこういった「パパを許して、もし生まれ変わったら自分をねずみ男のお嫁さんになりたい。」と言い残し彼女は息を引き取った。大泣きのねずみ男、そして見る見るうちに彼女の遺体は光の粒子に変わっていった。ねずみ男の怒りは大爆発し、

外に出て妖怪たちを次々と殴り倒した。そしてぐわごぜに娘の死を伝えた。それを妖怪皇帝に伝えたら妖怪皇帝の本来の目的を知り愕然し、さらに娘の最後の言葉を聞き大泣きした。ねずみ男はカロリーヌの命を込めて手に入れた朧車の涙を鬼太郎とぬりかべに投げつけ2人を元に戻すことに成功した。ねずみ男から怪気象の原因を聞いた鬼太郎は再び戦いを再開した。だが異次元妖怪も負け図じまいと総攻撃を繰り出した。これだけの妖怪たちに鬼太郎とねずみ男、ぬりかべだけでは歯が立たない。

だがその時、地下から妖怪戦車に乗った目玉親父たちが現れ鬼太郎たちの反撃が始まった。妖怪戦車の砲撃によって異次元妖怪たちは次々と吸い込まれていくが、1人妖怪皇帝は辻神に乗って国会議事堂の上に逃げるも鬼太郎も一反木綿に乗りその後を追い今ここに最後の決戦の火蓋がきっておろされた。両者は共に互角、その時カロリーヌを失ったぐわごぜが妖怪皇帝に攻撃するも返り討ちにあい死んでしまった。妖怪皇帝は鬼太郎にぐわごぜに代わって妖怪総理大臣してやる一緒に妖怪天国を創ろうと誘うも、鬼太郎の怒りは大爆発し妖怪皇帝の仮面を叩き壊した。その正体はなんとぬらりひょんだった。

ぬらりひょんをやつけた鬼太郎は地下に向かった後1分で自衛隊の大型ミサイルが発射され国会議事堂周辺は一瞬にして更地になってしまう。急ぐ鬼太郎、果たして首都・東京の運命はいかに!?

スタッフ

キャスト

カロリーヌ役は監督の芝田浩樹の「本物の子供を」との意向により、当時11歳だった藤枝が起用された。(劇場版DVDボックスインタビューより)

主題歌

オープニングテーマ

エンディングテーマ

  • * おばけがイクゾー
  • ** 作詞・作曲:吉幾三 編曲:野村豊 歌:吉幾三

同時上映

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