読み込み中...ゲフィオン (Gefion) は、北欧神話に登場するアース神族の女神の一人である。同じ神話に出てくる愛の女神フレイヤの別名「ゲヴン」と名前が似ているためか、二人はしばしば同一視されている。
『古エッダ』の『ロキの口論』第21節においては、アース神族の主神オーディンから、人間の運命をすべて知っている女神と言われている。
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』の冒頭には、ギュルヴィ王から「4頭の牛が一昼夜で鋤いた土地を与える」と持ちかけられたゲフィオンが、自身が巨人男性との間にもうけた息子(巨大な4頭の牛)に大地を鋤かせて、大量の土砂を海に運び、島を作ったことが書かれている。その島が現在のデンマークのシェラン島(首都コペンハーゲンがある)、えぐられて湖となったのがスウェーデンのメーラレン湖であるといわれている。
『ユングリング家のサガ』によると、彼女がギュルヴィ王を訪ねたのは、オーディンの命令を受けて土地を探しにいったためだとされている。
『ギュルヴィたぶらかし』35章では十数名の女神が列挙されるが、ゲフィオンは4番目に挙げられている(フレイヤは6番目)。それによると、彼女は処女神であり、処女のまま死んだ女性は彼女の元に行くという。
『ロキの口論』第19〜20節では、ロキの暴言を諫めようとしたが、首飾りをくれた男性と性交渉をもったことを暴露されてしまう。