コードネーム (code name) は、元の意味はある特定の事物もしくは人物を指すのに仲間内等の限定した範囲でのみ判るように、その対象につけた別の名前のこと。暗号名(あんごうめい)、秘匿名(ひとくめい)とも言う。マルゲリータ・G・ツェーレに対するマタ・ハリ、ルドルフ・I・アベル大佐に対する「マーク」のように主としてスパイによる擬装として用いられる。
開発中の製品等に社内、グループ内でのみ統一した呼称としてコードネームを使用することは、過去より行われてきたことである。近年、このコードネームがマイクロソフトのWindowsや、インテル・AMDのCPU等の開発途中の名称として一般にも公開されるようになったため、従来の機密保持を目的としたコードネームの意味合いとは違ってきている。
開発中の製品のコードネーム
CPU
インテル
同一ブランド間のマイナーチェンジを区別するためにユーザー側でも積極的に使用される一例でもある。
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Pentium - P5, P54C, P54CS, P55C 等
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Pentium II - Klamath, Deschutes 等
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Pentium III - Katmai, Coppermine, Tualatin 等
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Pentium 4 - Willamette, Northwood, Prescott 等
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Pentium M - Banias, Dothan 等
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Core, Core 2 - Yonah, Merom, Conroe, KentsField 等
AMD
OS
Microsoft Windows
16ビットのWindows
Windows 9x系
Windows NT
Windows NT 5.x以降
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Windows 2000 - (Cairo, NT 5.0)
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* Windows 2000 Service Pack 1 - Asteroid
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(Windows 2000 の後継) - Odyssey → Whistler へ
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Windows XP - Whistler
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* Windows XP Tablet PC Edition - Lone Star
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* Windows XP Media Center Edition - eHome
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* Windows XP Media Center Edition 2003 - Freestyle
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* Windows XP Media Center Edition 2004 - Harmony
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* Windows XP Media Center Edition 2005 - Symphony
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** Windows XP Media Center Edition 2005 Update Rollup 2 - Emerald
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* Windows XP Service Pack 1 - Trainyard
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* Windows XP Service Pack 2 - Springboard
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* Windows Fundamentals for Legacy PCs - Eiger
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Windows Server 2003 - Whistler Server
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Windows Home Server - Quattro
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Windows Vista - Longhorn
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Windows Server 2008 - Windows Server Longhorn
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Windows Vista Service Pack 1 - Fiji
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(次期OS) - Windows 7 (旧称:Vienna, Blackcomb)
Mac OS X
コードネームがそのまま製品ブランドとしても用いられる。
その他OS
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OS/2(コードネームがそのまま製品名に使用された)
自動車
自動車メーカー各社は、正式な社名・形式が決定するまでの間、便宜的に社内呼称を用いる。
日本ではマツダ・RX-7が有名である。海外ではポルシェ・911が第何世代目であるかを示すために開発時のコードネームが通称としてファンの間でも通用している。メルセデス・ベンツ(セダン型はWで始まることが多い)やBMW(Eで始まることが多い)も知る人ぞ知るところである。
ゲーム機
任天堂では製品型番が開発コードネームに由来している。
題名
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プロジェクトA - 香港ではプロットが製作された段階ですぐにパクリが作られる例が度々あり、この作品も当初はこのコードネームで呼ばれていたが、正式な題名になってしまったという。
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長澤まさみ タイトル未定(仮) - 未だに正式タイトルが決まっていない。
軍事でのコードネーム
作戦
作戦等の著名なコードネームには次のようなものがある。
部隊
作戦中の部隊やユニットには、秘匿および交信の円滑化のためにコードネームが付けられる。世界初の女性宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワのコードネーム「チャイカ(カモメ)」などが有名である。
敵の兵器
敵国や仮想敵国に対しては、兵器の正式名称などを秘匿することがある。また公開されていても、馴染みのない外国語での名称は情報交換において支障となることもある。こうした理由で、兵器には敵によるコードネームが付けられることがある。
情報が不足しているため、兵器種の同定には誤りがあることも少なくない。
太平洋戦争でのアメリカ軍による日本軍航空機に対するコードネーム、冷戦でのNATOによるソ連軍の兵器全般に対するコードネームが有名である。
短期間使われるコードネーム
戦時や準戦時には、作戦、地名、部隊、要人などあらゆるものにコードネームが付けられる。それらは短期間つかわれたのち破棄され、別のものに交換される。
近代になって使いやすい換字式暗号が発展してからも、コードネームは暗号と併用されることが多い。
第二次世界大戦の連合軍のコードネームは、イギリスGC&CS(のちのGCHQ)の作ったランダムな単語リストを元に、陸軍省のISSB (The Inter-Services Security Board) が決定した。なお、日本軍航空機へのコードネームはこれとは別システムである。
外部リンク