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コクタン

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

コクタン(黒檀、学名:Diospyros ebenum)は、カキノキ科カキノキ属の熱帯性常緑高木。別名、エボニー黒木

原産地はインド南部からスリランカで、ほかの熱帯地方にも植樹されているが、あまり生育はよくない。

形態

樹高25m、幹の直径1m以上になるが、生育がきわめて遅い。幹は平滑で黒褐色である。葉は長さ6-15cmの長円形、平滑でやや薄いが革質で光沢がある。花は雌雄同株で、雄花は数個から十数個まとまり、雌花は単生する。果実は直径2cmくらいで、カキの実を小さくしたような感じである。

材および利用

材質は緻密で心材の部分が黒く、細工用の木材として、家具仏壇建材楽器などに使用される。特にピアノ黒鍵チェスの駒などに用いられていたが、乱伐が進んでいる上生育が遅いため、現在ではかなり希少品になっている。

Image:Sculpture ebene.jpg|コクタンを使用した彫刻 Image:Chess set 4o06.jpg|チェスセット。黒い駒がコクタン材

参考文献

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