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コケ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
Wikipedia画像へのリンク(樹木に生えた身近な苔 - コケ植物蘚類苔類地衣類がまじる)

(こけ)とは、生物学的には蘚苔類のことをさす。

しかし、日常用語にて「コケ」は、植物である蘚苔類のほかに、菌類藻類の共生体である「地衣類」を指す。その他、一部のごく小型の維管束植物や藻類もコケと呼ばれる場合がある。地域によっては,キノコの類をコケと呼ぶことがある。

漢字では蘚はセン類を、苔はタイ類をさすが、一般的には両者を区別せずに、まとめて苔の字を使っていることが多い。要するに地表や岩の上にはいつくばるように成長し、広がるような植物的なものをまとめてこう呼ぶ。食用の苔もある。

日本においては、苔は日本庭園盆栽で利用されるほか、日本の国歌・君が代で歌われるなど、馴染み深いものである。

京都市には地面一面に苔をはやした西芳寺 (通称:苔寺)という寺がある。

また、コケは岩や地表が長く放置されたときに生え、耕すなどの攪乱が行われていると育たない、との認識がある。例えば「苔むす」という言葉はその状態が長く続いてきたことを示す。これは善悪両面の取り方があり、「転石苔むさず」は、「腰を落ち着けて長く一つのことを続けないと成果は上がらない」の意味に取るのが普通であるが、ときに「活動を続けている人は古びない」という意味に使われる。英語ではA Rolling Stone gathers No Mossで、イギリスでは前者の意味で使うが、アメリカでは後者の意味に使う由。

生物の名称として

小型な植物は往々にしてコケの名を持つ。 蘚苔類は当然であるが、地衣類の和名も「○○ゴケ」を使う。それ以外のものでは以下のような例がある。 また、動物でも基質上を這うような固着性のものにコケの名を持つ例がある。

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