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コマンド (競走馬)

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

コマンド1898年 - 1905年)は、1900年代初頭に活躍したアメリカ合衆国競走馬種牡馬である。ベルモントステークス等に勝ち、僅かな産駒ながらアメリカチャンピオンサイアーにもなった。

コマンドは9戦7勝の優れたスピード馬で、父ドミノが残した僅かな産駒の1頭。2歳時は全て6ハロン戦を6戦して5勝、敗れたメイトロンステークスは騎手飲酒運転による。3歳時はベルモントステークス、カーターステークスに勝ったものの、ローレンスリアライゼーションステークス故障で2着に敗れそのまま引退に追い込まれた。

引退後はカースルトン牧場で種牡馬となったが、怪我をした足から破傷風を患い父と同じく夭逝した。まだ7歳であった。残した産駒は4世代僅か27頭。しかしこの中からコリン、ピーターパン、ケルトらが活躍し、1907年にはアメリカチャンピオンサイアーにまでなった。産駒27頭中出走馬は19頭、そのうち勝ち馬は16頭、ステークスウィナーは10頭。驚異的な質の高さだった。未出走のアルティマスも種牡馬として成功した。

父系は一時ピーターパン、アルティマスを通じ繁栄したが、それらは後に勢力を失い。現在では種牡馬としてはそれほど成功できなかった最強産駒コリンの父系が現在に残っている。

1956年、息子コリン、ピーターパンと共にアメリカ競馬殿堂馬に選出。

コマンドは現在カースルトン牧場に眠っている。

産駒

  • コリン(Colin) - ベルモントステークス、フュチュリティステークス、シャンペンステークス等15戦不敗
  • ピーターパン I(Peter Pan I) - ベルモントステークス、ホープフルステークス等17戦10勝
  • ケルト(Celt) - ブルックリンハンデキャップ等4戦3勝、唯一の敗戦はコリンに対してのもの
  • Kuroki、Superman、Mentha、Zambesi、Restigouche、Peter Quince、Transvaal - その他のステークスウィナー
  • Oyama、Oasis、Sahara、Punky、Slippery、Commida - その他の勝ち馬
  • アルティマス(Ultimus) - 米チャンピオンサイアーになったハイタイムの父。アルティマス、ハイタイムは2代続けての超近親交配馬で、共に非常に強いドミノインブリードを持つ(それぞれDomino2×2、Domino3.3×2、近交係数25%、血量にして50%)。
  • 他に未勝利馬が3頭、未出走馬が7頭いる。

血統表

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