読み込み中...

サクラソウ科

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

サクラソウ科 (Primulaceae) は北半球暖帯から寒帯を中心に広く分布する被子植物である。世界に28約1000があり、日本には9属37種が分布する。

分類・形態・分布

ほとんどが一年草多年草で、まれに茎の基部が宿存し小低木状になる。多くの種が、葉のない直立した茎の先端にきれいな花をつける。通常、根茎塊根がある。は単葉で、通常対生または輪生し、しばしば多細胞の関節毛または粉状物を有する。は合弁が多く、大部分は放射相称で、通常5数性。5本のおしべ花弁と対生し、通常、花筒につく。子房は1室で上位ときに中位。中央に直立する胎座(中軸胎座)に多くの胚珠がつく。果実は蒴果で、種子には胚乳がある。

特殊な胎座の形態からナデシコ目に類縁があるとも考えられた。また最近の研究によればヤブコウジ科にやや近縁とされ、APG植物分類体系ではシクラメンなどはヤブコウジ科に移されている (Kallersjo et al. 2000)。

  • Androsace トチナイソウ属
  • Bryocarpum
  • Cortusa サクラソウモドキ属
  • Dionysia
  • Dodecatheon
  • Douglasia
  • Hottonia
  • Kaufmannia
  • Omphalogramma
  • Pomatosace
  • Primula サクラソウ属サクラソウプリムラ
  • Soldanella イワカガミダマシ属
  • Stimpsonia ホザキザクラ属
  • Vitaliana
以下の属は従来の分類ではサクラソウ科に含められているが、APG植物分類体系ではヤブコウジ科に含めている。 また、
  • Samolus ハイハマボッス属

はAPG植物分類体系ではテオフラスタ科に含めている。

利用

鑑賞植物として人気のあるものも多い。サクラソウ属のサクラソウは、日本産の野草で、古くから栽培され、多数の品種が伝えられる。同じ仲間をヨーロッパで園芸化した品種群をプリムラ (Primula) とよび、花形と花色が多彩で約300の品種がある。公園によく植えられるが、一般の庭でも栽培される。他にクリンソウのように栽培されているものも多く、野外では採集圧によって減少しているものが多い。シクラメンは晩秋から早春の花で、形の面白さから、室内で栽培される。
Wikipedia画像へのリンク(オカトラノオ)

参考文献

  • Kallersjo, M., G. Bergqvist & A. A. Anderberg. 2000. Generic realignment in primuloid families of the Ericales s. l.: a phylogenetic analysis based on DNA sequences from three chloroplast genes and morphology. Amer. J. Bot. 87: 1325-1341.

外部リンク

 読み込み中...

ブログレシピコミュニティお小遣いふくびき壁紙写真

Copyright(C)2008 GMO Media, Inc. All Rights Reserved.