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ザ・ヴァーヴ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

ザ・ヴァーヴ (英語: The Verve) は英国ロックバンド

1997年発表の3rdアルバム『アーバン・ヒムス』は90年代の英国ロックシーンに残る名盤の1枚として評価されている。セールス的にも14週連続で全英チャートの1位を独占し、全世界で700万枚を売り上げる大ヒットを記録しており、オアシスのギャラガー兄弟やコールドプレイクリス・マーティンはベスト・トラックとして同アルバムの名をたびたび挙げている。

概要

1989年の結成当初はヴァーヴ (Verve) と名乗っていたが、アメリカジャズ・レーベルのヴァーヴ・レコードがネーミングの権利を主張したためにザ・ヴァーヴに改名した。1993年、1stアルバム『ア・ストーム・イン・ヘヴン』 (A Storm in Heaven) 発表。初期にはシューゲイザー、スペースロックの影響も伺える。そして1995年、2ndアルバム『ノーザン・ソウル』 (A Northern Soul) 発表。その後、メンバー間に確執が生まれ解散するが、徐々に信頼関係を回復させたバンドは活動を再開。1997年に3rdアルバム『アーバン・ヒムス』 (Urban Hymns) を発表する。だが、1998年にニックが脱退してしまい、またも微妙な関係となったメンバー達は1999年に再度解散を宣言。その活動に幕を下ろした。解散後、ボーカルのリチャードはソロとして活動している。

2007年にサイモン・トングを除く4人で再結成し、4枚目となるアルバムのレコーディングに入っていることが公式サイト上で発表され、翌2008年サマーソニックゼロエイトにおいてはヘッドライナーで出演した。意外にもこれが初の日本公演となった。

「ビター・スウィート・シンフォニー」について

『アーバン・ヒムス』からのリード・シングルとして発表され、今なお名曲との評判が高い「ビター・スウィート・シンフォニー」 (Bitter Sweet Symphony) だが、この楽曲で奏でられるストリングスによる印象的な旋律は、元々ローリング・ストーンズの「ラスト・タイム」 (The Last Time) を、アンドリュー・オールドハムがオーケストレーションしたものである。

これを無断でサンプリングしたとして、ストーンズ側のレコード会社に著作権問題で告訴されて以降、この楽曲のクレジットは「Jagger/Richards」に変更されている。

オアシスとの関係

オアシスのギャラガー兄弟とリチャードは仲が良く、ザ・ヴァーヴの「ヒストリー」 (History) という曲ではノエル・ギャラガーが手拍子で参加している。

またオアシスの「キャスト・ノー・シャドウ」 (Cast No Shadow) (2ndアルバム『モーニング・グローリー』に収録)は、当時活動休止中だったリチャードに向けられたものである。リチャードがソロとなった現在でも交流は続いており、リチャードは「この国が生んだ最高のロック・スター」と「カモン・ピープル(ウィアー・メイキング・イット・ナウ)」 (C'mon People (We're Making It Now)) をリアム・ギャラガーに捧げた。兄のノエル・ギャラガーは「ビター・スウィート・シンフォニー」をステージで演奏したこともある。

メンバー

現メンバー

旧メンバー

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

発売年 タイトル チャート
1993年 ア・ストーム・イン・ヘヴン
27
?
?
1995年 ア・ノーザン・ソウル
13
?
?
1997年 アーバン・ヒムス
1
11
23
2008年 FORTH〜再生
1
10
23

日本公演

外部リンク

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