読み込み中...小劇場 渋谷ジァン・ジァン(しょうげきじょうしぶやじぁんじぁん)は、東京・渋谷の山手教会地下に1969年から2000年まで存在した、収容観客数200人未満の典型的な前衛小劇場である。
内部は大変狭く、舞台の左右に観客席があるという変則的なスタイルが特徴で、文字通り「アンダーグラウンド」に、前衛舞台芸術の発信地として機能してきた。
中村伸郎の一人芝居『授業』、淡谷のり子や美輪明宏のライブ、永六輔のトークなど、断続的公演ながら長期にわたっての人気を得たプログラムが多数あった。人気のあるプログラムでは、開場の数時間前から地下に続く階段に座り込んで待ち、座席を確保しようとする客も少なくなかった。
1980年代まで、同じ山手教会地下には隣接して安部公房スタジオがあった。近隣には西武劇場(現・PARCO劇場)を擁する渋谷パルコがあり、その先には渋谷公会堂、NHKホールがある。西武流通グループ(のちのセゾングループ)のイメージ戦略にも支えられて、ジァン・ジァンのある渋谷公園通り一帯が先端文化の発信地としての役割を担っていたと言える。しかし、時代の変化や経済的な不況など様々な要因が重なり、ジァン・ジァンは2000年に惜しまれながらも閉鎖された。
現在は代官山より移転したライブハウス・公園通りクラシックス(移転前の名称は代官山クラシックス)がその跡に入っている。
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