読み込み中...長野原支店(ながのはらしてん)は、群馬県吾妻郡長野原町にあるJRバス関東の営業所である。
1935年に「鉄道線の先行」という使命を持つ省営バス吾妻線として、渋川〜真田間・上州大津〜上州草津間を開業したのが始まりである。その後、国鉄長野原線(現:吾妻線)の開業と共に、その使命は「鉄道線の培養」という使命に変わっていった。
沿線に日本有数の温泉場である草津温泉があり、観光客の利用が多い志賀草津高原線を担当していることもあり、国鉄バスでは数少ない黒字営業所であった。鉄道と完全並行の渋川線は全廃となり、他の路線についても短縮や他社への移管などが行われた現在でも、草津温泉への観光客輸送における鉄道とバスの連携体制は際立っており(詳細は当該項目を参照)、「鉄道線の培養」という使命は些かも失われていないといえる。
長野原支店の路線車は、大半が高速バス車両の格下げ車であり、一般路線車においてもリクライニングシートのハイデッカー車が主体で、特に大型車は全てハイデッカー車である。東名ハイウェイバスで使用していた強馬力仕様の三菱エアロバス(U-MS821P)をはじめとして、ハイデッカー高速車ばかりが一般路線に運用されている光景は、他の観光地のバス路線でもなかなか見られない。路線に転用された車輌でWC付の車両については、経年車についてはWC閉鎖、車齢の若い車はWCをリサイクル利用することから撤去して座席を増設してある。また、2000年に一般路線車として新車で導入された車両も、ハイデッカーのエアロバス(KL-MS85KS)である。中型車は少数が在籍するのみで、自治体からの受託によるスクールバス運用や、花敷線に使用されることが多い。
高速車は、「上州名湯めぐり号」用にいすゞガーラが在籍しており、Gシートを装備した車両については、東京支店への管理委託扱いとなっていた車両も含めた全車両が当支店の所属となっている。2000年頃には三菱エアロバス(KC-MS86MP)が高速車として配置されたが、一部の車両は4年ほどで一般路線車に格下げとなっている。また、Gシート車両への置き換え過程で比較的若い車両が東京支店や土浦支店、水戸支店などに移籍している。
この他に、三菱ローザ改造のボンネットバス2台を含む小型車3台が草津町循環バス用に、マイクロバス3台がスクールバス用に在籍しているほか、大型貸切車は7台が在籍している。
なお、他の支店からの転入や格下げ車が多いものの、平均車齢はさほど高くない。
国鉄バス時代は、十和田方式(十和田北線の当該記述を参照)により、1シーズン後に配置するという「広域流用」が行われていた。長野原営業所管内の路線も観光路線であることから、当営業所に配置されてから他の営業所へ転出するケースがみられた。
車両仕様としてはトップドアで高出力の車(メーカーで見ると、高出力型のいすゞ車・日野車が多く配備されていた)が多く在籍し、ハイバックシート・リクライニングシートを装備した車両も多かった。一般路線用の車輌では山岳路線や勾配が多い管内の地形において力不足になることがあったことによる。前中扉の車両も在籍したことがあったが、渋川営業所(旧:渋川支所)配置の車両を除いて、あまり長い期間は使用されずに転出していた(高出力型の2扉車が配備されたことがあったが、例外的に長野原を離れることなく使用された例もある)。長野原では現在に至るまで「2扉車は短命」という傾向がある。
JRバスになってからは常磐道・東関道方面の高速バスから転用されることが多くなった。それらの車両の中で特筆すべきものは、夜行高速バスの車両を転用し、1994年に登場した「イエローバス」である。この車両については志賀草津高原線#イエローバスを参照のこと。
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