読み込み中...

ジェイアールバス関東長野原支店

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
Wikipedia画像へのリンク(長野原支店。観光仕様の車両が並んでいるが、半分は路線車である)
Wikipedia画像へのリンク(長野原支店担当の高速バス「上州名湯めぐり号」 H651-04420)
Wikipedia画像へのリンク(長野原支店の一般路線(花敷線) H644-86415)
Wikipedia画像へのリンク(長野原支店が運行していた一般路線「鹿沢線(2007年3月末日廃止)」 H447-94417)

長野原支店(ながのはらしてん)は、群馬県吾妻郡長野原町にあるJRバス関東の営業所である。

所在地

  • 群馬県吾妻郡長野原町大字長野原44-1
  • * 最寄のバス停
  • *: 長野原役場前(志賀草津高原線

概要

1935年に「鉄道線の先行」という使命を持つ省営バス吾妻線として、渋川〜真田間・上州大津〜上州草津間を開業したのが始まりである。その後、国鉄長野原線(現:吾妻線)の開業と共に、その使命は「鉄道線の培養」という使命に変わっていった。

沿線に日本有数の温泉場である草津温泉があり、観光客の利用が多い志賀草津高原線を担当していることもあり、国鉄バスでは数少ない黒字営業所であった。鉄道と完全並行の渋川線は全廃となり、他の路線についても短縮や他社への移管などが行われた現在でも、草津温泉への観光客輸送における鉄道とバスの連携体制は際立っており(詳細は当該項目を参照)、「鉄道線の培養」という使命は些かも失われていないといえる。

沿革

  • 1935年12月11日 - 省営バス吾妻線として、渋川〜真田間・上州大津〜草津温泉間を開業。これに伴い渋川自動車所開設。長野原支所、真田支所が置かれた。
  • 1936年9月1日 - 自動車所を自動車区に改称。
  • 1946年4月15日 - 菅平口〜菅平間を開業。
  • 1949年1月30日 - 鹿沢菅平線の枝線部分、干俣口〜中央干俣間を開業(1960年代に入り、中央干俣〜仁田沢間延伸)。
  • 1950年2月20日 - 渋川自動車区を長野原に移転し長野原自動車区と改称、渋川支区を開設。
  • 1950年4月1日 - 日本国有鉄道長野原自動車営業所に改称。
  • 1955年12月15日 - 花敷線として長野原〜野反峠間を開業。
  • 1957年6月1日 - 鹿沢菅平線、新鹿沢温泉〜鹿沢温泉間延伸開業
  • 1958年7月1日 - 花敷線の野反峠〜野反湖間を延伸
  • 1960年6月1日 - 真田〜上田間を開業。
  • 1966年6月20日 - 志賀草津高原線の草津温泉〜湯田中間を開業。
  • 1972年7月1日 - 浅間白根火山線として白根火山〜中軽井沢間を開業。
  • 1984年 - 鹿沢菅平線の支線部分、上の貝〜バラギ湖・東海大学研修センター間を延伸。
  • 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道関東自動車事業部長野原自動車営業所に改称。
  • 1988年4月1日 - バス部門分割子会社化により、ジェイアールバス関東長野原営業所に改称。
  • 1989年 - 組織改編により、真田支所(真田営業所)が小諸支店の管轄となる。
  • 1997年10月1日 - 長野新幹線の開業を受けて、浅間白根火山線の中軽井沢〜軽井沢駅間を延伸。
  • 1999年 - 草津温泉〜新宿駅間の高速バス「上州名湯めぐり号」の運行開始。
  • 2001年10月 - 草軽線(草津温泉〜北軽井沢〜白糸の滝〜軽井沢駅)を開業。
  • 草軽交通と共同運行、停留所も共有した。
  • 2004年7月1日 - 草津温泉〜名古屋駅間の高速バス「スパライナー草津号」の運行開始。
  • 2004年11月3日 - 浅間白根火山線を廃止。
  • 2004年11月30日 - 草軽線を廃止。
  • 2005年 渋川営業所(旧:渋川支所)を閉所。
  • 2007年3月31日 - 鹿沢線を廃止。
  • 2007年9月30日 - 草津温泉〜名古屋駅間の高速バス「スパライナー草津号」を廃止。

現在の所管路線

高速路線

一般路線

系統詳細は当該項目を参照。

過去の路線

廃止路線

Wikipedia画像へのリンク(草軽交通と共同運行していた「草軽線」 H648-87434)
Wikipedia画像へのリンク(浅間白根火山線の最終日。浅間山の直下をゆくH644-86432)

かつて担当していた路線


車両

Wikipedia画像へのリンク(新車で導入した路線車もハイデッカー H644-00434)
Wikipedia画像へのリンク(夜行高速バスの車両を転用した「イエローバス」S671-87401)
Wikipedia画像へのリンク(行政からの受託運行によるスクールバス M134-04007)

長野原支店の路線車は、大半が高速バス車両の格下げ車であり、一般路線車においてもリクライニングシートのハイデッカー車が主体で、特に大型車は全てハイデッカー車である。東名ハイウェイバスで使用していた強馬力仕様の三菱エアロバス(U-MS821P)をはじめとして、ハイデッカー高速車ばかりが一般路線に運用されている光景は、他の観光地のバス路線でもなかなか見られない。路線に転用された車輌でWC付の車両については、経年車についてはWC閉鎖、車齢の若い車はWCをリサイクル利用することから撤去して座席を増設してある。また、2000年に一般路線車として新車で導入された車両も、ハイデッカーのエアロバス(KL-MS85KS)である。中型車は少数が在籍するのみで、自治体からの受託によるスクールバス運用や、花敷線に使用されることが多い。

高速車は、「上州名湯めぐり号」用にいすゞガーラが在籍しており、Gシートを装備した車両については、東京支店への管理委託扱いとなっていた車両も含めた全車両が当支店の所属となっている。2000年頃には三菱エアロバス(KC-MS86MP)が高速車として配置されたが、一部の車両は4年ほどで一般路線車に格下げとなっている。また、Gシート車両への置き換え過程で比較的若い車両が東京支店や土浦支店、水戸支店などに移籍している。

この他に、三菱ローザ改造のボンネットバス2台を含む小型車3台が草津町循環バス用に、マイクロバス3台がスクールバス用に在籍しているほか、大型貸切車は7台が在籍している。

なお、他の支店からの転入や格下げ車が多いものの、平均車齢はさほど高くない。

過去の車両

国鉄バス時代は、十和田方式(十和田北線の当該記述を参照)により、1シーズン後に配置するという「広域流用」が行われていた。長野原営業所管内の路線も観光路線であることから、当営業所に配置されてから他の営業所へ転出するケースがみられた。

車両仕様としてはトップドアで高出力の車(メーカーで見ると、高出力型のいすゞ車・日野車が多く配備されていた)が多く在籍し、ハイバックシート・リクライニングシートを装備した車両も多かった。一般路線用の車輌では山岳路線や勾配が多い管内の地形において力不足になることがあったことによる。前中扉の車両も在籍したことがあったが、渋川営業所(旧:渋川支所)配置の車両を除いて、あまり長い期間は使用されずに転出していた(高出力型の2扉車が配備されたことがあったが、例外的に長野原を離れることなく使用された例もある)。長野原では現在に至るまで「2扉車は短命」という傾向がある。

JRバスになってからは常磐道・東関道方面の高速バスから転用されることが多くなった。それらの車両の中で特筆すべきものは、夜行高速バスの車両を転用し、1994年に登場した「イエローバス」である。この車両については志賀草津高原線#イエローバスを参照のこと。


特記事項

Wikipedia画像へのリンク(「草津町巡回バス」は町の福祉バス扱いだが、一般乗車も可能。M134-03001)
  • 長野原支店では、自治体に委託されてのスクールバスや福祉目的のバスを運行させている。支店の路線がある長野原町、六合村、隣接する嬬恋村では、それぞれの自治体の小学校・中学校のスクールバス、群馬県立嬬恋高等学校の関連では、草津温泉駅〜上州三原間をスクールバスとして運行している(当然のことながら、一般旅客の乗車はできない)。また、観光目的と思われがちだが、草津温泉巡回バスについては、元々草津町内の福祉バスという位置付けである。

関連事業

  • 長野原草津口駅のバスターミナル内で、食堂・売店などの営業を行なっている。

参考文献

 読み込み中...

ブログレシピコミュニティお小遣いふくびき壁紙写真

Copyright(C)2009 GMO Media, Inc. All Rights Reserved.