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ジャン=シャルル=レオナール・シモンド・ド・シスモンディ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

ジャン=シャルル=レオナール・シモンド・ド・シスモンディ(Jean-Charles-Léonard Simonde de Sismondi, 1773年5月9日 - 1842年6月25日)は、フランス経済学者。フランス最後の古典派経済学者であり、国家による社会改良を求めたことから経済的ロマン主義の始祖と目されることがある。

スイスジュネーヴの生まれ。もともとは自由主義の立場であり、1803年の『商業の富について』でアダム・スミスの『国富論』を紹介するなど、自由主義を擁護していた。しかし、イギリス恐慌を目の当たりにして自由主義に懐疑的になる。そして、1819年の『経済学新原理』の出版を機に古典派経済学批判の立場に回り、イギリスのデヴィッド・リカードやフランス古典派のジャン=バティスト・セイらと対立するようになった。

恐慌論における過少消費説などで知られる。同時代人のトマス・ロバート・マルサスに比して評価されることは少ないが、価値論や恐慌論の研究でカール・マルクスの先駆者であり、マクロ均衡論の研究でジョン・メイナード・ケインズの先駆者であったという評価も最近ではなされている。

主な著書

  • De la richesse commerciale, 1803
  • Nouveaux principes d'economie politique, ou de la Richesse dans ses rapports avec la population, 1819(菅間正朔訳『経済学新原理』全2冊、日本評論社、1949年-1950年)
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