読み込み中...ジャンプ・コミックス (JUMP COMICS) は、集英社が発行する日本のコミックス(漫画単行本)レーベルの一つ。『週刊少年ジャンプ』を始めとした集英社の少年誌掲載作品が主に収録されている。略称はJCで、ロゴタイプも「Jc」を象った物となっている。
コミックス奥付の表記は全て「ジャンプ・コミックス」で統一されているが、雑誌上やWebでの記載には「ジャンプコミックス」と中黒のない表記も見られる。
『少年ジャンプ』系列誌用のレーベルであり、『週刊少年ジャンプ (WJ)』・『月刊少年ジャンプ (MJ)』(2007年休刊)・『ジャンプスクエア (SQ)』・『スーパージャンプ (SJ)』及びその増刊号で連載された作品の単行本や、同誌連載作家の短編集などが発行される。ただし『SJ』系列の単行本については下位レーベルである「ジャンプ・コミックス デラックス」(後述)からの発行となっており(かつてはJCからも発行されていた)、ジャンプ・コミックスレーベルから直接発行される作品はほぼ少年誌掲載作品に限られている。かつては『フレッシュジャンプ』(1989年休刊)掲載作品の単行本も発行されていた。ジャンプ系列の中でも『ヤングジャンプ』とその系列誌の作品は「ヤングジャンプ・コミックス」からの発行となり、当レーベルからは発行されない。
1969年11月30日の『ハレンチ学園』(永井豪)・『男一匹ガキ大将』(本宮ひろ志)・『父の魂』(貝塚ひろし)の各1巻(『ハレンチ学園』のみ2巻も同時)の発行から始まる。以前は打ち切り作品や短編集などについては姉妹レーベルであるジャンプスーパーコミックス(創美社)で刊行される事もあったが、『きまぐれオレンジ☆ロード』(1984年)以降の作品は、打ち切り作品であってもほぼ全てが単行本としてまとめられ当レーベルより単行本が発売される。
『ウルトラジャンプ』(ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)や『Vジャンプ』(Vジャンプブックス)の様に専用のレーベルを持つ雑誌に掲載された作品であっても、元々『WJ』に連載されていた作品やその続編・関連作品の場合は、引き続きジャンプ・コミックスレーベルから発行されることもある(例:『BASTARD!! -暗黒の破壊神-』、『遊☆戯☆王R』)。
2008年8月までは、定価390円(税込みだと409円 - 410円)で発行していたが、2008年9月から、物価や経済状況などによる他社の単行本の値上がりに伴い、定価400円(同420円)に値上げされる。ただし『CLAYMORE』・『ギャグマンガ日和』・『魔砲使い黒姫』・『魔法の料理 かおすキッチン』以外の『SQ』連載の漫画作品は、巻頭にカラーページがつく都合上、定価は438円(同459 - 460円)である。
また、他社の単行本に比べ雑誌の掲載から単行本の発刊までの期間までが長いのが特徴で、連載開始から半年経ってようやく第1巻が発売されることもたまにある。
サイズは原則新書判だが、アニメコミックなどの場合にはより大判で発行される事もある。また、現在では初版には必ず宣伝用の帯がつけられている。背表紙の基本デザインは創刊時から変更されていない。
# 「ジャンプ・コミックス」の文字列。裏表紙そでなどで使われている。『SQ』の連載作品の場合は、人物像のカラーとなっている。
写真付きで2ページのコメントが必ず掲載されていた。1970年代には著名人のコメント(シリーズものの最終巻では作者のコメント)、1980年代は読者からのコメントに変わり、後にこのフォーマットは廃止されている。フォーマット廃止後は、作者によってはファンサービスのページとして使われており、途中のあまりページと合わせて読み物や描き下ろし漫画、単行本収録に当たり省かれた雑誌掲載時の扉ページ、読者からのコメントなどが掲載される場合がある。なお、『ドラゴンボール』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の様に、フォーマット廃止前より独自のコーナーを設けていた作品もある。
巻末でページ数が余った場合は既刊の広告が掲載されるが、作者の過去の作品の広告は奥付より前に、無関係の作品の場合には奥付よりも後ろに掲載される。しかし、近年では他作品の広告が掲載される事は殆どなく、次巻の予告やスタッフ紹介のみが掲載される事が多い。
『ジャンプ』作品は雑誌掲載時は奇数ページが基本であるため、単行本収録時には各エピソード間に空きページが生じてしまう。空きページには作品から流用したカットや描き下ろしイラストが挿入されることが多いが、作者によっては上述の巻末同様にファンサービスのページとして使われている。
過去のストーリー漫画作品は単行本収録時に続き物のエピソードはひとまとめする傾向が強かった(扉絵もほとんど収録されないので空きページも出ない)。『ドラゴンボール』や『電影少女』は巻末に扉絵ギャラリーとしてひとまとめにしていた。『聖闘士星矢』は見開きの扉絵で聖衣の展開図を描くことが多かったが、単行本収録時には巻末にまとめられている。
「ジャンプ・コミックス デラックス」 (JUMP COMICS DELUXE) は 「ジャンプ・コミックス」の下位レーベル。2008年現在では、事実上『スーパージャンプ (SJ) 』系列専用のレーベルとなっており、ロゴタイプも大きく描かれた「SJ」の下に「JUMP COMICS DELUXE」を3段で組んだ形のものが使われている。
元々は名前の通りにJCの豪華版として始まっており、かつてはロゴタイプもJCの物の下部に「デラックス」を加えただけのものであった。既刊のワイド版・連載ページ数の少ないギャグ漫画・イラスト集などの大判作品が発行されていた。
「ジャンプスーパーコミックス」 (JUMP SUPER COMICS / JSC)は子会社である創美社から1976年から1993年まで発行されていた。打ち切り作品(週刊連載は1989年連載の成合雄彦『カメレオンジェイル』まで)や短編集が主なラインナップで、一部作品は増刷を重ね、同じ創美社から「ジャンプスーパーエース」(JUMP SUPER ACE / JSA)というワイド版向けのレーベルで復刊されたものもある(最新は2004年発行の井上雄彦『カメレオンジェイル』)。
基本デザインはほぼJCと共通であり、ロゴもJCのものに赤いSを絡ませたようなものになっている。
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