読み込み中...『ジョジョの奇妙な冒険』(ジョジョのきみょうなぼうけん、Part1 - 4, 6 - 7: JOJO'S BIZARRE ADVENTURE, Part5: LE BIZZARRE ADVENTURE DI GIOGIO)は、荒木飛呂彦の漫画作品である。
集英社の少年向け漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』に1987年から2004年まで、集英社の青年向け漫画雑誌『ウルトラジャンプ』に2005年からと長期にわたって連載され、単行本のシリーズ累計は7000万部を超える日本中を“波紋”に巻き込め――「ジョジョの奇妙な冒険 - ITmediaニュース 2006年09月13日。2006年の文化庁による文化庁メディア芸術祭10周年記念アンケート企画、「日本のメディア芸術100選」にてマンガ部門で2位に選ばれた日本のメディア芸術100選。
『ジャンプ』掲載時の掲載順は、看板作品のように常に前の方ではなく、良くても中間、悪い時は最下位になる時もあった。巻頭カラーになることが少なかったが、単行本の売り上げは順調であったため打ち切りにならなかった。
Part3(28巻)までは椛島良介(現新書編集長)編集者が担当し、28巻の巻末で荒木にコメントを寄せている。編集部からはジョジョ以外の作品を描くことを薦められているが、作者は「何を描いても『ジョジョ』になってしまう」と発言している『荒木飛呂彦先生 - 2007年7月30日。また、雑誌のインタビューで、2004年の時点でPart9(第9部)までの構想があるとも語っている週刊少年ジャンプ増刊 青マルジャンプ 「スティール・ボール・ラン」 荒木飛呂彦ロングインタビュー 2004年2月26日発売。
作品全体のテーマは『人間讃歌』とされ、現在までにPart1 - Part7の全7部で構成されている。各部にはPart6(第6部)執筆時以降に副題が与えられており、以下の通りに構成されている。
| Part (Parte) | 副題(日本語) | 副題(英語) (Parte5のみ伊語) | 連載時のサブタイトル |
|---|---|---|---|
| Part1 | ファントムブラッド | Phantom Blood | 第一部 ジョナサン・ジョースター ―その青春― |
| Part2 | 戦闘潮流 | Battle Tendency | 第二部 ジョセフ・ジョースター ―その誇り高き血統― |
| Part3 | スターダストクルセイダース | Stardust Crusaders | 第三部 空条承太郎 ―未来への遺産― |
| Part4 | ダイヤモンドは砕けない | Diamond is not Crash (英語圏・Diamond is unbreakable) | 第四部 東方仗助 |
| Parte5 | 黄金の風 | VENTO AUREO (英語圏・Golden wind) | 第五部 ジョルノ・ジョバァーナ ―黄金なる遺産― |
| Part6 | ストーンオーシャン | Stone Ocean | 第六部 空条徐倫 ―『石作りの海』(ストーンオーシャン) |
| Part7 | スティール・ボール・ラン | STEEL BALL RUN | なし |
現在使用されている副題は先述の通りPart6の執筆時に後から付けられたものであり、それまでは日本語で第何部と表記し、主人公名と副題が付けられていた。作者はPart3の執筆時から副題をつけるつもりであったが、既存のジャンプコミックスとの整合性が取れなくなるという理由で編集部から却下された文庫版第1巻のあとがきより。
これと同様に、単行本収録の際の各話の副題でも、Part1、2は雑誌掲載時のものがそのまま使われたが、Part3以降は副題を付け直し、『○○ その(1)』のように1つの副題を何話かに分ける方式をとった。後にこの方式は、Part3以降との整合性からPart1、2の文庫版収録時にも採用され、各話の副題が付け直された。
英語表記 JOJO'S BIZARRE ADVENTURE も連載開始時から用意されておりたびたび使用されているが、Parte5(第5部)でのみイタリア語表記 LE BIZZARRE AVVENTURE DI GIOGIO が代わりに使用されている。ジョジョの綴りが「JOJO」から「GIOGIO」に変更されているが、これはイタリア語でそのまま「JOJO」を読むと、標準イタリア語では"j"は"y"と同じ様に扱うので、「ヨォヨォ」という発音になってしまうからである。
このほか、ファッション雑誌やイラストレーター(参照:アントニオ・ロペス、トニー・ヴィラモンテス)等の影響も受けていると言われており、かなり類似したもの(42巻の表紙)がある実例。
Part3はオリジナルビデオアニメーション化、Part1とPart3、Part5はコンピュータゲーム化、外伝としてオリジナルストーリーの小説化もされた。その後も2007年2月17日公開でPart1のアニメーション映画化された。詳細はメディアミックス作品を参照。
外伝としてPart4のサブキャラを主人公に据えた『デッドマンズQ』『岸辺露伴は動かない』があり、2本とも短編集『死刑執行中脱獄進行中』に収録されている。
邪悪な吸血鬼と化した人間達やその後継者たちが繰り広げる戦いを描く。戦いの系譜は2世紀以上に渡り、主人公はいずれも「ジョジョ」(JoJo, GioGio)という愛称をもつ。劇中でジョジョの愛称がよく用いられていたのはPart3初期までである。
Part1およびPart2は、波紋(はもん)と呼ばれる特殊能力を身につけた人間たちが吸血鬼や「柱の男」という人間よりもはるかに長命で強力な生物に立ち向かうという作品で、「ロマンホラー!-深紅の秘伝説-」というキャッチコピーが付けられていた。
Part3以降は、スタンド(幽波紋)と呼ばれる精神エネルギーを具現化した幽体を使う人間同士の攻防となる。バンドなどを参考にしたファッション、ポージング、比喩を多用した台詞回しなどがある。様々な能力があるスタンド能力の攻防が毎回の骨子である。最後の敵は例外なく時間に関する能力を持っており、主人公もまた時間に関わる能力を持つ場合がある。「ボスが時間を操ることが多いのは?」という疑問に対して作者は「時間を支配できる奴がいたら無敵だろうな、どうやって主人公は勝つだろう、と思う。」と答えている愛知県名古屋市東海中学校・高等学校 サタデープログラム 2006年6月24日講演。
すべて集英社刊。
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