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スピネット

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

スピネット(英:spinet、仏:epinette、伊:spinetta、西:espinetta)は16〜18世紀の西ヨーロッパを中心に流行した家庭用の小型鍵盤楽器

多角形のハープシコードを小型にしたような外観をもつ。重量は20〜30kg前後と他の鍵盤楽器に比べて軽く、仕組みが簡単で手入れや持ち運びが容易でありハープシコードと比べ安価であった。そのためか当楽器が流行した時代には王侯貴族のみならず、音楽好きな一般市民も所有していたという。また鍵盤奏者の自宅練習用楽器でもあった。

特徴

ハープシコードを簡易かつ小型にした撥弦式鍵盤楽器である。一般的に一段鍵盤、ジャックはバック8'列のみであり、時にバフストップが付いていることがある。イタリア、フランスでは16世紀末から存在していたようであるが、イギリスでは17世紀後半の王政復古以降から18世紀末まで流行した。

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