読み込み中...スプラウトは目新しい野菜のように思われがちだが、古くは5000年前の古代中国でマメ科のスプラウトであるモヤシが栽培されていたといわれている。そのほか、18世紀後半に南太平洋などをエンデバーで航海したキャプテン・クックは、船上で大麦のスプラウトをつくり、船乗りたちの栄養補助源としたといわれている。また、19世紀英国ビクトリア朝時代にメアリー・ジューリーという料理研究家によってマスタードやクレスのスプラウトを使った料理本が残されていたり、日本の平安貴族たちの食膳にかいわれ大根がのぼっていたとも伝えられ、古くから世界各地で食べられていた。かいわれ大根は1970年代に水耕栽培が普及するまでは高級食材であった。
育て方や食べる時期によって大きく4つに分類できる。
種子は水や温度など発芽に必要な条件がそろうと、発芽を始める。発芽に伴う代謝の中で、種子のときには存在しなかった成分も新たに合成される。スプラウトにはビタミン、ミネラル、フィトケミカルなどが含まれ、「天然のサプリメント」と表現されることもある。
最近では、機能性野菜として野菜・果物には含まれないビタミン「ビタミンB12」を含むスプラウト(マルチビタミンB12かいわれ)も発売されている。
1994年アメリカのジョンズ・ホプキンス医科大学のポール・タラレーらによって、ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンが強いがん予防効果を持つことが明らかにされた。
この研究発表を受けてブロッコリースプラウトがアメリカでブームになった。
日本では、1999年に村上農園がブロッコリー、マスタード、クレス、レッドキャベツの発芽野菜を「スプラウト」として初めて発売を始めた。