読み込み中...チョーク(chalk)は主に黒板に字や絵をかくために用いる文房具。白墨(はくぼく)とも言う。
チョークとは本来原料である白亜のことであるが、近年は炭酸カルシウムや石膏(硫酸カルシウム)を水で練り成型したものが使われている。また、ホタテ貝殻ホタテ貝殻配合チョーク(日本理化学工業)や卵殻卵殻リサイクルチョーク(日本白墨工業)などから作られることもあり、ホタテ貝殻再生材を使ったチョークは現在ではかなり広く使われている。黒板が緑色になったのは、黒色の黒板であると白色の線が目の負担になる為である。なお、白色のものとは逆に黒色のチョークも存在しておりこれは画材に用いられる。
工作物の材料などに直線を引くための道具として、墨壺における墨の代わりに専用のチョークの粉末を用いるチョークラインと呼ばれる道具もある(墨壺の項目参照)。
また、ビリヤードで、キューの滑り止めにもチョークが使われる。キューの先端に塗ることで球に回転をかけたり、ひねったり、速度を変えたりすることができる。青色が主流だが、ほかにゴールド、赤、黄色などがある。
従来のチョークでは、筆記、また消去のときにチョークの粉が非常に飛び散る欠点があった。通常のチョークより炭酸カルシウムの粒子を重くし、これをある程度改善したのがダストレスチョークである。
従来のチョークでは、広い範囲の塗りつぶしや太い文字、線を書くことは面倒であった。それに対応するのが太いチョークである。
マーブルチョークとは、日本理化学工業株式会社が発売する、「2色を渦巻状にした」チョークである。青、黄の色の組み合わせであれば、混色され緑がかかった色を一本で再現することができる。
日本では男子20人に1人の割合で存在する色覚異常の人の場合、黒板の深緑色に赤系のカラーチョークは非常に見づらいことも多く、強調のつもりで使用したらかえって見落とされることもある。このため、一部では識別しやすいオレンジ色のチョークが代わりに使用されていることがある。
グリム童話の狼と七匹の子山羊の中に、狼が声をつややかにするためにチョークを食べるシーンがあるが、健康を害するので絶対に真似してはいけない。
漫画などでは教師が生徒の居眠りや私語を咎めてチョークを投げつけるシーンが良く見られる。
フジテレビ系列のバラエティ番組「はねるのトびら」の「朗読の時間」のコーナーでは、レギュラー出演者(虻川美穂子以外)がさまざまな文学作品の句点読みを行い、その際につっかえたり漢字の読み間違いがあると、その出演者が座っている机から顔にめがけて白色のチョークが自動的に発射されるというペナルティが課せられる。