読み込み中...株式会社テレビ東京(テレビとうきょう、英称:TV TOKYO Corporation、東証:9411)は、関東広域圏を放送対象地域とする放送局である。通称はテレ東(テレとう)。コールサインのJOTX-TVからTXと略称することや、旧局名・アナログ放送のチャンネルから、12チャンネルなどと略する場合もある。
親局(アナログ放送波)の周波数帯がVHFの放送局としてはテレビ東京が日本国内で最後に開局した放送局であり、これ以降に開局した国内の民放テレビ局はすべて親局がUHF帯で放送している。
財団法人日本科学技術振興財団(以下「財団」)テレビ事業本部の番組制作を目的として設立された「株式会社東京12チャンネルプロダクション」(以下「東京12チャンネルプロダクション」)が、同財団から放送事業を譲り受けて発足したものである。
テレビ東京の親局チャンネルである12chは、かつて在日米軍が使用していたチャンネルで、在日米軍より返還してもらい、新規テレビ局チャンネルとして開局したといわれている。
先に開局した教育番組専門局である日本教育テレビ(NET。現:テレビ朝日)と異なり、旧東京12チャンネルは1964年に財団が母体となって設立された科学技術学園工業高等学校(現・科学技術学園高等学校)の授業放送をメインとして行う教育専門局(科学テレビ)として開局し、民放ながら広告を流さない放送局として運営された。
しかし、それがゆえに慢性的な赤字を抱えたため、1966年4月から規模を大幅に縮小すると共に放送時間も午前10時-11時30分の1時間半とゴールデンタイムと呼ばれる夕方5時 - 夜9時の4時間の計5時間半(日曜日は後者の4時間)のみに短縮された。その後、「科学テレビ協力会」を母体とした「東京12チャンネルプロダクション」が設立され、1967年に日中と深夜の放送を再開した。
この時、水面下では「財団のテレビ部門をNHKに譲渡する」「毎日放送が東京12チャンネルプロダクションを買収する」といった話が進められていたといわれるが、共に頓挫した。結局、1969年12月に再三にわたる財界からの要請を受ける形で日本経済新聞社(日経)が、東京12チャンネルプロダクションの経営に乗り出した(郵政省に「12chを日経か中日新聞社に譲れ」といわれていた朝日新聞社もこの動きに同調した)。
当時日経は日本教育テレビにも出資していたが、この時にこの出資分を朝日新聞社が買い取り、日経はその売却益を利用して東京12チャンネルプロダクションに出資するという形態を取った。なお、テレビ東京とその系列局はその後も「ホロニックパス」「テクノピア」「パソコンサンデー」など、優れた科学技術番組を輩出している。
1973年10月1日に東京12チャンネルプロダクションの商号を変更した株式会社東京12チャンネルが放送事業を譲り受け、翌11月1日に総合放送局に移行した(移行前日の10月31日の放送終了時にテロップが表示された)。
この後、他のキー局のように地方系列局を持っていないハンディを克服するため、近畿・中京圏の独立UHF放送局への番組販売を展開するようになる。主な対象局は兵庫県のサンテレビ、滋賀県のびわ湖放送、京都府の近畿放送(現:京都放送、KBS京都)、岐阜県の岐阜放送など。
なお、1969年10月から1975年3月までは大阪の毎日放送と(その名残りで2008年現在でも同局が大株主に名を連ねている)、テレビ愛知が開局する1983年8月までは中京テレビとも提携関係にあった(日経が中京テレビに出資していたため)。また、関西地区ではその後もテレビ大阪が開局する1982年3月まで在阪準キー各局が番販購入の形で東京12チャンネルの番組をネットしていたこともある。
東京12チャンネル時代は、他局が午前6時台から放送開始しているなか、番組ソフトが不足していたこともあり、開局当初から1974年頃までは午前10時前(その後1977年9月頃までは9時からに繰り上げ)からと比較的遅い時間から放送開始していた。そのため、一部の新聞のテレビ欄では午前中の部分を広告欄に差し替えていた(1966年の放送時間縮小時はハーフまたはそれに準じるサイズに縮小されていた)。
1983年にテレビ大阪およびテレビ愛知(後にテレビせとうち)と「メガTONネットワーク」(メガTONとは「東京」、「高松」の「T」、「大阪」、「岡山」の「O」、名古屋の「N」を意味している)を形成した。そして1989年より名称をTXNに改めた。なお、この年にテレビ北海道が開局し、1991年にTXN九州(後のTVQ九州放送)が開局する。「北海道」の「H」や「札幌」の「S」、「福岡」の「F」、九州の「K」では合わないためにテレビ東京のコールサイン「JOTX」から取ってこの名称とした。現在では全国6局の系列局とネットワークを形成している。6局で日本の総世帯数の約7割(13都道府県とその周辺地域)をカバーしている。ただ、テレビ大阪とテレビ愛知は府・県域局のため、在阪・在名の広域4局ずつと比較して親局の出力も低く抑えられており、かつ視聴可能エリアが狭いほか、テレビ北海道・テレビせとうち・TVQでは放送エリア内でも一部で難視聴や受信不可能な地域がある。
また、独立UHF放送局を始めとする系列外の放送局への番組販売も行われているが、最近ではケーブルテレビ局でのTXN系区域外再送信の増加やBSジャパンの開局により番販取り引きが減少傾向である。
このため、番販取り引きを少しでも増やそうとTXN系列局がテレビ愛知から再送信同意が出されている岐阜・三重両県およびTVQ九州放送から再送信同意が出されている佐賀県を除いた31府県(今後の展開次第では26県に)のケーブルテレビ局に対して区域外再送信を許可しないケースも出て来ている。
しかし、日本シリーズなどの生放送番組は番販購入している系列外で生放送をネットできず、放送されなかったり、あるいは録画放送となるが、日本シリーズの場合はNHK-BS1でも同時中継されており、地上波で生中継を視聴できない地域にも配慮されている。また、ケーブルテレビ局が直接TXN系列の番組を購入し、自主放送チャンネルで番組を流している場合もあるが、こういったケースは極めて稀である。
1991年4月にTXN九州(現・TVQ九州放送)が開局して以降、テレビ東京の業績が低迷したために既存局による1局2波も含めて系列放送局の新規開局を行っていない。これは、あえて自前で系列新局を開局させるよりも既存の地方局への番販で収入を得た方が適当との判断による。
また、BSデジタル放送局のBSジャパンやAT-X、日経CNBCといった関連局が開局したことにより、全国展開は完了したとの判断が一時なされた(ただし、その際、プロ野球やJリーグ取材のために宮城・静岡・広島の各県に常駐取材拠点を置きたいという希望を表明していた)。
2004年8月5日に東京証券取引所市場第1部に在京キー局のテレビ局としては最後(5番目)の株式上場を果たした(証券コード:9411)。初値は公開価格2,900円を上回る3,350円だった。
他の在京キー4局に比べて全体の視聴率が振るわないため、それを揶揄して視聴率の低い他局に対し「振り向けばそこにテレビ東京」といわれることもある。ただし、60代以上の主婦層、アニメファン、個人投資家、ファッション好き、旅行好き、釣り好き、レース好きなど、あえて扱う分野を明確化してターゲットを絞った番組編成から「視聴率は最下位で、固定客数は最上位」と評されている。
このような特定層に向けた番組編成はスポンサーにとって広告波及効果が高いと評価され、1990年代後半からは他局も追随するようになった(TBS系の「王様のブランチ」など)。また、結果的に「視聴率無関係」な編成傾向や経済番組の多さ(後述)から時折「民放のNHK」と称されることもある。現在は、年4回の改編期における番組の改編率が高く、大幅に変更される。
最近では、『いい旅・夢気分』や『土曜スペシャル』などサラリーマンや中高年層を主力とする番組で他の在京キー局と遜色のない視聴率を上げる番組が増えて来ており、他の在京キー局のOLや若年層を主力とした裏番組を放送時間帯の移動や打ち切りに追い込むこともある。
しかし、テレビ東京の主軸コンテンツのアニメ番組は他局同様、今日の少子化の影響もあってか全般に低落傾向にあり、その他の番組でもリニューアルや枠移転などを繰り返して全体平均視聴率の向上に努めているが、今でも目立った実績は挙げていない。なお、TXNの番組の打ち切りは、契約上の関係から不祥事などを除き行っていない。
本格的な地デジ時代を睨んだ戦略ではあるといえるが、地上デジタル放送への設備投資で経営体力の消耗を強いられる既存局からの抵抗も予想され実現には紆余曲折が予想される。特にテレビ大阪に関しては開局計画時の広域局構想が特に独立UHF局からの猛反対で頓挫した経緯がある。ただし、テレビ愛知ではGBSとMTVの反対は特に受けていない。平成20年6月20日のテレビ東京第40回定時株主総会の概要に書いてあるが、問14の「見られるエリアをどう増やしていくか?」との問いに、会社側は「ネットワーク局を増やすことも選択肢の一つだが、現在の経営環境では厳しい。」と回答した。また、テレビ東京系列がない地域では地方支局を持たない。
スタジオ数、面積や運用形態は芝公園の旧社屋を大方踏襲したものとなっており、基本的に第1・2スタジオが汎用スタジオとして使われ、第1はパッケージが中心、第2は平日の帯番組や小規模収録番組が中心の運用となっている。また、報道局に隣接する格好の第3・4スタジオは報道番組およびスポーツニュースが中心の運用となっている。
余談であるが、以前の第3スタジオでは情報系番組の生放送や収録が行われていたこともあった。
そして第4スタジオは運用開始当初報道局側に壁のないオープンスタイルだったが、諸事情により現在は完全密閉型のスタジオへ改装された。
第4スタジオについては当初サブを持たず、第3副調整室(3サブ)が第3スタジオと第4スタジオを駆動する形式だった。その後一旦第4副調整室(4サブ)が整備されるも報道フロアが手狭になったことから4サブを廃止・撤収し、再び3サブで3スタと4スタを駆動する形に改められた。
3サブ内にはCG制作室が併設され、4サブは報道VTR編集室に改装されている。
2008年秋改編以降の4スタは、株式ニュースがワイド番組化されたことに伴い3スタへ集約されたこともあり、短時間の定時ニュースや臨時運用が中心となっている。
いずれのスタジオもハイビジョン対応で、SD(従来の標準画質)収録番組も混在している。因みに、地上デジタル放送開始前の2003年6月の時点でも既に全番組の3割がハイビジョンで制作されている。
なお、虎ノ門本社の全スタジオ設備のハイビジョン化については、系列BS局であるBSジャパン(2000年12月開局)が地上波とのサイマル番組をハイビジョンで放送することを目的として、他の在京民放キー局に先駆けて整備したものであり、その後の地上デジタル放送にも対応している。下記の天王洲スタジオも同様である。
東京都品川区東品川一丁目3番3号に所在する天王洲スタジオには2つのスタジオがあり、1999年12月12日の運用開始当初からハイビジョンに対応している。バラエティ番組ではゲストの多い公開番組の収録や生放送を行っているほか、他局への貸し出しも行っている。
同スタジオと同じ敷地内にマンション「てれとハイム」が併設されており、「職住接近」の環境ができ上がっている。しかし、実際ここに居を構えるテレビ東京の社員は数えるほどともいわれている。なお、建物自体は関連会社の「テレビ東京建物」が管理している。他局が手を付けていない、特定の視聴層を狙い撃ちするような番組編成を得意とする。
『TVチャンピオン』『開運!なんでも鑑定団』『出没!アド街ック天国』のような長期人気番組の共通点として、今までに誰も注目しなかった、もしくは注目が集まったとしても価値があるかどうか不確かなものに対してスポットを当てて番組を成り立たせたことがある。これは、東京12チャンネルとしての総合編成を開始した時期からの伝統ともいえる。
番組制作予算やセットなど全体的に小ぶりなものが多くなるため、アイデア勝負にならざるを得ない同局の得意技といってよい。『TVチャンピオン』での「大食い」や『なんでも鑑定団』での「お宝」はどちらも全国的ブームを呼び起こした。とはいえ、「お宝企画」は元々読売テレビが制作して日本テレビ系全国ネットで放送された深夜番組「EXテレビ大阪」の単発企画が原型である。同番組の最終回に企画自体がオークションに出され、テレビ東京が落札して制作・放送する権利を獲得したものである。この点がテレビ東京発祥の他の番組とは成り立ちが異なる。
しかし、ブームになった後で他局による豪華な仕様で後追いされてしまい、結局コンセプトを奪われがちになることも多い。他局が視聴率などを理由に早期に撤退する中で同じテーマの番組を放映し続けた結果、「大食い」「お宝」共に定着化され、長寿番組化していることは、現在の視聴率至上主義に対するアンチテーゼとして注目できる。
1970年代後半から1980年代半ばにかけてはいくつかの意欲的なバラエティ番組も制作された。以下に当時の主な番組名と簡単な内容を挙げる。日本経済新聞との資本関係を活かし、経済・企業情勢に関する番組が、全国ネット・ローカル番組を問わず多い。中でも、『ワールドビジネスサテライト(通称:WBS)』は経済ニュース番組の大御所として長く君臨している。なお、経済主体であるために、ニュース番組でありながら他局での「スポーツ」に相当するコーナーはなく、プロ野球の試合結果などは、直後の別番組『neo sports』(『バラエティ7』の第1部)で扱われる。
これらの番組は、WBSを除き東京株式市場が休止する祝日や振替休日には放送されず、特別番組が放送されるが、朝と昼前は代替としてTXNニュースが放送される。
また、ドキュメンタリー番組も社会や企業経営陣の視座に立った番組が多い(『日経スペシャル ガイアの夜明け』、『日経スペシャル カンブリア宮殿』、『ソロモン流』など)。また、これらの番組は日経CNBCにもネットしている。
テレビ東京のアナウンサーは、こうした番組で鍛えられているせいか、経済・企業情勢で一家言を持つ者も多い。
テレビ東京はアニメを重視する局としても認知されており、現在民放キー局中でアニメの放送本数が最も多い。民放キー局で放送されるアニメ全作品のうち半数以上が同局の放送というデータもある(参考記事)。
ただし自社発注のテレビアニメは1974年の『ダメおやじ』が1作目で、他局に比べるとその歴史は比較的浅い(それ以前は外国アニメや民放他局のアニメの再放送を行っていた)。その後も東京12チャンネル時代の自社発注のテレビアニメは『ドン・チャック物語』(1975年 - 1978年)、『まんが猿飛佐助』(1979年 - 1980年)など、主にナック制作による異色の作品を1年に1〜2本放送する程度だった。この時点ではまだ同局のテレビアニメは必ずしもメジャーな存在ではなかった。
社名変更後は次第に自社発注のテレビアニメの作品数が増え、1980年代後半以降は自社発注のテレビアニメ中心の放送となり今日のような評価を受けるようになった。特に『キャプテン翼』(1983年 - 1986年・2001年 - 2002年)や『ミスター味っ子』(1987年 - 1989年)、そして、他局の歴史的作品のリメイクながら『楽しいムーミン一家』(1990年 - 1992年)などは、関東地区はもとより系列局のある地域のみならず、系列局のない地域も含めて全国的に広く人気を集めた。
テレビ東京を代表する作品でもある『ポケットモンスター』シリーズを筆頭に、低年齢児童・少年少女向けのアニメから『ネギま!?』や『ギャラクシーエンジェル』シリーズなどのようないわゆる「萌えアニメ」など幅広い視聴者層に対応できるように編成され、これら作品群の放送にまつわる話題も事欠かない。これらのアニメ作品は最盛期である1990年代前半は視聴率10%台の番組も多数存在し、テレビ東京の土台を支え収益の増加にもつながった。かつてはテレビアニメとして『マンガ日本経済入門』や『ラブひな』を午後10時台に放送したことがあったが、共に確たる実績を挙げられなかった。
21世紀に入ってからは、全日帯アニメの主たる視聴者である小・中学生の部活や塾通いの他録画視聴習慣の定着、さらには少子化などの影響などによりアニメ全体の平均視聴率が低迷の傾向を見せ始め、特に子供向けアニメのゴールデンタイムといえる平日18時台のアニメ番組の視聴率へ与える影響は大きく以前ほどには高いものではなくなって来た。
これらの影響を受け、TXNでは2006年4月から従来の平日18時台のアニメ枠を30分ずつ前倒しして17:30-18:30に変更し(通称『アニメ530』枠)、同時に空いた18:30-19:00枠を近年関係を強めている吉本興業との共同制作のバラエティ番組(通称『スキバラ』枠)を新設するという大改編を行うことが話題となって注目されていたが、現在でも同枠全体の視聴率低下に歯止めがかからない状態が続いている。
それを踏まえて、アニメの本数が増えすぎて1つの壁にぶつかっている現状を打開しようと翌2007年4月より『アニメ530』枠のうち17:30-18:00枠の月・火曜日を『ドラマ530』として放送し、同年10月改編では金曜日17:30-18:00枠も『ドラマ530』枠化された(2008年10月改編でバラエティ枠へ衣替え)。
さらに2009年4月以降は同枠でアニメの再放送がそれぞれ行われているので結果的に17:30-18:00のアニメ枠は火曜が新作アニメ、それ以外が再放送となっている。中でも『ソウルイーター』は月曜18:00-18:30に全国ネットで放送される他、『ソウルイーター レイトショー』として深夜にもローカルセールス枠扱いで放送されていた(テレビ東京では木曜26:15-26:45に放送)。
また、2000年代に入って多くの学校で週5日制が導入されたことに伴い週末午前帯のアニメ枠も強化されており、先述の『アニメ530』枠の苦戦とは対照的にこちらは堅調である。ただし土曜朝9時枠はローカルセールス枠になっているため、局によってはアニメ枠ではない番組も放送される。
2009年4月より新たにアニメ局を新設。同局では「ゾーン編成」を設け、19時台をファミリーゾーンと位置づけており、今後もファミリーと対象としたアニメ枠を強化していく方針であると発表された。
テレ東アニメのもう1つの側面として、深夜に放送される数々の作品群(いわゆる深夜アニメ)が豊富であることが挙げられる。キー局の深夜アニメ隆盛を促すきっかけとなった『エルフを狩るモノたち』を放送してから約10年、テレ東の深夜アニメは常に話題作を放送し続け、現在でも同局の深夜枠の中核を担っている。その影響は大きく、通常放送開始時間が変動するのが通例である深夜枠でも、かつてはアニメは原則として放送開始時間が固定されていたほどである。ただし、毎年6月初旬に『全仏オープンテニス』を中継するため、必ず時間変更や休止が発生している(かつては平日も系列局6局ネットだったが、近年平日についてはテレビ東京のみで週末のみ全国ネットとなっている)。また、2005年頃からTXN全局を挙げてのスポーツ中継やバラエティ番組などを拡大放送するようになって来たため、放送時間を変更することも多くなって来ている(主に月・木〜土曜日が15 - 30分、火・日曜日が6 - 12分、水曜日が6 - 30分程度繰り下げて放送する時がある。なお、1度だけ3時間繰り下がったことがあった)。2009年に世界卓球選手権の中継で、時間変更の恐れがあったため、「次回の放送時間は当日の番組表でご確認下さい。」とテロップが流されていた。
選挙・災害報道などで特別編成が行われる場合でもアニメの放送時間だけはできるだけ変更しないなど、アニメに対しては手厚い配慮を行っている。その理由はあらかじめ決められた放送期間内に予定されている話数をすべて放送する契約となっているためである。
また、スポーツ中継などで休止になる場合は途中1時間に枠を拡大するなどの対応をとっている。
地上デジタル放送ではハイビジョン制作(アナログ放送では画面比16:9のレターボックスサイズ)による深夜アニメも、2007年4月改編で開始された作品より実施されている(『史上最強の弟子ケンイチ』を除く)。
テレビ東京は、アニメだけではなく特撮番組も放送している。特に東映作品がかなり有名だった。過去の代表作に『忍者キャプター』、『快傑ズバット』、『スパイダーマン』などがある。
しかし1980年代に入って特撮番組は姿を消したが、1990年代中頃に復活し2000年代になってからは深夜帯に放送されることがあった。
最近では“『超星神シリーズ』”3作品のほか、『ケータイ捜査官7』そして系列局制作ではあるが『魔弾戦記リュウケンドー』や『トミカヒーロー レスキューフォース』など日曜や土曜の早朝に小学生以下をターゲットで特撮番組が放送されている。この2つがいずれも「レッドエンタテインメント」絡みであることは非常に興味深い。
毎年7月下旬に隅田川花火大会の模様を『土曜スペシャル』の枠で生中継している(関東ローカル)。
なお、東京都内で行われる花火大会はこれまで大江戸花火まつり(フジテレビ)や東京湾大華火祭(テレビ朝日)なども中継していたが、両局が視聴率低迷や予算の関係で撤退していくなか、隅田川だけは現在も唯一テレビで生中継されている。演歌といえば、NHKという意見が今でも多いかもしれないが、実際には当局の方が番組数も多く、歴史ある番組も多い。
開局以来、1989年3月までの25年間に亘って放送され、現在は夏祭り(7月第1金曜日)と年忘れ(大晦日)に放送している『にっぽんの歌』、そして1978年10月から2000年9月まで22年間放送され、大正製薬の一社提供番組としてもおなじみだった『演歌の花道』は、「演歌といえばテレビ東京」という地位を確固たるものにした。この関連で、東海林太郎や伊藤久男、霧島昇、小唄勝太郎ら往年の名歌手の貴重なカラー映像が多数残されることとなった。
なお、現在では7月の『夏祭りにっぽんの歌』や大晦日の『年忘れにっぽんの歌』(BSジャパンでも同時放送)のほか、春と秋の番組改編期前後に放送される『昭和歌謡大全集』『名曲ベストヒット歌謡』、さらにはテレビ東京だけでの放送となるが不定期で放送されている『徳光和夫の歌謡スペシャル』、11月最終日曜日の『日曜ビッグバラエティ』枠で年末の賞取りレースの1つとして放送され、演歌の育成を目的としている『日本作詩大賞』がその役割を果たしており、どの番組も安定した人気を獲得している。
過去には、『歌のヒットステージ』や『歌って最高!』という番組も存在していた。『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』『ズームイン!!SUPER』(以上日本テレビ系)や『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)など地方局が一丸となって制作に参加する番組が少ない。
なお、2005年と2006年の正月にTXN系列6局の共同制作による『全日本パフォーマンス人文字大賞』、2007年8月には『からくりNEOドミノ甲子園』を放送した。また、『ワールドビジネスサテライト』では不定期の金曜日に系列局のある地方から地域経済の実情を伝える中継がある。平日昼の帯枠『時代劇アワー』(2008年3月28日終了、9月22日再開)で、主に他系列で放送された権利切れ作品(著作権が制作会社に移行し他系列での再放送が可能となったもの)をベルト放送されていたが、『大江戸捜査網』『喧嘩屋右近』『新春ワイド時代劇』など自社制作作品の再放送が実施されることもあった。
また、伝統的に海外ドラマや洋画の放送が多い局でもある。主な例は『木曜洋画劇場』(ゴールデン帯の2時間枠)・『午後のロードショー』(映画用帯枠)・『ドラマチックチャンネル』・『ランチチャンネル』(以上海外ドラマ用帯枠)などがある。これまではアメリカ製の作品がメインだったが、近年は韓国や中国など近隣諸国で制作されたドラマ番組の比率が高まっている。
他の在京キー局に比べて自社制作のドラマ番組が恒常的に少なく、ゴールデン帯からレギュラーのドラマ枠が完全に姿を消した時期(最近では1997年4月 - 12月の約9か月間および2000年10月 - 12月の約3か月間など)もあったが、日本テレビ系列がレギュラーの2時間ドラマ枠を廃止した2007年4月以降、ドラマ番組の本数および放送時間の合計(週当たり)でテレビ東京が日本テレビを上回るようになる。
1981年より正月の恒例特番として『12時間超ワイドドラマ』がスタートしている。毎年1月2日の正午から12時間に渡り自社制作の時代劇番組を一挙放送していたが、2001年より放送開始時刻の14時への変更と10時間番組への規模縮小に伴い番組名も『新世紀ワイド時代劇』に、そして2003年からは『新春ワイド時代劇』となり、現在に至っている。この番組は2001年から系列BSデジタル放送局「BS-JAPAN」でもサイマルキャスト(毎年1月3日)されているが、権利処理上の問題に対応するため、TXN系地上波各局で前年に放送された作品が放送されている(当初は地上波との同時放送を計画していた)。
毎日放送や中京テレビと部分的なネットワーク体制を組むことで、不完全ながらも旧東京12チャンネルの番組が三大広域圏をフルカバーできていた1970年代には『女の顔』や『出発進行!』に代表される連続ホームドラマや『大江戸捜査網』『絵島生島』『蛇姫様』(以上時代劇)、『プレイガール』『ハレンチ学園』(以上アダルト系ドラマ)、『純愛山河・愛と誠』(異色学園ドラマ)、『ワン・ツー・アタック』『レッツ・ゴー・ミュンヘン』(以上スポ根系ドラマ)など後発局ゆえのハンデを感じさせない意欲的な作品も登場している。なお、「ハレンチ学園」が記録した最高視聴率32%は現在ドラマ部門で歴代第1位となり、未だに破られていない。
テレビ東京に商号が変更された1981年以降、レギュラーのドラマ番組が時代劇(「大江戸捜査網」など)のみとなった時期もあったが、1986年に1話完結の1時間ドラマシリーズ『女の手記』(→『女の四季』と改題)を開始し、現代劇の放送を再開した。1988年からは1話完結のサスペンスドラマシリーズ『月曜・女のサスペンス』に路線移行。なお、1996年1月-3月には1話完結の『きっと誰かに会うために』も放送されていた。
バブル期には、折からのブームに途中乗車する形でトレンディードラマの制作に進出したこともあった(『クリスマスキス〜イブに逢いましょう』など)が、好結果を収めた先発局のそれとは対照的に、視聴率が振るわず、その試みは短期間で頓挫した。1990年代には小説などを題材とし、映画監督などを監督とした『日本名作ドラマ』シリーズといった意欲作も手掛けている。
1998年1月から『ドラマシリーズ・家族』(連続ホームドラマ集)を水曜20時台でスタートし、ゴールデン帯での自社制作のドラマ番組を約9か月ぶりに再開(第1作目は八千草薫主演の『魚心あれば嫁心』)したが、視聴率の不振を理由に2000年9月を以って終了し(最終作は高岡早紀主演の『ハッピー2』)、2年9か月間の歴史に幕を閉じた。そして、翌2001年1月からは系列BSデジタル放送局「BSジャパン」との共同制作によるテレビ東京としては初の2時間サスペンスドラマ枠(注:特別企画として類似番組がそれ以前に制作されたことはあった。例:「月曜・女のサスペンス」2時間SP週や「プレイガール'92」など)となる『水曜 女と愛とミステリー』の放送を開始(20:54-22:48。BS-JAPANでは「女と愛とミステリー」のタイトルで日曜21:00-22:54の間、地上波より3日早い先行放送を実施。)、手堅い作劇と豪華キャストを武器に脆弱となっていたドラマ部門の再興に成功した。一時的に視聴率が伸び悩むこともあったが、思い切ったリニューアル作戦などで苦境を乗り切り現在に至っている。その後、2005年4月からは『水曜ミステリー9』(BS-JAPANでは地上波より3日先行の『BSミステリー』)に改題されると共に地上波でのフライングスタートがなくなり21:00開始に変更(BS-JAPANでは逆に終了時刻が6分早くなり22:48に)された。結果的に放送時間が旧女と愛とミステリーより6分短縮し、レギュラーの2時間ドラマ番組では最も短い108分枠となった。
2003年頃からは月曜深夜枠で深夜ドラマ枠を新設している(現在休止中)。こちらはいわゆる深夜アニメ感覚で漫画を原作とした作品ばかりである。関東ローカル枠で放送されており、系列局に回ることは少ない。そのためか系列外で放送される場合もある。岡山・香川地区では系列のテレビせとうちで放送された作品は1度もなく、同エリア内他局の西日本放送や瀬戸内海放送で放送されている。
2005年10月からは、『スポパラ』後半の1コーナーとして深夜ドラマ枠『ドラマ24』を新設した。
翌2006年10月からは、ゴールデン帯での放送としては『ハッピー2』以来6年ぶりとなる連続ドラマ(時代劇としては9年ぶり)を金曜20時枠でスタートした。第1作目は青山倫子主演の『逃亡者 おりん』で、当初の設定目標(視聴率12%)を若干下回るも善戦した。当初この枠は「セガサミーシアター」だったが、翌2007年7月から現在の「金曜時代劇」(2008年10月以降は月曜夜7時へ移行して「月曜時代劇」に改題)となって定着している。『水戸黄門』(TBS系)が放送されない期間は在京民放キー局唯一の時代劇枠となる。
2007年4月以降、従来のアニメ番組に替わって連続ドラマ枠が夕方の17:30-18:00の時間帯(月・火・金など。作品は曜日毎に異なる)に追加された。なお、便宜的に「ドラマ530」と呼ばれることが多いが、正式な名称ではない。しかし、翌2008年4月から放送が週1回(金曜)のみに規模を縮小され、残り2枠をアニメ番組の再放送に割り当てると共にゴールデン帯(水曜19:00 - )・深夜帯(水曜25:20 - )・週末朝(土曜8:00 - )にそれぞれ1話30分の連続ドラマ枠が新設されているため、ドラマ番組の本数・総放送時間(週当たり)に関しては前年度の規模がほぼ維持される。中でも、同月2日から従来のアニメ番組『アイシールド21』に替わり、ゴールデン帯での連続ドラマ(現代劇)としては7年半ぶり(2000年夏以来)の登場となる『ケータイ捜査官7』が放送されている。三池崇史総合演出作品であり、Production I.Gと組んだ1話30分の子供向け特撮ドラマ。ソフトバンクモバイルの提供であるため、実際にドラマに登場する携帯電話も発売されている。この枠で実写のドラマ番組が放送されるのは『あぶない少年』(1987年10月 - 1989年3月)以来20年ぶりである。なお、金曜に放送されていた「ドラマ530」は2008年10月にバラエティ番組『ロボつく』に衣替えされている。
2007年11・12の両日に放送された2夜連続のスペシャルドラマ「李香蘭」(上戸彩主演)は、テレビ東京初のオール海外ロケ作品である。
さらに2008年9月29日からは、平日の株式市場時間内であるが「Lドラ」を11:50 - 12:26に放送している。その第1弾が『Cafe吉祥寺で』(中山エミリ主演)である。
他の民放キー局とは異なり、撮影が放送日の数か月前とかなり前倒しする形で行われる傾向にある。例えば、ドラマ530の『美味学院』『女子アナ一直線!』に出演したある俳優は自身のブログで「放送当日にクランクアップした」と語っていた。ゆえに、たとえ視聴者からドラマに対する意見・要望が局の公式サイトまたはコールセンターに入ってもそれらを番組に反映させることは難しいようだ。ただし、局の専用掲示板などに「こんなドラマを作って欲しい」とあらかじめリクエストしておけば、「回転率」が早い分アイデアとして次の企画で活用してもらえる可能性はある。
先発系列より「ネット保証金」を低く抑えられる点に加えて、県域独立局や他系列地方局向けに番組販売が行われているので、制作費的に他局の類似番組と同等もしくはそれ以上の作品が放送されることも決して珍しくはない。また、他局がレギュラー枠での放送を打ち切ったジャンル(例:TBSを除く3系列の時代劇、日本テレビの2時間ドラマ)にあえて参入することで廃止された先発枠を視聴していた固定層(主に中高年世代)の獲得にもある程度は成功している。
別項でも指摘されているいわゆる「過去との断絶」は、ドラマ部門においても例外ではなく、局が製作に携わったドラマコンテンツのうち、再放送が実施されているのは2時間サスペンス(『水曜 女と愛とミステリー』→『水曜ミステリー9』)や『新春ワイド時代劇』など現在も継続中となっている番組枠で放送されたナンバーに限られており、ゴールデン帯(日・月曜21時台、水曜20時台など)で過去に放送された連続ドラマ(現代劇)の再放送は現在行われていない。旧『時代劇アワー』に『大江戸捜査網』などが再登場したこともあったが、その頻度は他局系の「権利切れ」作品と比べて明らかに少なかった。
2008年春以降には、地上波番組を系列BSデジタル局でサイマルキャストする際に必要な権利処理手続きの大幅な簡素化およびキー局による系列BSデジタル局の兼営・同一法人化を認めた改正放送法の施行が予定されており、共同制作番組「水曜ミステリー9(BSミステリー)」以外のドラマ枠についてもBS-JAPANでの再送信が実施し易くなる可能性が出て来た(ただし、そのためにはテレビ東京がBS-JAPANを吸収合併する必要がある)。
テレビ東京には、20-30代の若い女性いわゆるF1層を対象にした番組が少ない。前述のワイドショーやドラマが不得意分野であることも要因と考えられる。ただし、かつてはファッション通信(現在BS-JAPANにて放映中)という、ある意味この層を狙い撃ちにした番組を放映していた。
社会的な大事件が起きても、テレビ東京を含むTXN系列各局は緊急放送(報道特別番組)や選挙速報を放送しないか、放送しても他局より開始が遅れたり短時間であることが多い参考サイト。これは他系列局に比べてスタッフが少ないため(他キー局の半分以下)であるといわれている。因みに、同局のアニメ「ケロロ軍曹」ではこの事象がパロディ化されており、「テレビ東京が特番を放送するときは地球滅亡のときだ」という笑い話があるほどである。テレビ東京の広報・IR部は「そういうふうに見られることは承知しています」と回答している産経新聞社ZAKZAKのインタビュー。
また、テレビ東京はかつて教育専門局だった関係で報道部門を持っていなかったことも報道部門が他局に比べて弱い事の遠因となっている。社内組織としての報道局が設置されたのは1971年2月であり、それ以前は朝日新聞ニュースを放送していた。また、他局が報道番組を組む中で唯一通常の番組を放送していたことから、皮肉にも高視聴率を記録した例もある。1970年にロッテオリオンズが日本シリーズに出場したが、東京12チャンネルは第3戦と第4戦の放送権を獲得している。これは、元々プロレス放送を企画し、既に日本テレビが押さえていた国内の試合ではなく、海外の試合を放送すべく、当時同局の運動部長だった白石剛達(後に千代田ビデオ社長)がアメリカまで試合フィルムの買い付けに行っていたところ、たまたま現地でサッカー・ワールドカップの試合が放送されており、それを見た白石らがたちまちサッカーに魅せられ、急遽直接メキシコのテレビ局に掛け合い、既にオファーを出していたNHKや日本テレビを差し置いて放送権を獲得した。
この試合フィルムを手土産にロッテオーナーの永田雅一と面談し、日本シリーズの放送権を要求した。永田側はサッカーには興味がないが、折角直接来たのだから本来毎日新聞との関係ですべてTBSへ渡すつもりだった放送権のうち第3・4戦(NHK・TBSも放送)を割譲することを確約した。これを知ったTBS側の妨害工作に遭うも、永田側の救済策で乗り切り、無事第3戦は東京12チャンネルをキー局として全国ネットで放送された(このことについては、プロ野球中継のテレビ東京系列のシリーズ中継問題の項にも詳しく書かれている)。
なお、海外のプロレス中継はゴールデン枠で放送され好評となり、またサッカーワールドカップの試合も『三菱ダイヤモンド・サッカー』枠で1年間かけて放送され、結果として一挙三得を得たこととなった。
この他、東京12チャンネル時代に放送された日本シリーズの中継には、1974年のロッテvs中日第5戦がある。
翌2004年には、日本シリーズ進出を賭けたパ・リーグプレーオフ第2ステージ最終戦(福岡ダイエーホークスVS西武ライオンズ)の放映権を再度TVQが獲得し、実際に放送されたため、同様の苦情が出た。
2005年の同じくプレーオフ・ソフトバンクvs千葉ロッテの試合に関しては、それまでの第3戦まで地上波での全国放送がなかったため、BSやCSを視聴できないファンから首都圏での地上波中継が行われることを歓迎する意見が多かった。しかしその反面、地元TVQの制作ではなくテレビ東京での制作(TVQは制作協力のみ)だったことから、日頃ソフトバンクびいきの中継を見ている九州地方の視聴者には、千葉ロッテに偏った中継であるように見えたことや、CMが多いなどといった苦情もあった。なお、TXNで放送された第4・5戦はBSデジタル放送局のBS-JAPANでも同時放送されており、事実上第4・5戦は全国中継ができた。ただ、系列局があるのに送信所や中継局がないため、見られなかった地域からの苦情があった。だが、パ・リーグで千葉ロッテが優勝したことに伴い日本シリーズの千葉ロッテ主催ゲームのうち第2・7戦の中継をすることが確定した。TXNで日本シリーズが2戦以上放送されるのは史上初めてだったが、千葉ロッテが4連勝を飾って日本一を決めたため第5戦以後の開催が消滅され、中継も第2戦の1試合のみに留まった。なお、セ・リーグは阪神タイガースが優勝しているため、2003年と同様に通常はテレビ東京の番組を同時ネットをしなかったり、時差ネットの番組が多い兵庫・京都・三重の独立UHF局でも同時生中継した。なお、今回もやはり系列局があるのに送信所や中継局がないため、視聴できなかった地域からの苦情が出た。
2003年と2005年の日本シリーズ中継は共にBS-JAPANはデジタルBSの普及が充分でないことなどを理由に中継は行わず、共にNHK-BS1とNHK-BShiで生中継された。
2003年・2005年・2007年の日本シリーズ最終戦はテレビ東京が中継したが、何れも同時間帯民放視聴率トップとなっている(ダイエーが阪神を破った試合では視聴率30%台を突破している)。かつて、日本で初めてワールドカップを放送し、Jリーグがブームになる以前から実業団サッカーの中継を多く行うなど、サッカーに注力するテレビ局としても知られる。また、最近では人気声優をワールドカップのキャスターやイメージキャラクターとして若干名を出演させるなど、他局とは一線を画すイメージとなって来ている。
サッカーとの縁は、三菱グループ提供の『三菱ダイヤモンド・サッカー』の放送開始が嚆矢である。まだマイナースポーツだったサッカーの魅力を紹介したこの番組の企画は、スポンサーサイドの三菱グループの篠島秀雄(当時三菱化成社長、日本サッカー協会副会長、東京12チャンネル番組審議委員)が提案したものだったといわれる。この提案を受けて、三菱商事の諸橋晋六(当時同社ロンドン支店長、後に同社社長・会長)が試合のフィルムを買い付け、放送に利用した。なお、当時の東京12チャンネルは財界を中心とした再建途上にあり、番組の企画などは財界幹部などの意見が罷り通っていた。同じような経緯でスタートした番組に『大江戸捜査網』や『演歌の花道』などがある。
1970年、プロ野球日本シリーズ中継の項で先述した通り、成り行きではあるがワールドカップの試合フィルムとその放映権を獲得した。1974年7月にはワールドカップ決勝戦の生放送を深夜枠ながら生中継した。いずれも日本初である。なお、この決勝戦の裏でNHKと民放各局は参議院選挙の開票速報を放送していた。
1993年10月28日には、「ドーハの悲劇」と呼ばれるワールドカップアジア最終予選・日本vsイラク戦を放送し、当局史上最高視聴率となる48.1%の視聴率を獲得した(日本vsイラク戦の前の同局の最高視聴率番組は、東京12チャンネル時代の1971年に放送されたボクシング世界フェザー級タイトルマッチ・西城正三対フランキー・クロフォード戦だった。このとき記録した48.1%は局別の最高視聴率としては長らくテレビ朝日を上回る在京民放4位だったが、2006年ワールドカップドイツ大会・日本vsクロアチア戦での52.7%に抜かれてしまった。)。
2003年8月5日には、FC東京とスペインの強豪レアル・マドリード戦を放送した。しかし、譲渡後にデビッド・ベッカムがレアル・マドリードへ移籍したため一躍注目のカードとなり、16.9%の視聴率を獲得して、皮肉にもTBSを視聴率で上回る結果となった。
また、この試合は当初テレビ大阪と関西圏の一部の独立UHF局に限っては同じ時間にヤクルト×阪神戦の中継が予定されていたためサッカーは深夜に録画放送の予定だったが、野球中継が降雨中止のため関西圏でも結果的には同時放送となり、録画中継を予定していた深夜放送を早々と切り上げた。
2006年9月3日のアジアカップ最終予選のサウジアラビア戦では、中継がなかなか決まらない土壇場で放送権を獲得した。
サッカーマニア向け番組には、前述の『三菱ダイヤモンド・サッカー』以外にも1998年4月-1999年3月に放送された『ナンバー12・熱血サッカー宣言』(金曜22時台)があった。
テレビ東京は、1997年のポケモンショック以降アニメ番組の表現規制を強化し、ときには違和感のある修正・局側の方針などで作品の質にも大きく関わっていたがためにアニメファンの不評を買ったが、他番組の表現規制は緩いという恣意的な規制も理由に挙げられている。しかし、現在のアニメ番組に対する表現規制は緩くなったといえる。例に多少の流血シーンなども許されるようになった(それに代わりTBS制作・UHFアニメの一部作品の規制が厳しいものとなっている)。
後者はデジタル放送のリモコンキーIDがTBSテレビ(6)とフジテレビ(8)に挟まれた「7」になったこともあり、一部の番組表ではアナログ放送の終了を待たずリモコンキーID順の表示に変更されるところも出てきた2008年9月の社長会見より。
2009年1月12日から始まった地上波アナログ放送で右上に「アナログ」と24時間表記しなければならない問題でテレビ東京ではアニメ番組の『銀魂』、『ケロロ軍曹』、『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』などや平日夜6時30分から放送されている『スキバラ枠』および平日の深夜枠、ドラマ24を除く金曜深夜枠、『アリケン』などの土曜の深夜枠といった「4:3画面で放送している番組」および「4:3画面製作の再放送番組」において、4:3画面を拡大するパンスキャン放送を未実施であるため、現在放送されているアニメ番組の次期シーズン(2009年4月以降または10月以降)やバラエティ番組は2009年4月以降にハイビジョン化を検討していると共に、現在4:3画面でやっている番組や再放送番組にも左右の黒帯を外せるように2003年に実施された地上波デジタル放送の試験放送以来、テレビ東京では6年ぶりのパンスキャン放送の実施を検討している。
またデジタル放送ではアナログ放送と同じ画面での配信がテレビ局側からではできない状況である。現在、地上波デジタル放送でテレビ局側からパンスキャン放送を行っているNHKと放送大学のように実施されるとパンスキャン放送を行うテレビ局では3局目になる。
放送エリアとなっている関東1都6県以外では、山梨・新潟・長野・静岡の各県の一部のケーブルテレビ局でアナログ放送のみ区域外再送信されている。このうち、長野県のLCVとテレビ松本ケーブルビジョンではデジタル放送の再送信も行われていたが、有線テレビジョン放送法違反行為に伴い、2008年12月15日0時(14日24時)をもってデジタル放送の再送信が停止された。上野原ブロードバンドコミュニケーションズが同意を取得し、2009年4月よりデジタル再送信を山梨県内で初めて適法に開始した。アナログ放送での再送信チャンネルについても関東と同じくそのまま12chで再送信をしている局が多い。
太字はデジタル再送信を行っているCATV局。括弧内は主なサービス提供エリア(記載されているエリアでも一部地域は提供されていない場合があり、また記載されていないエリアでも周辺一部地域は提供されている場合がある)。