読み込み中...ネチズン(Netizen、Network Citizenの略称)とは、インターネットなどのコンピュータ・ネットワーク上の社会に属しているという意識の強い人々の呼称。主に大韓民国で用いられている。
ネットワークを「もう一つの社会」として好意的にとらえる文脈で用いられる言葉であり、アメリカのコロンビア大学から起こったと言われている。
「Netizen's Cyberstop」と言うWebサイトが存在する(Michael Haubenが主宰)。1993年の春頃にそのMichael Haubenが「net.citizen」を縮めて「Netizen」としたのが語源の最初と言われている国境や立場を超えたネットワーク上での人のつながりが強く意識される。近年は主に韓国内で用いられている。特に盧武鉉大統領の誕生にはネチズンの動向が大きく関わったとされる。
日本国内ではネチズンという用語は発祥由来どおりの意味では定着していない。その理由としてはネットワーク上の社会という概念自体が弱いことや日本語としての語感がきわめて悪いことが挙げられる。
盧武鉉の勝利に大きく寄与したといわれるネチズンの象徴的メディア『オーマイニュース』が2006年8月28日、日本語版を創刊した。日本国内ではこの日本語版自体のたどった経過の印象が韓国で言われたネチズンなるものの印象に重なることとなった。
さらにネチズンという言葉自体、韓国メディアが多用してきたため、殊に2ちゃんねるでは「韓国のインターネット利用者」と認識されている。この影響から、現在の日本でこの言葉をあえて使う場合は本来の由来から離れ、ネチズン=「ネットで暗躍する韓国の反政府、反日家」と再定義された意味で用いられている。
Citizenという語は自立性・公共性・能動性の3つの意味を含むとされるが、韓国のメディアの言う(殊に韓国内の)Network Citizenにこれらの要素が備わっているとは言いがたい。
つまり厳密にはサイバースペースに帰属意識を持つ市民という意味合いでは使われておらず、単純にインターネット利用者もしくはインターネット中毒者、インターネットフォロワー、さらには扇動にあおられるまま感情のおもむくままに無責任な発言を放つインターネット烏合の衆などを指す言葉として用いられていると解することができる。
citizenという言葉を用いる以上、サイバーリテラシーと現実社会のリテラシーが共に備わった者を指すべきであり、明らかな誤用と言える。
読み込み中...