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パリティ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
パリティ (Parity) とは等価性の観念または等価性を維持する機能のこと。

いくつかの異なった定義がある。

代数学におけるパリティ

抽象代数学において定義される置換(順列)の偶奇性(パリティ)とは、置換を分解して得られる互換の個数の偶奇性(偶数か奇数か)のことである。たとえば (A B C) から (B C A) への置換は、AとB、それからCとAを入れ換えること(2つの互換)に帰せられるので、偶である(偶置換である)。

順列を分解して偶数回と奇数回の互換両方を得ることはできない。したがって、上の文は適当な定義である。

量子力学におけるパリティ

量子力学において粒子はパリティという属性を持つ。量子力学においてはこの属性は不変量空間対称性について保存してると定義する。ただし、弱い相互作用では保存されない場合がある。

参照:CP対称性の破れパリティ対称性の破れ

情報通信・情報工学におけるパリティ

ある数字の並び(大体2進数)の合計が偶数奇数かどうかを比較する事により、通信の誤りを検出する技術。偶数を even parity 、奇数を odd parity という。

その誤りを調べることをパリティ・チェック (parity check) という。

通信に雑音(通信理論では、誤りを生じさせるもの全てを雑音 noise という)が少ない場合は有効であり、特に計算量と付加情報量が少ないのが長所である。

この方式では2bit以上の誤りを検出できないため、雑音の多い場合は CRC 等の誤り検出アルゴリズムとデータの再送を併用、もしくはハミング符号等の誤り訂正可能なアルゴリズムを使用しなければならない。

また CD などでは、傷や回転ムラ、ディスクの反りなどによる信号の誤りに備えて、CIRC(Cross-Interleaved Reed-Solomon Coding)という誤り検出訂正技術を使っている。

関連項目

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