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プタキロサイド

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
Wikipedia画像へのリンク(プタキロサイドの構造式。Glc はグリコシル基を表す)

プタキロサイド (ptaquiloside) とはワラビに含まれている発癌物質で、配糖体の一種。IARC発がん性リスク一覧のグループ3に分類される。1983年名古屋大学教授山田静之によって単離されたNiwa, H.; Ojika, M.; Wakamatsu, K.; Yamada, K.; Hirono, I.; Matsushita, K. (1983). "Ptaquiloside, a novel norsesquiterpene glucoside from bracken, Pteridium aquilinum var. latiusculum". Tetrahedron Lett. 24: 4117–4120. .

シクロプロパン骨格を含むのが特徴。

家畜がワラビを大量に食べて中毒死したのがきっかけで発見された。ヒトが食べる際には、灰汁抜きの際にプタキロサイドはほとんど流出するため、少量なら問題はない。

発癌のメカニズムは、プタキロサイドが加水分解により真性発癌物質であるジエノン体となり、シクロプロパン環が開裂してカチオンが生成し、核酸塩基に結合してDNA鎖を切断する(特にAAAT部が損傷しやすい)ことによる。

参考文献

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