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ポケットモンスター

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ポケットモンスター (POCKET MONSTERS) は、株式会社ポケモン(以前は任天堂)発売のゲームソフトの名前であり、その作品に登場する架空の生き物の総称であり、それらを題材にしたアニメを始めとするメディアミックス作品群である。略称及び漢字圏以外での呼称は「ポケモン (Pokémon) 」。

概説

1996年2月27日ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が発売された。この作品が小学生を中心に口コミから火が点き大ヒットとなった。その後、他機種を含め続編や関連ゲーム、関連製品が数多く発売され、2008年現在で同タイトルを冠したソフトの売り上げは、全世界で1億8000万本以上(派生シリーズを含む数字。本シリーズのみの場合は14作で1億2600万本)となったフジサンケイ。これはゲームキャラクター毎のシリーズ別で比較した場合、世界第2位の数値となる(1位はマリオシリーズの1億9300万本以上)The Independent』の発表による。また、関連商品の売上は全世界で累計3兆円以上にも及ぶフジサンケイ

開発元はゲームフリーク、コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは同社代表取締役でもある田尻智ポケットモンスター (ゲーム)参照)。

1997年4月1日よりテレビ東京系列にてアニメ化されており、主人公サトシ及びその仲間と彼らのポケモン達による冒険物語を描いた作品が大好評を博す(ポケットモンスター (アニメ)参照)。

多数登場するポケモンのキャラクター性も重要な要素の一つであり、中でもアニメの影響でピカチュウが様々な製品に取り上げられている。現在までに「発見」されているポケモンの数は種となっている。デオキシスやミノムッチやアンノーンなど、細かく分けた場合は500匹を超える(ポケットモンスター (架空の生物)参照)。

また、ポケモンバトルの戦術性の高さを再現したトレーディングカードゲーム (TCG) 『ポケモンカード』シリーズも制作されており、TCGプレイヤー層も巻き込んでファンを広げた(ポケモンカードゲーム参照)。

一方、アニメコンテンツが充実した頃を境に、アメリカをはじめとする国々にも “Pokémon”の名称で商品展開を開始し、ゲーム・アニメともに好調な成績を収めている。メディアミックスや、国際的にも通用するキャラクターフランチャイズの成功例として、日本経済新聞や経済誌などで紹介される事も多い。日本経済新聞社主催の経済セミナーでは、ポケモンをテーマとした講演を開催することもある。

また、略称及び漢字圏以外での呼称である「ポケモン」は、ポケモン関係の商品を扱った事業を展開する会社名「株式会社ポケモン」にも使われている。

RPG作品としての『ポケットモンスター』

内容

『ポケットモンスター』シリーズは、「ポケットモンスター(以下ポケモン)」という不思議な生き物が生息する世界において、ポケモンを自らのパートナーとしてポケモン同士のバトルを行う「ポケモントレーナー」達の闘いを描くRPGである。

主人公(プレイヤー)は、ポケモントレーナーとなり世界を旅することになる。ゲーム内に存在する他のポケモントレーナーとの対戦を多数交え、ポケモンジムバッジを集めることで、ポケモンリーグの出場条件を得、ポケモントレーナーの頂点を目指す。また、多くのポケモンを捕まえることでポケモン図鑑の完成を目指すなどの目的がある。片田舎に暮らす少年(少女)が街へ行き、ライバルの少年(少女)との対決。さまざまな街での人々との出会い、ポケモンとの出会いと育成などストーリーは、少年(少女)時代の思い出に近いなど大人でも楽しめる深いものでもある。さらに、友達と対戦したりポケモンを交換できる通信機能がある。システム面などにおける詳細はポケットモンスター (ゲーム)を参照。

シリーズ一覧

日本では以下の各バージョンが発売・発表されている。カッコ内は発売日と対応機種を表している。

ゲーム開発の背景とヒットまでの経緯

ポケモン前史

収集・育成を楽しむ趣味や遊びは以前から存在していた。1971年-72年に「仮面ライダースナック」の仮面ライダーカードのコレクションブームがある。

1986年には、ファミコンドラゴンクエストが、1987年にはファイナルファンタジーが発売されており、ポケモン発売の1996年までに多くの続編も発売され、その後も続く人気RPGシリーズとして定着している。

1988年-93年にはロッテの『ビックリマンチョコ』が、第10代目の天使悪魔シリーズのシール集めで爆発的なブームとなった。小学館は、自社の雑誌コロコロコミックアニメを含む、大規模なメディアミックス戦略でこのブームを後押ししていた。この路線で、作り込み・対戦型おもちゃミニ四駆や収集・対戦型おもちゃバーコードバトラー、さらにはポケモンブームを後押しすることになる。

1989年、ポケモンの生みの親である田尻智は、「ゲームフリーク」を設立。最初のゲーム作品「クインティ」をナムコから発売した。クインティは「めくる」という動詞をコンセプトとするゲームである。

ゲームフリーク設立と同じ1989年、任天堂からゲームボーイが発売された。携帯機の特性上、パズルやアクションゲーム向けと見られていた。実際そうしたゲームは多数発売されたが、田尻はスクウェアのRPG『魔界塔士 Sa・Ga』の成功を見て、携帯機でもアクションでない分野を追求できると気づいたhttp://www.nintendo.co.jp/nom/0007/taidan1/page02.html田尻智さん(ゲームフリーク)VS石原恒和さん(クリーチャーズ)対談 前編 b.ポケモンを作る前に

田尻はゲームボーイの通信機能に着目。「交換する」という動詞をコンセプトにしたゲームの着想を得た。田尻はその着想を基に、「カプセルモンスター」というRPGの企画書を書き上げた。田尻のイメージした「カプセルモンスター」とは、カプセルトイのようなケースに入ったモンスターが、通信ケーブルを行き来するものであった。田尻はこの企画書を任天堂に持ち込んだ。任天堂はそれを受け開発費の支出を決定した。1990年秋の事である。

後に「カプセルモンスター」の名称は、商標権の問題で商品名に使えないこと、略した時に「カプモン」となり語呂が悪いことなどから、現在の「ポケットモンスター」に改められた。

開発

「ポケモン」の納期は、当初1991年末だったが、RPGのノウハウ不足や、「交換する」という動機付けに手間取り、納期を超過した。不足する資金を補うため他のゲームを開発するなど、しばしば開発は中断された。1995年頃までに、『MOTHER2』を制作したエイプから新会社クリーチャーズの社長に就任した石原恒和(現・株式会社ポケモン代表取締役社長)が全体をまとめて方向付けを行う役を担うようになり、ゲームフリークと開発委託契約を結んで、プロデューサーとして数々の企画を任天堂などへと提案していく火付け役となった。そして当初から開発を支援した任天堂もまた、完成をねばり強く待ち続けた。

元々ゲームフリークのスタッフが仕掛けたコンセプトは、当時まだゲームボーイですらろくに着目されていなかった「収集、育成、対戦、交換」というゲーム要素を徹底的に遊ばせようという目論見でもあり、それを支えるべく、ゲームボーイの通信機能をフル活用して「2つのバージョンの間、または友達のソフトとの間で通信を行わないとポケモン図鑑が完成しない」「(強制ではないが)自分が育てたポケモンで友達と対戦できる」という仕様を盛り込んでいた。また個々のプレイデータには個別のIDと主人公の名前が与えられ、所有するポケモンに対して「親ID」として働き個々のポケモンをさらに個性化する、という仕様も持たせた。当初はプレイヤーIDによってソフト1本ごとに登場するポケモンが異なるという仕様だったが、複雑になりすぎるということで任天堂宮本茂の提案により2バージョンに分けて発売する手法がとられた。そして当時の主流に比べかなり大容量のバックアップメモリを搭載する仕様に切り替え、150種類全てのポケモンを保存することが可能になった。そうした紆余曲折の末に、開発開始から6年後の1995年末にポケモン『赤・緑』が完成を迎えた。

発売

1996年当時、ゲームボーイに限らず携帯型ゲーム機市場は停滞状態を迎えていた。ゲームギアなどカラー表現が可能な後続機種もほぼ終息状態にあり、テレビゲームには「次世代機」と銘打ってプレイステーションセガサターンが登場し、発売から丸6年が経っていたゲームボーイは次第に時代遅れと見られ始めていた。事実、『ポケットモンスター』発売直後の時点で、GBにて発売が予定されていたゲームソフトはわずか3タイトルである。

市場にはRPGだけでも既に多くのゲーム作品が発売されており、ゲームボーイでリリースされる『ポケットモンスター』も大きな期待を持たれない存在であり、初回出荷本数は23万本強に過ぎなかった。また、2色同時発売という販売手法は、当初はあこぎな商売とすら揶揄された。しかし、「収集、育成、対戦、交換」というゲーム要素は、徐々にユーザーたちの支持を得ていき、さらにユーザー間のコミュニケーションにより加速。制作側の期待や予測を越えた爆発的な好循環を生んだ。販売本数はゲームボーイ向け『赤・緑』系全体で最終的に1000万本を優に超したとされている。

「ポケモン後」の市場の変化

『ポケットモンスター』発売以降、ゲームボーイ市場、引いてはコンシューマーゲーム市場そのものは大きく変化した。

後続のゲームソフトはこぞって「収集、育成、対戦、交換」の要素を盛り込み、また2バージョン同時リリースの手法を採る作品も現れるなど、二匹目のドジョウを狙った。任天堂自身もその手のゲームの開発に力を注いだ他、「ポケモン頼み」のラインナップに切り替えるなどの露骨な路線を歩んだ時期もあった。しかしそれらは必ずしも成功したとは言えない。前者については、各社において販売本数に如実な差が付き、結局はゲームソフトの商品力が販売力を決めることを再認識させる結果となった(成功と言われているのはエニックスから後ほど発売された『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』、イマジニアの『メダロット』、アトラスの『真・女神転生デビルチルドレン』位であろう)。また後者については、任天堂にとって、顧客ユーザーの低年齢層への望まざる偏在化などを引き起こす一因となった。

また本作のアニメ放映後に女子のファンを獲得。少女漫画誌「ちゃお」でのコミカライズも始まったのもこの頃。ゲームボーイのユーザーに女子を呼び込んだ。これ以降はゲームボーイに限らず、任天堂の携帯ゲーム機は女性ユーザーが多くなる。

ポケモン自体も、純粋な新作以外に多くの派生作品を生み出した(ポケットピカチュウ、不思議のダンジョンなど)。また、微妙な追加要素を含んだ新バージョン(青、クリスタル、エメラルド)もいくつか発売されている。派生作品の購入のさせ方が巧妙という批判もある(例えば2006年度の映画の前売り券についていた「極秘ミッション引換券」は、DS本体とポケモンレンジャーを持っていないとゲットできなかった。しかし、ユーザーの声に配慮してか、イベント配布等入手機会を増やすようになった)。

ポケモンはゲームのみならず、アニメ化やキャラクター商品化、カードゲーム化され、海外でも好評を得ている。そして、現在に至るまでその人気は継続している。

アニメ

詳細はポケットモンスター (アニメ)参照。また、アニメ本編以外にも週刊ポケモン放送局ポケモン☆サンデーなどの番組がある。

劇場版

優れたCG映像処理や、毎年出演する豪華なゲストが特徴。

詳細はポケットモンスター (劇場版)を参照。

年末特番

年末に公開された長編作品。

10周年記念特別アニメ

  • 戦慄のミラージュポケモン The Mastermind of Mirage Pokémon
  • * 「ミラージュシステム(Mirage system)」と呼ばれる機械をめぐるオリジナルアニメ。主題歌は"Pokémon Go"。
  • * 2006年4月に10周年を記念し、アメリカでテレビ放送された。2007年にはカナダでもテレビ放送された。
  • * 日本では、2006年10月13日(金)17:00から10月31日(火)24:00まで、初のポケモンネット配信限定アニメとして配信された。
  • ポケモン不思議のダンジョン 出動ポケモン救助隊ガンバルズ!
  • * 2006年9月8日に北米でのゲーム『ポケモン不思議のダンジョン』発売にさきがけてアメリカにてテレビ放送された。
  • * 日本では、2007年3月23日から5月14日に「ポケモンネット配信限定アニメ第2弾」としYahoo! Japanの動画コンテンツで配信が行なわれた。2007年には韓国でもテレビ放送された。
  • ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊
  • * 2007年9月9日に『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』発売にさきがけてポケモン☆サンデー内で放送された。
  • * 後に2007年9月13日から9月30日にあにてれで、9月20日から10月31日にYahoo! Japanの「Yahoo!きっずポケモン」にて、それぞれ動画の無料配信が行われていた。

関連商品・作品

関連ゲームソフト

対戦、保管ツール

ゲームボーイの本編ポケットモンスターシリーズで捕まえたポケモンを、よりよい環境で対戦したり、より多く保管することができるツールとしてのソフト。ポケモンが3D化されるのが最大の魅力。おまけ機能も充実している。

  • ポケモンスタジアム』(NINTENDO64)/1998年8月1日発売 売上本数約137万本
  • 従来の平面なゲームボーイでの対戦をNINTENDO64に移植することにより、ポケモンの3D化が実現した。ただ、急いで発売にこぎつけたためか対戦にポケモンは全種使用できず、40種に限られた。
  • プレイヤーのデータ等の読み込みは、ゲームボーイのカートリッジから64GBパックを介する形がとられている。後から、64DDの追加ディスクにより、キャラクターデータを追加する予定があったが、実現せず。
  • ポケモンスタジアム2』(NINTENDO64)/1999年4月30日発売 売上本数約71万本
  • 前作に各機能が強化され、当時の全ポケモン151種が参加できるようになった。また、日本国外でのポケモンスタジアムはこれが1作目。
  • 対戦ルールは6種類と、シリーズ中でもっとも多彩である。
  • GB版のプレイでは複数から1匹選択しなければならなかったポケモンを、プレゼントという形でいくらでも入手することができる(しかも、それを『金・銀・クリスタル』に送ると他では入手不可のアイテムを持っている)。
  • ポケモンスタジアム金銀』(NINTENDO64)/2000年12月14日発売 売上本数約114万本
  • 『金・銀・クリスタル』に対応したバージョン。ミニゲーム、ポケモンに関する資料が豊富で、攻略本の代わりにもなる。スタジアム系ソフトの決定版との評判が多い。また、日本国外では2作目として発売された。
  • ポケモンボックス ルビー&サファイア』(ニンテンドーゲームキューブ)/2003年5月30日発売
  • 捕まえたポケモンを保管するのが主な目的のツール。1500匹まで預けられる。ポケモンを駒に変え、並べて眺めることもできる。『ファイアレッド・リーフグリーン』『エメラルド』にも対応。単体に加え、GBAケーブル同梱版も発売された。両者ともオリジナルカラーの「メモリーカード59」(クリアブルー&クリアレッド)が同梱。大容量である「メモリーカード251」「メモリーカード1019」には対応していない。
  • ポケモンコロシアム』(ゲームキューブ)/2003年11月21日発売
  • 『ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』に対応した対戦環境と機能を持つソフト。
  • 今までと路線が異なるオリジナルのシナリオで、RPGとしてのポケモンを楽しむこともできる。オーレ地方を舞台に、何者かに心を閉ざされたポケモン「ダークポケモン」をスナッチ&リライブと呼ばれる方法で元に戻すのが主な目的である。『ルビー・サファイア』はおろか『ファイアレッド・リーフグリーン』でも入手できなかった『金・銀』のポケモンが多数入手できることが特徴。シナリオ中はすべてダブルバトルになっている。一方で、「スタジアム」シリーズと比較した不満の声も多く聞かれた。
  • オリジナルカラーのメモリーカード59(クリアブラック)同梱。
  • ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』(ゲームキューブ)/2005年8月4日発売
  • ストーリー的に『ポケモンコロシアム』の続編だが、完全な新作RPGという位置づけで開発された商品。だが基本は同じで、心を閉ざした「ダークポケモン」をスナッチ&リライブと呼ばれる方法で元に戻すのがシナリオの柱となっている。
  • メモリーカードは同梱されていない。
  • この作品には、ゴンベとウソハチの2種類の新ポケモンが先行登場している(ただし捕獲はできない)。
  • ポケモンバトルレボリューション』(Wii)/2006年12月14日発売
  • ニンテンドーDSで発売される新作『ダイヤモンド・パール』と繋げることができ、『ダイヤモンド・パール』で登場する種(現時点)のポケモンのバトルをWiiで遊ぶことができる。これまでの対戦型ソフトは初代『スタジアム』で作られたモデルやモーションが最新作である『XD』にもそのまま流用されていたが、本作ではほとんどのポケモンのグラフィックが一新されており、実況も復活した。唯一のフレンド交換を掲示板でしなくてもWi-Fi対戦ができるツールとして優秀であった。だが、ルール設定が乏しいなど問題点も多い。

ポケモン世界体験型ゲーム

本編RPGの外伝的な作品。より奥深いポケモン世界を体験できる、ポケモンファン御用達ゲーム。
  • ピカチュウげんきでちゅう』(NINTENDO64)/1998年12月12日発売 売上本数約74万本 音声認識システムNINTENDO64 VRS同梱
  • 家庭用テレビゲームとしては世界初の音声認識を利用したゲーム。オーキド博士から与えられた翻訳機(ポケットヘルパー)を使い、ピカチュウとコミュニケーションを取りながら親睦を深めていく。音声認識システムには、NEC開発の「アルトーカー(LSI)」を採用。
  • ポケモンスナップ』(NINTENDO64)/1999年3月21日発売 売上本数約49万本
  • ポケモン写真家のトオルが、ある島を訪れてポケモンの生態を写真に収めていく。アイテムを駆使することで、あらゆる場面を作り出せる。ファンサービスとしてか、オーキド博士が写真評価の役で登場する。Wiiバーチャルコンソールで配信中。
  • カセットをローソンに持ち込むと、写真データをシールにしてもらえるサービスもあった(現在はすでに終了)。
  • ポケモンチャンネル 〜ピカチュウといっしょ!〜』(ゲームキューブ)/2003年7月18日発売
  • テレビ局「ポケモンチャンネル」から放映される番組をピカチュウと一緒に観たり、お買い物したり、様々な場所へ連れて歩くことで、親睦を深めていく。30分以上に渡るオリジナルアニメ「ピチュピチュブラザーズ」が収録されたことで注目された。ポケモン映画のプロモーション映像が収録された「番組拡張ディスク」と、カードeリーダー+用カード3枚を同梱。
  • ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』(ニンテンドーDS・ゲームボーイアドバンス)/2005年11月17日発売
  • 『不思議のダンジョン』シリーズのポケモン版として作られた。開発はチュンソフトニンテンドーDS版「青の救助隊」とゲームボーイアドバンス版「赤の救助隊」が同時発売。
  • ポケモンだけが暮らす異世界を舞台に、人間からポケモンになってしまった主人公が友達(パートナー)になったポケモンと救助隊を結成し、ポケモン達からの救助依頼をクリアしながら自分がポケモンになった理由を探すローグライクゲーム
  • この作品には、ルカリオ等ポケットモンスターダイヤ・パール登場予定のポケモンも先行登場していた。
  • 2005年11月25日に、「青の救助隊」において、「赤の救助隊」以外の一部のGBAカートリッジをニンテンドーDSに刺したまま遊ぶとそのカートリッジのセーブデータが消えてしまう不具合が発表された。
  • ポケモンレンジャー』(ニンテンドーDS)/2006年3月23日発売
  • フィオレ地方を舞台にした、ポケモンレンジャーになった主人公によるアクションアドベンチャー。レンジャーはキャプチャ・スタイラーという道具を使ってポケモンを仲間にできる。しかしレンジャーはポケモントレーナーとは違い、仲間になったポケモンを一度力を借りたら自然に帰さなくてはいけない(リリース)。
  • ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』(ニンテンドーDS)/2007年9月13日発売
  • コロコロコミック2007年6月号にて発表になった。
  • ポケモンだけが暮らす異世界を舞台に、人間からポケモンになってしまった主人公が友達(パートナー)になったポケモンと共に探検隊に入隊し、ポケモン達からの依頼をクリアしながら自分がポケモンになった理由を探すローグライクゲーム。
  • ポケモンレンジャー バトナージ』(ニンテンドーDS)/2008年3月20日発売
  • 「ポケモンレンジャー」の続編で、アルミア地方を舞台にした、ポケモンレンジャーになった主人公によるアクションアドベンチャー。
  • みんなのポケモン牧場』(Wiiウェア)/2008年3月25日発売
  • 『ダイヤモンド・パール』で捕まえたポケモンと触れ合うことのできるコミュニケーションソフト。

ポケモンカード

30枚一組または60枚一組のデッキを組み、2人が対戦するカードゲーム。「サイドカード」と呼ばれる、ポケモンを「きぜつ」させたときに得られるカードをすべて取るか場にポケモンがいなくなった場合に勝敗が決まる。詳しくはポケモンカードゲームの項を参照のこと。
  • ポケモンカードGB』(ゲームボーイ)/1998年12月18日発売 売上本数約139万本
  • トレーディングカードゲーム『ポケモンカードゲーム』をテレビゲーム化したもの。プレイするうちにルールをわかってもらうことを目的として作られ、対戦相手がいなくても手軽にプレイできるのが特徴。8人のクラブマスター、4人のグランドマスターに勝ち抜くことを目的としている。初期のスターターパックと第3弾までの拡張パックのほか、本ゲームオリジナルのカードも多数収録されている。
  • ポケモンカードGB2 GR団参上!』(ゲームボーイ)/2001年3月28日発売
  • 1作目の続編。拡張パック第4弾と拡張シートシリーズを新たに収録しただけでなく、GR団を倒していく設定になっており、ストーリー要素が充実している。ただし1作目との通信は不可能。

2作とも旧シリーズのポケモンカードがベースなので、ルールなどは現行と異なる部分も多い。

ピンボール、パズル

ポケモンを題材にしたピンボール、パズルゲームなど。ここでのポケモンは単にキャラクターとして扱われていることが多く、シナリオらしいものが存在するのも『ポケモントローゼ』だけである。

  • ポケモンピンボール』(ゲームボーイ)/1999年4月14日発売 売上本数約102万本
  • ステージを行き来し、ポケモンを捕まえる要素を盛り込んだピンボール。持ち玉はもちろんモンスターボールで、玉や障害物もポケモンになっている。ボーナスステージなどもある。しかし、最大の特徴は本作に実装された電池駆動式の振動装置で、ゲーム画面上でポケモンの仕掛けにボールがヒットすると、そのたびにソフト本体がブルッと振動した。
  • ポケモンピンボール ルビー&サファイア』(ゲームボーイアドバンス)/2003年8月1日発売
  • 『ルビー・サファイア』に出てくるポケモンを扱った『ポケモンピンボール』。基本的なシステムは前作と同じ。
  • ポケモンでパネポン』(ゲームボーイカラー専用)/2000年9月21日発売
  • スーパーファミコンで発売されていた『パネルでポン』(インテリジェントシステムズ開発)のシステムはそのままに、キャラクターを『金・銀』を中心としたポケモンに変更した落ち物パズル
  • パズルゲームとしては評価は高いものの、登場するポケモンはごく一部であり、ゲームジャンルが異なる事もあり、ポケモンファンからはあまり支持を得られなかった。
  • 日本国外では同じく『パネルでポン』のシステムを流用し、アニメ版のキャラクターを採用した『Pokémon Puzzle League』(ポケモンパズルリーグ)がNINTENDO64で発売されたが、日本では権利問題により未発売となった。
  • ポケモントローゼ』(ニンテンドーDS)/2005年10月20日発売
  • ポケモンの顔をしたコマを縦か横に並べて消す(トローゼする)パズルゲーム。他の作品と打って変わりポップなキャラクターデザインが採用されている。ただしポケモン全種をコンプリートするのがかなり難しい。
  • ポケモンピクロス』(ゲームボーイ・ゲームボーイカラー)/未発売
  • ポケモンのキャラクターを問題に採用したピクロス。1999年春に各ゲーム誌で画面写真が公開されたが、その後続報は無いまま発売されなかった。しかし1999年4月1日からニンテンドウパワーで供給されたスーパーファミコン用ソフト『ピクロスNP vol.1』にはポケモンの問題が10問程度収録されている。

レース

ポケモンを使ったレースゲーム。
  • ポケモンダッシュ』(ニンテンドーDS)/2004年12月2日発売
  • ニンテンドーDSの特徴である「タッチペン(スタイラス)」を使ったレースゲーム。画面にタッチペンをスライドさせる事でピカチュウをその方向にダッシュさせる事が出来る。また、「DSワイヤレス通信」を使用した通信対戦で、最大2-6人の対戦が可能。ただし、使えるキャラクターはピカチュウのみである。
  • さらに、レギュラーカップクリア後に、ニンテンドーDS本体に本ゲーム対応のゲームボーイアドバンス用ソフトも差し込めば、GBA用ソフトの手持ちポケモンのデータを送り込む事ができ、GBA用ソフトの手持ちポケモンの形をしたマップが登場する。
  • この作品において、映画版に先行登場したゴンベがゲームに初登場した。

その他関連商品

  • ポケモンカードゲーム(共通)
  • ポケットモンスターをモチーフにした、トレーディングカードゲーム。プレイヤーをポケモントレーナーに見立て、ポケモン同士のバトルをトレーディングカードゲーム形式の対戦で再現している。
  • ポケモンずかんカード
  • カードダスのブランドで発売されているカード。ゲーム要素は無い。
  • ポケモンバトルカードe+
  • 『ルビー・サファイア』にゲストトレーナーを呼び込んだり、特殊なアイテムを手に入れるためのカードe+。12種類のパッケージが存在する。
  • ポケモンコロシアム ダブルバトルカードe+
  • 『コロシアム』にバーチャルトレーナーを呼び込むカードe+。4種類のパッケージが存在する。
  • ポケモンバトルカードe+ ファイアレッド&リーフグリーン
  • 『ファイアレッド・リーフグリーン』のタイムアタック系イベント「トレーナータワー」を強化するカードe+。全44枚。読み込む枚数及び順番によりトレーナータワーの内容と賞品が変化する。
  • ポケモンバトルカードe+ エメラルド
  • 『エメラルド』の「トレーナーヒル」のタイムアタック系イベント「トレーナーヒル」を強化するカードe+。全66枚。概要は上記と同様だがマップ構造も変化させる。
  • ポケットピカチュウ
  • ポケモンミニ
  • ポケモーション
  • バトルえんぴつ(バトエン)
  • みつけてピカチュウ しっぽでバンバン
  • CD「ポケモンサウンドトラック」シリーズ
  • アニメ版ポケットモンスターシリーズの主題歌はたびたび一新されており、既にかなりの曲数に上っている。以下に挙げるCDもそのごく一部である。最初の主題歌『めざせポケモンマスター』は純粋なアニメソングとしては異例の185万枚のミリオンセラーとなった。
  • * 『めざせポケモンマスター'97』
  • * 『ポケモンサウンドトラック セレビィ時を越えた遭遇』
  • * 『ポケモンサウンドトラック 水の都の護神ラティアスとラティオス』
  • 小説「ポケットモンスター The animation」シリーズ(スーパークエスト文庫
  • アニメの初代脚本家・首藤剛志氏著書の「小説版ポケットモンスター」。アニメ第一話〜第七話までの内容がノペライズ化されている。現時点では、二巻まで発売されている。
  • * 『ポケットモンスター―The animation(Vol.1)』 ISBN 4094405410
  • * 『ポケットモンスター―The animation(Vol.2)』 ISBN 4094405429
  • ゲームブック「ポケットモンスター」(アスペクトファミ通ゲーム文庫
  • 雑誌 小学館スペシャル「ポケモンワンダーランド」(不定期刊行)

ポケモンが登場する作品リスト

漫画

ゲーム

関連施設・イベント

Wikipedia画像へのリンク(ポケモンのラッピングをした名鉄2200系電車(ギラティナ・シェイミ号))
Wikipedia画像へのリンク(企画(ピカ乗りサマー2008)によりポケモンのラッピングを施した山形新幹線のE3系新幹線)
  • ポケモンセンター - オリジナルも含め、数多くのポケモングッズを取りそろえるショップ。ポケモンのキャラクター戦略の拠点として、各国・各地の店舗やオンラインまで、多角的に展開する。名称の由来は、ゲーム内の都市や町に存在する施設「ポケモンセンター」(ひんしのポケモンを元気にしたり、他のプレイヤーとの対戦やポケモン交換をする施設)から来ている。
  • * ポケモンセンタートウキョー(1998年4月25日開店)当初は八重洲に店舗を構えていたが、秋葉原に新しく設立された東京アニメセンターにも参入したため、浜松町に移転した。
  • * ポケモンセンターオーサカ(1998年11月14日開店)
  • * ポケモンセンターナゴヤ(2002年10月11日開店)
  • * ポケモンセンターフクオカ(2003年11月1日開店)
  • * ポケモンセンターヨコハマ(2005年3月15日開店)
  • * ポケモンセンターサッポロ(毎年夏と冬に営業する季節営業店)
  • * ポケモンセンターニューヨーク(2001年11月16日開店。現在は任天堂総合ショップとしてリニューアル)
  • * ポケモンセンターオンライン(2001年3月21日開店 2006年11月30日休店)
  • * ポケモンセンターモバイル(2003年9月29日開店 2006年11月30日休店)
  • ポケモンセンター夏まつり・冬まつり - 有名百貨店などで開かれる季節限定イベント。
  • ポケパーク - ポケモンの世界観をモチーフにした遊園地。2005年に名古屋、2006年に台湾で開催。名古屋での詳細はPokémon The Park 2005を参照。
  • ポケモンフェスタ - 小中高校の夏期休暇期間に開催される、ポケモン及び任天堂ハードゲームの展示ショウ等のイベント。携帯ハードゲームやカードゲームの公式大会等も行われる。
  • JR東日本ポケモンスタンプラリー○○○○(その年) - 小中高校の夏期休暇期間に開催される、JR東日本、東京の首都圏の駅を舞台としたスタンプラリー企画。1997年から開催(2001年除く)。名鉄など一部の私鉄でも実施。→スタンプラリーを参照
  • セブン-イレブンポケモンスタンプラリー○○○○(その年) - 2005年の夏から開催。セブンイレブンの店舗を回り、スタンプを集める。
  • ポケモン列車 - JR東日本が上記のスタンプラリーの一環として、山手線でポケモンのラッピングをした列車をほぼ毎年夏に運行しているほか、名古屋鉄道でも2007年の春から夏にかけて映画の宣伝キャンペーンのため、運行されていた。2008年には、ポケモンジェットを運航しているANAとタイアップし、東北新幹線などJR東日本管内の新幹線車両にポケモンのラッピングを施したポケモン新幹線を運行している。
  • ドミノ・ピザポケモンドミノキッズひろば - 2008年の春からイメージキャラクターとして起用。ポケモンのグッズがもらえるピザやクイズも登場。

ポケットモンスターに関する様々なニュース・出来事

日本

バンダイのアンケート
ポケモンブームを象徴する出来事として、バンダイ1998年に実施した「好きなキャラクター」のアンケートで、ポケットモンスターが男児・女児共に第1位を獲得した。支持率は男児27.7%、女児27.4%。
ポケモンショック(別名:ポリゴン事件・ポケモンパニックなど)
1997年12月16日(火)の18:51:34に、テレビ東京系で放送されたアニメ版ポケットモンスター第38話「でんのうせんしポリゴン」中の演出効果に激しく画面が明滅するものがあり、これを原因として同作の視聴者、主に幼児から中学生を中心として全国で500人以上(ビデオなどでの視聴者を含めると700人以上)が突然痙攣などの症状を起こし、病院に搬送されるという事態が起こった。この事件の詳細については、該当する項目を参照。
「ルージュラのクリスマス」
1997年12月23日に放送予定だったアニメ版幻の第39話。上記「ポケモンショック」で放送が一旦打ち切りとなり、後の放送再開時(翌年春)に第39話として放送されたのは「ピカチュウのもり」だった。「ルージュラのクリスマス」は、後に真夏に番外編として再放送され、ビデオにも短編映画と一緒に収録された。番外編とした理由としては「ポケモンショック」前に制作されていた「ルージュラのクリスマス」以降の話では、冬に放送予定だったため夏の放送では季節があわない事。他に主人公の手持ちポケモンの一匹ヒトカゲがそのまま登場しているが、放送再開後ポケモンショック後に製作された話を優先して放送し、ポケモンショック前に製作されたヒトカゲが登場する話の前に、ヒトカゲがリザードンに進化してしまい、ポケモンが進化前の状態に退化する設定は無い為つじつまが合わなくなったためだと思われる。同様の理由で番外編扱いとなったストーリーが他に3作ある。
ポケモン同人誌事件
アニメ版ポケットモンスターが人気絶頂の頃、同人誌即売会コミックマーケット」(コミケット、コミケ)にて、ポケモンのキャラクターを用いた同人誌が販売された。この同人誌を偶然(異説有り。リンク先参照)入手した任天堂社員が本社へ報告し、問題の同人誌を入手した任天堂はイメージダウンにつながり、アニメなどのキャラクター戦略に影響すると考えたため、著作権法違反(複製権侵害)で京都府警に被害届を提出した『ポケモン同人誌事件』を考える
通常なら容疑者の逮捕はその居住地域を管轄する地方警察が逮捕や取調べを行うことになっているが、このときは京都府警が容疑者である作家のもとに赴き、逮捕後京都まで容疑者を護送するという異常事態が起こったのである。そして当該同人作家は起訴され、罰金が科せられた。この事件については真偽不明の様々な噂が流れ、インターネット上の掲示板などを中心に騒ぎが起こった。
世界的人気順位に関する話題
テレビ朝日の『決定!これが日本のベスト』の統計によれば、ポケモンは日本国外で2位の人気だと言われている世界に進出した日本の人気アニメ

日本国外

日本以外でポケットモンスターと呼ばない理由
アメリカで『Monster in My Pocket』という商標が既に登録されていた為、多くの国々ではタイトルの省略形「ポケモン(POKÉMON)」を採用した。日本国内版においても「ルビー・サファイア」以降は英語表記がそのようになっている。なおÉの上のアクセント記号はこのEが黙字でなく発音をもつEであることを表す。しかしそれでも、英語ではアクセントのない母音を「エ」と発音することは難しいため「ポモン」と発音されることが多かった。その為、日本国外の担当者が任天堂に「POKÉMON」の発音を教わることが多く、結果として日本国外での「ポケモン」の発音は関西訛りになった。
ただし、一般消費者は今もなお「ポモン」と発音していることが多い。
この他、英語圏(特にアメリカ)においては、「ポケット」という単語に男性器を連想させるニュアンスがあるため、「ポケットの化け物」では子供の遊ぶ健全なゲームのタイトルとしては不適切である、という判断も変更理由の1つと言われる(「ポケットモンスター」自体が卑猥なスラングとして使われているわけでは無く、「ポケット」は「ポケットに入るくらいのサイズ」という意味なので誤解無きよう)。
中国語においては意訳が採用されており、台湾では『神奇寶貝』(訳: 不思議な宝物/赤ちゃん)、香港では『寵物小精靈』(ペット妖精)である。正式に翻訳される以前は、『口袋怪物』等の直訳が用いられることもあった(口袋はポケットの意)。
日本国外展開
「ポケットモンスター」は1998年E3に出展(一部のポケモンの名称が製品版と異なる)。同年9月7日にアメリカでTVアニメの放送がスタートし、同28日にゲームボーイソフト「POKÉMON」が価格29ドル95セント、星条旗の色と同じ「赤」と「青(ただし、内容は緑と同じ)」の発売を開始。これを皮切りに、各国でTVアニメの放送とソフトの発売を開始。英語版YELLOW(和名:ピカチュウバージョン)はゲームソフトにおけるミリオンセラーの最短記録としてギネス・ワールド・レコーズに載った。
1999年11月12日に劇場映画「Pokémon The First Movie」(日本版名:ミュウツーの逆襲)が、全米3000館で公開され興行収入8000万ドル、その他の国々で9100万ドルを記録した。この作品のサウンドトラックCDは初回出荷枚数100万枚、全米チャート8位を記録。続編も順次公開されている。
アメリカで「ポケットモンスター」がアニメとして広く受け入れられた理由としては、(アメリカ人から見て)「ポケットモンスター」がアメリカのカートゥーンのようにシンプルなストーリーの作品であること、ゲームソフトとのメディアミックスが功を奏したこと、オリジナルの日本版から日本的なものを差し替えるなどして日本色を薄めたことなどが挙げられる。一方、アメリカの大人のアニメファンからは厳しい評価が下されている。
日本国外版のゲームソフト
北米版ではポケモン名・地名・人名などは英語に直された。民家の仏壇が「ディグダの像」に、アイテムの「饅頭」「煎餅」が「キャンディバー」「クッキー」になるなど日本的なものは差し替えられることが多い。なお、北米版に続き各国で発売されたソフトは英語名を元にしている部分が多々ある。
ゲーム内容はほぼ変化はないが、『金・銀』で一部ポケモンの出現種が異なったり、『ポケモンコロシアム』ではボーナスディスクでの入手ポケモンが差し替えられている。
GBソフトである『金・銀』までは名前文字数の関係からか日本国外版との通信は正常に働かないが、GBAになりデータ形式が一新された『ルビー・サファイア』からは日本国外版との通信が可能となっている(→増田部長のめざめるパワー(2004年8月6日))。一部の通信では一時的に文字化けすることが確認されているが問題はない。『ポケモンコロシアム』でのボーナスポケモンは日米で異なるが、これはポケモンの特長である通信交換を世界規模で行って欲しいという考えの表れとも考えられる。
ニンテンドーDSの『ダイヤモンド・パール』では、異なる言語のソフトで手に入れたポケモン(2007年7月末現在本作の北米版・欧州諸国版が発売されているが、国外版の『ルビー・サファイア』等で手に入れたポケモンでも可。ただし全てのポケモンではなく特定の種族に限る)を通信で手に入れると、ポケモン図鑑にその言語での解説文が追加される。ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用した世界規模の通信が可能であることもゲーム内で示唆されている。
ただし、現時点で異なる言語のソフトと通信可能なケースはGBA版(ルビー・サファイア・エメラルド・ファイアレッド・リーフグリーン)同士、DS版(ダイヤモンド・パール)同士の場合のみである。データ自体に互換性は存在しても、GBAケーブルやニンテンドーDSのダブルスロット機能を利用したデータのやりとりは行えない。例えば前述のように日本版のポケモン図鑑に他言語解説を追加する場合、海外版GBAソフト→日本版GBAソフト→日本版『ダイヤモンド・パール』、または海外版『ダイヤモンド・パール』→日本版『ダイヤモンド・パール』という手順でポケモンを送らなくてはならない。

CESAとの関係

  • 第1回CESA大賞(現・日本ゲーム大賞)にて、社会現象を起こすほどの知名度等から大本命視されながら、コアユーザーの組織票(選考基準に大きく関わる)等により大賞を逃してしまった(このときの大賞はセガサターンの「サクラ大戦」。意外に思われるが、ポケモンは無冠である)。それ以来、大賞等の選考基準等に不透明さが残っている。そのため、いまだにゲーム雑誌等で批判が残っている。また、2007年9月現在、ポケモンシリーズの作品で高位の賞を受賞した作品は一本もない。
  • ポケモンショック直後、CESAがこの事件に関して一切関与しないというコメントをしたことは特筆事項である。
  • 東京ゲームショウ(CESA主催(日経BP協賛))開催当時から、任天堂は参加には消極的であったが、ポケモンショック以降、ポケモン関連作品が高位賞に受賞しない等、任天堂と業界団体ともシコリを残していたが、近年、JAPAN国際コンテンツフェスティバルをはじめとした経済産業省管轄のイベントへの出展が多く、東京ゲームショウへの参加も期待されていたが、結局は参加は見送られた。

その他

作品中の名前などの由来
各作品中の固有名詞は、例えば『赤・緑』系、『金・銀』系では各街の名前がの呼び名(特に日本語での古式ゆかしい名称)で統一されているなど、何らかのコンセプトに沿って命名されている。なお『赤・緑』系のスタート地点となる町「マサラタウン」は、「何色にも染まっていない汚れなき色」という意味で「まっさら」から付けられている。
また同じくジムリーダーなど主な登場人物の人名は、主に花などの植物の和名をアレンジしたものがつけられている。オーキド博士も英語のorchid(オーキッド:蘭)、ナナカマド博士もナナカマドからきていると思われる。
ポケモンの舞台となっているカントー地方、ジョウト地方、ホウエン地方、シンオウ地方は、それぞれ関東地方、東海〜関西地方、九州地方、北海道地方がモデルになっている。
ポケモンおじさん
2000年頃にかけてポケモン関連のテレビCMにレギュラー起用されていた綿引勝彦は当時、ファンの間から「ポケモンおじさん」と呼ばれていた。もちろんそれは広告戦略上の役作りの結果であるのだが、ヤクザ映画NHK大河ドラマにも多数出演している強面の綿引がポケモンゲームにはまっていく様子を愛嬌たっぷりに描いたCM群は、当時大きな話題を呼んだ。
: 『ピカチュウげんきでちゅう』TVCM(1998年末、綿引初登場)
『ピカチュウげんきでちゅう』TVCM(1998年末、綿引初登場)
『ポケモンスナップ』TVCM(1999年春)
: この時の綿引を再起用したことにより、「ポケモンおじさん」というキャラクターが明確になっていく。
この時の綿引を再起用したことにより、「ポケモンおじさん」というキャラクターが明確になっていく。
: 『ポケモンスナップ』TVCM(1999年春)
:: この時の綿引を再起用したことにより、「ポケモンおじさん」というキャラクターが明確になっていく。
『ポケモンスタジアム金銀』のCMを最後に担当が替わり、『ルビー・サファイア』では別のタレントが起用された。

ポケットモンスターに関する様々な逆風

ポケモンが人気になる一方、様々な思想との間で批判や衝突も起きている。日本国外では、思想や宗教感の違いによるものも起きている。

日本

  • ポケモンショック等をきっかけとしたCESAとの対立。
  • 都内小学校などで、「ポケモンバトル」と称して常々いじめられる者同士を喧嘩させる等のいじめの様式が報告され、教育上好ましくないというレポートが提出された(結局、「ポケモン」の社会的好感度が上昇傾向にあった時期だったのと、いじめ自体が問題ではあっても、ポケモンそのものがいじめを誘発しているとは言い難いので、事実上立ち消えとなった)。
  • 1990年代後半以降の小学生男子は、半ズボンの着用をやめ、ハーフパンツを着用しているが、敢えて半ズボンを着用しようとした者が現れた場合、自薦の用心棒が現れて「短パン小僧」の呼称で嘲笑し、半ズボン着用をやめさせる(東京新聞1999年5月20日)。半ズボン復活の立場に立つ者が、広報部を通して任天堂商品開発部に抗議を申し入れた。
  • 様々なゲームの中でも群を抜くバグの多さが一部で話題となり、アイテムの増殖や本来覚えることが出来ない技をポケモンに覚えさせるなどのゲームバランスを大きく崩す裏技がネット上に氾濫した。その多くはセレクトボタンを使用することから、2ちゃんねるなどでは「セレクトボタンを押せば何かしらバグるゲーム」と揶揄される一方、敢えてバグを楽しむプレーヤーも現れた。(但し、出荷ごとにバグフィックスを行うなど、適切な企業努力は行われている。後期出荷のものはほとんどバグが発生しない。また、GBA世代からは、外部からのパッチによるバグフィックスが可能となっており、実際に適用された例もある)
  • 埼玉トヨペットのタイアップ企画で「ポケモンカー」を展示しているが、同車を展示している展示場に渡ろうと横断歩道の無い道路に飛び出した子供が轢かれて死亡するという事故が発生した。「ポケモンカー」見たさに飛び出す 2007年9月15日 産経新聞

日本国外

  • 「ポケモンは、悪魔召喚を連想させる」との意見がある。たとえば、日本人は悪霊でも祀ることがあるが(菅原道真公など)、厳格なキリスト教徒にとっては悪魔の存在は禁忌である。
  • エスパーポケモン「ユンゲラー」に対し、ユリ・ゲラーが名誉毀損として提訴。スプーンを曲げる超能力系キャラとして、自分のイメージを勝手に使われたとして損害賠償を求めた。裁判中、任天堂側の弁護士が「このキャラクターは超能力が使えます。もし貴方とこのキャラクターが似ているというなら是非ここで超能力を使ってみてください」と冗談と皮肉を混ぜた口上を述べた場面もあったという。「ユンゲラー」の名称の使用が日本国内のみでありアメリカ連邦法の適用を受けないとの任天堂側の主張が認められ、ユリ・ゲラー側の敗訴となった。これの影響からか、ポケモンカードe〜ポケモンカードゲームまでは、「ケーシィ・ユンゲラー・フーディン」の進化系列が収録されていない。ポケモンカードゲームDP拡張パック第2弾「湖の秘密」で、数年ぶりにケーシィ・フーディンが収録された。しかしユンゲラーのみ収録されず、代わりというように、ケーシィはユンゲラーをとばしてフーディンに進化できるワザを覚えていた。
  • ひとがたポケモン「ルージュラ」の黒い皮膚や大きな唇が黒人差別を助長するという批判を受け、(制作スタッフが人種差別を意図していないにもかかわらず)海外版のポケモンアニメでは「ルージュラのクリスマス」のエピソードが欠番扱いとなった。(:en:Pokémon episodes removed from rotation参照)この件を受けてファイアレッド・リーフグリーン以降公式的に肌の色は黒色からあずき色に変更された。
  • ポケモンカードの「キョウ秘伝、変わり身の術」日本版に描かれている(まんじ)の文様がナチス・ドイツの鍵十字を連想させるとして、アメリカのユダヤ人団体からクレームがつけられ、回収騒動が起きた。輸出版からは誤解を避けるために卍が削除されていたが、アメリカのポケモンマニアがオリジナルである日本版を欲して輸入したため、日本の文化を理解せずクレームがついたためと言われる。
  • 日本からポケモンカードのプレミアカード(生産数がレアカードより更に少なく、大変希少価値がある)を空輸した際、空港からの輸送をシークレットサービスが行なった。これも世界各国でのポケモン人気が高まり、また上記の様なポケモンカードが関連した事件が発生していた為に行なわれたと思われる (ただし、わざわざ空港でシークレットサービスの担当者が箱からカードを取り出し、マスコミの前にカードをさらす様な事をしていたのでデモンストレーションの可能性もある)。
  • アメリカのアニメ番組『サウスパーク』で本作をパロディ化した話「チンポコモン」が1999年に放送された。強烈な諷刺が込められた話で、前述のポケモンショックをもネタに取り込んでいる。
  • 1998年頃、ピカチュウの虐待画像などを公開する「ポケモン虐待」サイトが登場。日本のメディアにも取り上げられる。

イスラム諸国

2001年にイスラーム原理主義的な思想の色濃いサウジアラビアの法学者が、ポケモンをハラーム(禁忌。心を悪くする行為の意)であると宣言して以来、イスラーム諸国にはポケモンの可否をめぐる論争が飛び火した。更にマレーシアなどでもポケモンが反イスラームではないかと保守派ムスリム法学者から疑われるようになった。更には一部で『ポケモンはシオニズムの宣伝メディアであり、イスラム教徒をユダヤ教に改宗させようとするたくらみの一環である。』『「ポケモン」とは「私はユダヤ人である」の意味である。』『「ピカチュウ」とは「ユダヤ人になれ」の意である。』などと全く根拠の無いデマまで広まった。ポケモン陰謀説の謎 最終的にドバイなどイスラーム保守派に支配された諸国ではポケモンを反イスラーム的と認定し、ゲームやグッズの販売制限を行った。ドバイ日和また騒動の発火点であるサウジアラビアやカタールではポケモン自体がハラームとされ全面禁止された。反イスラム的との疑惑が浮上!アラブポケモン騒動の行方は?サウディアラビア、ポケモンを禁止 サウディアラビアの法学者がポケモンをハラームとし、保守派ムスリムがそれに賛同している理由は、
  • ポケモンの後天的形態変化は生物学では『変態』と呼ばれるものであるが、ポケモンではこれを『進化』と呼んでいる。進化論は保守派イスラームからはコーランの無謬性を汚すとしてハラーム扱いを受けておりイスラームは、進化論についてどう考えているのでしょうか?、このため彼らからすればポケモンもハラームとされる。
  • 賭博はイスラームではハラームであるが、カードを交換しながら揃えていくというポケモンカードゲームのやり方が保守的ムスリムからは賭博であるとみなされる。
  • エスパーポケモンやゴーストポケモンなどが悪魔や魔法使いを連想させる。
  • ダビデの星などシオニズムを示唆するものや十字架などキリスト教のシンボルがある。これは『ポケモンはイスラーム教徒を堕落させようとする試み』という前述の全く根拠の無いうわさが広まる原因ともなった。
などがあげられている。最終的には一時的に放送が中断され、代理扱いとして放送時期が近かったデジモンのアニメシリーズ4作が放送されることとなった。しかし、のちにこの騒動が鎮静化した際、アニメは原作と一切の設定を変えないままサウジアラビア国営放送やmbcなどの衛星放送局で放送が再開され、金銀編まで何ら問題なく放送された。現在も再放送を継続しているがAG編以降は放送されていない。

トルコでは子供が自分のことを『ポケモン』と錯覚しバルコニーから飛び降りて怪我をしたため、一時アニメの放映が中断された。

事件・事故

  • アメリカでポケモンカードのレアカード(生産数が少なく入手が困難なカード)を奪われたとして、奪われた子供の兄がカードを奪った子供を射殺(*この件については、概要のみ把握、詳細は把握せず)。
  • 子供がモンスターボールを模ったラバー製の玩具で遊んでいた所、誤って飲み込み、喉を詰らせて窒息死した。世界各国でのポケモン人気が高まっていた頃の事件だったために注目を集め、ニュースで取り上げられたものと思われるポケモンボールで窒息死した男の子の両親が告訴 1999年11月13日 ニューヨーク・タイムズ
  • 。尚同様の事件はトルコでも2件発生した。こちらは4歳の男の子と7歳の女の子で、大怪我をしたものの命に別状は無く、助かっているトルコの厚生相がポケモンについて警告 2000年11月25日 CNN.com
  • アメリカの中学生が「ピカチュウの電気ショックを体験してみたい」と言って針金をコンセントの穴に入れて気絶。命に別状は無かったが、同様の事件の発生を防ぐためアメリカで報道された。

脚注

参考文献

  • とみさわ昭二『ゲームフリーク ―遊びの世界標準を塗り替えるクリエイティブ集団』 ISBN 4840101183
  • 畠山けんじ・久保雅一『ポケモンストーリー』日経BP出版センター 2000年 ISBN 4822241998
  • 宮昌太郎・田尻智『田尻智 ポケモンを創った男』大田出版 2004年 ISBN 4872338332
  • 中沢新一『ポケットの中の野生』岩波書店 1997年 ISBN 4000260685
  • ポケモンビジネス研究会『ポケモンの秘密』小学館 1998年 ISBN 4094162119

関連項目

外部リンク

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