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マリア (クロパの妻)

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
クロパの妻 マリア新約聖書のうち『ヨハネによる福音書』でイエスの磔刑を見守る場面に登場する女性。

イエスの母マリアの姉妹。

「クロパの妻マリア」は新約聖書中で『ヨハネによる福音書』のただ1箇所ヨハネ19:25にしか登場しない。 他の福音書で十字架の下に居たマリア (小ヤコブとヨセの母)と同一人物と考えられたり、サロメ (イエスの弟子)や、あるいはゼベダイの子らの母と同一人物と見なされることがある。

福音書の版、あるいは訳により「クロパの妻マリア」と「イエスの母マリアの姉妹」とを別に数えるものもある。

「クロパ」は『ルカによる福音書ルカ24:18に登場するクレオパと同一人物ではないかとする考えもある。

また、「クロパ」はアラム語「アルファイ」をギリシャ語に直したものではないかという考えもある。 この考えに従えば、クロパの妻マリアは、十二使徒の一人に挙げられるアルファイの子ヤコブの母であり、「小ヤコブとヨセの母マリアマルコ15:40と同一人物とも考えられる。

さらには、クロパの妻マリアはイエスの母マリアの姉妹であるからヨハネ19:25、アルファイの子ヤコブあるいは「小ヤコブ」はイエスの従兄弟ということになる。

この考えを採り、『マルコによる福音書マルコ6:3、『マタイによる福音書マタイ13:55でイエスの「兄弟」として名を挙げられている「ヤコブ」はこれと同一人物で、イエスの従兄弟であるというのが、カトリックでの解釈となっている。

「クロバ」と表記されることもあるようだが、ヨハネの福音書の共同訳、口語訳では、「クロパの妻マリア」、新改訳では、「クロパの妻マリヤ」となっており、「クロパ」とするのが自然である。

脚注

関連項目

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