読み込み中...マリオシリーズ (SUPER MARIO) は、任天堂から発売されている、同社のキャラクター「マリオ」およびその仲間が登場するコンピュータゲームのシリーズである。その中でスーパーマリオブラザーズを源流としたアクションゲームシリーズを特にスーパーマリオシリーズという。
世界累計で2億4000万本以上を販売しており、2位であるポケットモンスターシリーズの1億6000万本以上を大きく引き離し、世界で最も成功したキャラクターフランチャイズとなっている。
また、これらのゲーム以外にも、「(SUPER MARIO FLASH)スーパーマリオフラッシュ」などの非公式ゲームなどがネットで発表されている。
任天堂はもとより、TVゲームを代表するアクションゲームである。また、これらに登場するキャラクターを使用した派生作品が多くあり、スポーツゲーム、ボードゲーム、RPGなど幅広いジャンルのゲームが出ている。
シリーズ第一作は、1981年にアーケードゲームとして発売されたドンキーコングである。この後、同作品の主人公マリオが活躍するゲームが多く発売されてゆく。中でも、1985年に発売されたスーパーマリオシリーズの第一作であるスーパーマリオブラザーズは社会現象を巻き起こすとともに、これ以降主流になる横スクロールアクションゲームの基礎を築き、これ以降発売されるゲームに多大な影響を与えた。1996年に発売されたスーパーマリオ64は3Dアクションゲームの基礎を築き、これもまた発売以後多くの3Dアクションゲームに多大な影響を与えた。
制作者によると、「(ゼルダの伝説シリーズは)『マリオシリーズ』と本質は同一のものだと個人的には思っている」と度々語っており、アクション要素が強いのがマリオシリーズで、反対に謎解き要素が強いのがゼルダシリーズと、どちらに重きを置いているかで両シリーズのカラーが打ち出されている。非常に王道的なゲームである。
またゼルダシリーズ同様、王道のアクションゲームにおいては、入念に作り込まれるため、なかなか続編が出ることはない。基本的には、ローンチタイトルとして本シリーズの王道のアクションゲームが出ることが多かったが、ゲームキューブやWiiではローンチタイトルとして出ていない。ゲームキューブでは、王道のアクションゲームの代わりに、『ルイージマンション』が発売されている。マリオシリーズのアクションゲームとは別のジャンル作品も、マリオシリーズを語る上で外せない。特にマリオカートシリーズは、レースゲームに新しい風を吹き込んだ。
ゲームキャラクターとしてのマリオの認知度が世界的にかなり高いだけあって、マリオシリーズ自体の認知度もかなり高いと言っても過言では無い。特に、発売から20年以上たった『スーパーマリオブラザーズシリーズ』をプレーした経験のあるユーザーは数知れない。
近年でも『New スーパーマリオブラザーズ』が爆発的な売上を記録し、その他の一部のシリーズ作品もミリオンヒットを果たすなど、現在でもその人気は衰えていない。2007年末、米国IGNで、初代「スーパーマリオブラザーズ」が史上最も影響力があったゲーム100選の中で1位に選出された(2位はテトリス)。
売上の面に関しては、手軽なコンピュータRPGやWii Sportsなどが高い売り上げを誇る日本特有のライトユーザーが多く、簡単なゲームが日本国内では好まれる傾向がある。そのため複雑な3Dのアクションゲームよりも従来の2Dアクションの横スクロールゲームの方が好まれる傾向がある。3Dアクションの『スーパーマリオギャラクシー』よりも、2Dアクションの『New スーパーマリオブラザーズ』の方が著しく高い売上を記録している事がその証拠である。
マリオシリーズは音楽界でもヒットを記録した。1992年にはゲームボーイ版の『スーパーマリオランド』のBGMをサンプリングしたアンバサダーズ・オブ・ファンク・フィーチャリング・MCマリオ (Ambassadors Of Funk featuring M.C. Mario) の『スーパーマリオランド (Super Mario Land) 』が全英シングルチャートでトップ10入りのヒット。2005年には『スーパーマリオブラザーズ』のBGMをサンプリングしたトンガリキッズの『B-DASH』がオリコンシングルチャートで最高4位を記録。『スーパーマリオブラザーズのテーマ』はビルボードの着信メロディチャート (Hot Ringtone) で2005年度の年間5位、2007年度の年間1位を記録。
以下のゲームタイトル、プラットフォーム、発売日などはすべて日本におけるものである。
※略号 AC:アーケード、FC:ファミリーコンピュータ(ロムカセット)、FC-D:ファミリーコンピュータ ディスクシステム、SFC:スーパーファミコン、N64:NINTENDO64、DD:64DD、GC:ニンテンドーゲームキューブ、Wii:Wii(ウィー)、GB:ゲームボーイ、GBC:ゲームボーイカラー、GBA:ゲームボーイアドバンス、DS:ニンテンドーDS、VB:バーチャルボーイ| タイトル | 発売日 | ハード | 2D/3D |
|---|---|---|---|
| ドンキーコング | 1981年 | アーケードゲーム | 2D |
| マリオブラザーズ | 1983年 | アーケードゲーム | 2D |
| スーパーマリオブラザーズ | 1985年9月13日 | ファミリーコンピュータ | 2D |
| スーパーマリオブラザーズ2 | 1986年6月3日 | ファミリーコンピュータ ディスクシステム | 2D |
| スーパーマリオブラザーズ3 | 1988年10月23日 | ファミリーコンピュータ | 2D |
| スーパーマリオワールド | 1990年11月21日 | スーパーファミコン | 2D |
| スーパーマリオUSA | 1992年9月14日 | ファミリーコンピュータ | 2D |
| スーパーマリオ ヨッシーアイランド | 1995年8月5日 | スーパーファミコン | 2D |
| スーパーマリオ64 | 1996年6月23日 | ニンテンドー64 | 3D |
| スーパーマリオサンシャイン | 2002年7月19日 | ゲームキューブ | 3D |
| New スーパーマリオブラザーズ | 2006年5月25日 | ニンテンドーDS | 2D |
| スーパーマリオギャラクシー | 2007年11月1日 | Wii | 3D |
| タイトル | 発売日 | ハード |
|---|---|---|
| スーパーマリオランド | 1989年4月21日 | ゲームボーイ |
| スーパーマリオランド2 6つの金貨 | 1992年10月21日 | ゲームボーイ |
| スーパーマリオランド3 ワリオランド | 1994年1月21日 | ゲームボーイ |
| タイトル | 発売日 | ハード | 備考 |
|---|---|---|---|
| スーパーマリオコレクション | 1993年7月14日 | スーパーファミコン | SMB1〜3、USAのリメイク |
| スーパーマリオブラザーズデラックス | 2000年3月1日 | ゲームボーイカラー (ニンテンドーパワー専用) | 『スーパーマリオブラザーズ』のリメイク |
| スーパーマリオアドバンス | 2001年3月21日 | ゲームボーイアドバンス | 『スーパーマリオUSA』のリメイク |
| スーパーマリオアドバンス2 | 2001年12月14日 | ゲームボーイアドバンス | 『スーパーマリオワールド』のリメイク |
| スーパーマリオアドバンス3 | 2002年9月20日 | ゲームボーイアドバンス | 『ヨッシーアイランド』のリメイク |
| スーパーマリオアドバンス4 | 2003年7月11日 | ゲームボーイアドバンス | 『スーパーマリオブラザーズ3』のリメイク |
| スーパーマリオ64DS | 2004年12月2日 | ニンテンドーDS | 『スーパーマリオ64』のリメイク |
| タイトル | 発売日 | ハード |
|---|---|---|
| マリオクラッシュ | 1995年9月28日 | バーチャルボーイ |
| スーパーペーパーマリオ | 2007年4月7日 | Wii |
| タイトル | 発売日 | ハード | 備考 |
|---|---|---|---|
| ドンキーコングJr. | 1982年 | アーケードゲーム | 後年、ドンキーコングを主役に据えた『スーパードンキーコング』が登場 |
| スーパーマリオ ヨッシーアイランド | 1995年8月5日 | スーパーファミコン | 本作以降、ヨッシーを主役に据えた同様の世界観を持つゲームが多数登場 |
| スーパーマリオランド3 ワリオランド | 1994年1月21日 | ゲームボーイ | 本作を一作目としたワリオランドシリーズなどのアクションゲーム、『メイド イン ワリオ』シリーズが登場 |
| ルイージマンション | 2001年9月14日 | ゲームキューブ | |
| スーパープリンセスピーチ | 2005年10月20日 | ニンテンドーDS | |
| タイトル | 発売日 | ハード |
|---|---|---|
| スーパーマリオ ヨッシーアイランド | 1995年8月5日 | スーパーファミコン |
| ヨッシーストーリー | 1997年12月21日 | ニンテンドウ64 |
| ヨッシーの万有引力 | 2004年12月9日 | ゲームボーイアドバンス |
| キャッチ!タッチ!ヨッシー! | 2005年1月27日 | ニンテンドーDS |
| ヨッシーアイランドDS | 2007年3月8日 | ニンテンドーDS |
| タイトル | 発売日 | ハード |
|---|---|---|
| ドンキーコング | 1994年6月14日 | ゲームボーイ |
| マリオvs.ドンキーコング | 2004年6月10日 | ゲームボーイアドバンス |
| マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進! | 2007年4月12日 | ニンテンドーDS |
| タイトル | 発売日 | ハード |
|---|---|---|
| レッキングクルー | 1985年6月18日 | ファミリーコンピュータ |
| レッキングクルー'98 | 1998年1月1日 | スーパーファミコン |
マリオシリーズは、その世界観がつながっていると明確にされることが少ないため、いくつかは、パラレルワールドの可能性がある。スーパーマリオブラザーズとスーパーマリオブラザーズ2など。そして、スーパーマリオRPGとスーパーマリオ64以降の作品はパラレルワールドの可能性もあるが、任天堂がそこまで細かくストーリーを考えて創っているとは考えづらく(任天堂は設定に因る制約を防ぐため大まかな制作スタイルとして、必要に求められなければ厳密な設定を重要視しない)、基本的に世界観がつながっていると考えられる。
ちなみに、スマッシュブラザーズシリーズのマリオは、マリオの人形が動き出したものであり、シリーズ毎に出てくるいわゆるマリオではないという設定である。同シリーズにおける他の各ゲーム出身のキャラクターもそうであるが、キャラクターの体格差や各ゲームごとの世界観の矛盾を避けるために行った設定との事。
ドンキーコングシリーズの敵であった初代ドンキーコングが、スーパードンキーコングシリーズでは引退しクランキーコングと名を変え、孫(2代目ドンキーコング)までもうけているのに対し、マリオは全く歳をとってなく、マリオvs.ドンキーコングでは2代目ドンキーコングと共演している。「ドンキーコングの一族はゴリラなので、成長が速く老いるのも速かったのではないか。」や「初代ドンキーコングはドンキーコングの時点ですでに壮年期だったのではないか」との見解を示すファンもいる。