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義賊

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

義賊(ぎぞく)とは、貧しい者、虐げられている者らに対して、これを助けようというある種ボランティア的な主義・思考を動機として違法行為・反社会的行動を行う者を言う。

定義

義賊とは「名乗るもの」と言うよりはどちらかと言うと「呼ばれるもの」である。

義賊は、窃盗や強奪などの行為において得た金品を自らの財とはせず、困窮している弱者らにその利益を配分しようとしなくてはならない。日本においては鼠小僧の伝承などに見られる「夜中こっそりと家に小判を投げ込む」というあたりがそのイメージの定番であろう。ちなみにフィクション上の義賊の多くはこういった利益の配分の際、いわゆる資金洗浄というものをせず、盗んだものとすぐ分る形で配布してしまうようである。

「自らがどれだけ不利な状況に置かれようとも、無関係の他者は絶対に巻き込まない、傷つけない」また「たとえ関係者であっても、自分よりも弱い者を心身ともに傷つけるような事をしない」という事も義賊と呼ばれるための条件といえる。また、彼らが自身の反社会的行動の罪深さを十分に理解しており、自己弁護に熱心にならない事も条件であろう。

備考

上で例としてあげた鼠小僧はたしかに実在した盗賊ではあるものの、彼が盗んだ金銭を貧しい者に分け与えていたというような事実は存在せず、博打に有り金全てを投じたという。

また、盗みなどの違法行為によってでなく、なんらかの労働の対価として正当に得た金銭を貧しい者らの家にこっそり投げ込んで歩いても、無論それは義賊ではない。

フィクションに描かれた義賊

「義賊」と見なされた実在の人物

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