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恵庭岳

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

恵庭岳(えにわだけ, アイヌ語:e(e)niwa, e-en-iwa)は、北海道千歳市恵庭市の境界にある第四紀火山である。標高は1320m。活火山に指定されている。恵庭市の名前の由来でもある。

千歳市は恵庭岳のほとんど全域の直轄を主張するが、恵庭市は山頂までの領域を主張している。

特徴

地質は安山岩質の成層火山で火砕丘、溶岩ドームを持つ。支笏カルデラの後カルデラ火山である。同じく後カルデラ火山の樽前山より古い。山頂から東北東方向に火口が開いており、噴気活動を認めることができる。

日本の多くの火山と同様、熱水鉱床による鉱脈を形成しており、山麓の北側で戦時中まで恵庭鉱山として採掘が行われていた。鉱山町も形成されていたが、当時冬には陸の孤島となることから採算が悪く、1943年に放棄された。坑口と精錬所の遺構は現在も確認できるが、鉱山町の遺構は火葬場の炉があるのみである。

また、西側の斜面には札幌オリンピック時に山頂から麓まで至る滑降コースが一時的に造成されたが、自然破壊であるとして批判された。2006年現在も植生は完全に回復したとはいえない。

噴火活動時期

  • 4万年より新しい。

登山ルート

ポロピナイからの登山ルートがあるが、現在8合目より上は危険のため立ち入りが制限されている。

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