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警察庁

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
警察庁
300px
警察庁が置かれている中央合同庁舎第2号館
警察庁長官 吉村博人
警察庁次長 安藤隆春
組織
上部組織 内閣府国家公安委員会
警察庁は、内閣総理大臣の所轄の下、内閣府に外局として置かれる国家公安委員会が管理する「特別の機関」である。
内部部局 長官官房生活安全局刑事局交通局警備局情報通信局
附属機関 警察大学校科学警察研究所皇宮警察本部皇宮警察学校
地方機関 管区警察局管区警察学校)、東京都警察情報通信部北海道警察情報通信部
概要
所在地 東京都千代田区霞が関2-1-2
定員 7,568人
警察庁の職員の定員。うち、1,774人は警察官、906人は皇宮護衛官、4,888人は一般職員。
2007年(平成19年)4月1日施行)
年間予算額 2,605億700万円
(警察庁の当初予算、2007年度(平成19年度))
設置年月日 1954年(昭和29年)7月1日新警察法に基づいて設置)
前身 国家地方警察本部旧警察法に基づいて設置)
公式サイト
www.npa.go.jp
予算・決算統計警察白書

警察庁(けいさつちょう。英訳名:National Police Agency)は、日本の行政機関の一つ。内閣総理大臣の所轄の下に置かれる国家公安委員会内閣府外局)が管理し、国家公安委員会に設置される「特別の機関」である。警察制度の企画立案のほか、国の公安に係る事案についての警察運営、警察活動の基盤である教養、通信、鑑識等に関する事務、警察行政に関する調整等を行う役割を担う。また、警察庁長官は、これらの所掌事務について、都道府県警察警視庁を含む)を指揮監督する。通称は“察庁”(さっちょう)。1954年(昭和29年)に公布施行された警察法により設置された。

沿革

組織

本庁は長官官房、5局(2部)で構成され、その他所要の地に附属機関と地方機関が置かれている。各都道府県の警察本部警察署と違い、執行機関ではないので装備としてのパトロールカー留置場はない。

長官及び次長

長は警察庁長官で、国家公安委員会内閣総理大臣の承認を得て任免する。

全警察職員の最高位に位置する警察官であるが、警察法第62条の規定により唯一階級制度の枠外に置かれている。

警察庁長官は、国務大臣を委員長とする国家公安委員会の管理に服し、警察庁の庁務を総括し、所部の職員を任命し、及びその服務についてこれを統督し、並びに警察庁の所管事務について、都道府県警察(警視庁及び道府県警察本部)を指揮監督する。

長官を補佐する職として警察庁次長1人(階級は警視監)が置かれており、長官が出張等で不在のときはその職務を代行する。警察法第34条で、「長官は警察官とし、警察庁の次長、官房長局長(情報通信局長を除く。)及び部長、管区警察局長その他政令で定める職は警察官をもつて、皇宮警察本部長は皇宮護衛官をもつて充てる」とされる。

内部部局

内部部局 は、以下のとおりである。
  • 長官官房
  • *官房長、総括審議官、政策評価審議官、審議官(5)、技術審議官、参事官(5)、首席監察官、国家公安委員会会務官
  • *総務課
  • *人事課
  • *会計課
  • *給与厚生課
  • *国際課
  • 生活安全局
  • *生活安全企画課 
  • *地域課
  • *少年刑事課 
  • *生活環境課 
  • *情報技術犯罪対策課
  • 刑事局
  • *刑事企画課
  • *捜査第一課
  • *捜査第二課
  • *犯罪鑑識官
  • *組織犯罪対策部(旧・暴力団対策部)
  • **企画分析課 
  • **暴力団対策課(刑事四課内)
  • **薬物銃器対策課
  • **国際捜査管理官
  • **犯罪収益移転防止管理官
  • 交通局
  • *交通企画課
  • *交通指導課
  • *交通規制課
  • *運転免許課
  • 警備局
  • *警備企画課 
  • *公安課 
  • *警備課
  • *外事情報部(旧・長官官房国際部)
  • **外事課 
  • **国際テロリズ厶対策課
  • 情報通信局
  • *情報通信企画課
  • *情報管理課
  • *通信施設課
  • *情報技術解析課

附属機関

地方機関

備考

  • 各管区警察局にはそれぞれ管区警察学校が置かれる。
  • 各管区警察局の管理の下に、府県情報通信部が置かれる。
  • 北海道には管区警察局は置かれない。これは、地方自治体としての区域と管区(ブロック)としての区域が同一であることから、北海道警察本部が“北海道管区警察局”としての機能を併せ持つためである。その代わり、道警本部においては、各府県警察本部に相当する機関として、札幌市函館市旭川市釧路市及び北見市に「方面本部」が置かれている。
  • 警視庁が関東管区警察局管下に置かれていないのは、警視庁がいわば「東京都警察本部+首都警察本部」という特別な位置付けにあるためで、トップ・幹部人事の一部についても政府承認が必要となっている。

警察庁の職員

警察庁の職員は、大きく警察官と一般職員の二種類に分かれる。
  • 警察官としては、国家公務員I種試験(法律・経済・行政)に合格したいわゆるキャリア組の警察官、国家公務員II種試験(行政)を通過した警察庁採用警察官、警視庁・道府県警察本部採用者から警視正以上の階級に昇進した警察官、警視庁、道府県警察本部から出向した職員(警部以上の階級の警察官)、他の省庁から警察官として出向してきた職員などが勤務している。
  • 一般職員には、国家公務員I種試験(技術)に合格したキャリア組の職員、他の国家公務員試験を通過した職員などがいる。また、他の官庁からの出向者もいる。

警視庁・道府県警察本部採用の警察官でも、階級が警視正以上になると警察法第55条により立場が国家公務員となり、所属も警察庁となる。このような警察官を地方警務官という。

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