読み込み中...古楽派(こがくは)は古楽器派の略称で、主にバロック期以前の西洋音楽を、作曲された当時の楽器(古楽器)、奏法、編成などによって可能な限りに再現し、いわゆる「歴史的に正しい(オーセンティックな)」演奏を目指す演奏家たちの事を指す通称。
グスタフ・レオンハルトやニコラウス・アーノンクール、クリストファー・ホグウッド、ジョン・エリオット・ガーディナー、延原武春などが有名。これらの人々の仕事は徐々に大きな音楽的成果・成功を収め、それまでのモダン楽器、大編成による後期ロマン派的色彩の強い演奏にかわり、現在では特にバロック音楽の演奏で主流を成すにいたっている。ロマン派や近代の時代に属する音楽を全て同時代楽器で演奏するスタンスも、一種の「古楽派」的アプローチである。それぞれのアプローチの仕方に相違点はあっても、これらの人々の試みを特徴付けるのは、作曲家によって保証された「規範(と彼らの考えたもの)」への回帰を求めたことにあった。
ただ、再現芸術としての音楽は、どんな場合であれ主観性を包含せざるを得ず(この故に演奏者個人や団体への評価が成立する)、こうした彼らの演奏スタイルを「オーセンティック(真正の)」と形容すること自体を疑問視する向きもあり、一般的に言って古楽派に対しての反応はポジティブなもの、ネガティブなもの両方がある(演奏家たちの意見も分かれている)。
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