読み込み中...札幌市時計台(さっぽろしとけいだい)は、北海道札幌市中央区北1条西2丁目にある建築物である。国の重要文化財。正式名称「旧札幌農学校演武場(きゅうさっぽろのうがっこうえんぶじょう)」、通称「札幌時計台(さっぽろとけいだい)」。単に「時計台」と呼ばれることもある。
三角屋根の上に大時計を載せた特徴的な外観の建築物である。木造2階建(時計部分の塔屋を除く)で、現在は1階が展示室、2階が貸ホールとなっている。かつては札幌市の図書館として使われていたこともある。敷地、及び、建物は札幌市が管理運営しており、北海道庁赤レンガ庁舎と並び、札幌市中心部の有名観光スポットであり、札幌市のカントリーサインのデザインとしても使用される札幌市の象徴的建物である。また道外では札幌ラーメンの店の看板や北海道観光のポスターに多用されるなど、札幌のみならず北海道の象徴とされる例も多い。
建設当初は大時計を設置せず、鐘楼に工部省東京工場製の鐘が吊るされていた。綱を引いて鐘を鳴らす仕組みだったが、時報の正確性に欠くことや振動により実験に支障をきたすことから1881年6月に塔部分を新築し、現在の大時計が設置された。時計のムーブメントはアメリカハワード社製の19世紀製の時打重錘振子式四面時計(製造番号738)で、2008年現在も使用されている。時計は4面あり、時計の表示盤は直径1.6mある。また、毎時、時間に応じた数の鐘の音が鳴る。
札幌市に移管されてからは手入れするものがなく、しばらく時計として動作していなかったが、1933年に札幌市内の井上時計店主・井上清が、市の中心部の目立つ場所に動いていない時計があるのは恥ずかしいと、無償で整備・調整を買って出た。これ以降、調整はボランティアによって行われている。150kgあるといわれる錘の持ち上げもボランティアが人力で行っている。
1995年から1998年にかけて阪神大震災を踏まえた耐震補強を含めて、大規模な修繕工事が実施された。
現在は高層ビル群に囲まれているが、下から上にあおる構図で撮影した写真が用いられることが多いことから北海道の雄大な自然に囲まれていると誤ったイメージを持つ観光客が多い。時計台の向かいのビルの2階がテラスとなっており、時計台を正面より撮影できる。
鐘の音も高層ビルに阻まれて現在は時計台周辺でしか聞こえないが、市内の小学校などでは、時刻によって録音された鐘の音を鳴らしている。STVラジオでは、平日の午前6時から8時と、夕方4時の時報はこれに代わって札幌時計台の鐘の音を流す。
非公式キャラクターとして時計大臣というのがあり、これはさっぽろテレビ塔の非公式キャラクター「テレビ父さん」の仲間に当たる。
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