士別市(しべつし)は、北海道上川支庁管内にある市。最後の屯田兵村であり、農業の集散地として発展してきた。士別駅付近には多数のレンガ造りの農業倉庫があり、現在でも使用されている。また、羊のまちとして有名で、郊外の観光施設「羊と雲の丘」「めん羊牧場」では、めん羊の放牧や飼育風景を見ることができる。士別剣淵インターチェンジの東にある「かわにしの丘」は丘陵風景が美しい。、士別市と朝日町が合併した。
地理
中心市街地は名寄盆地の南部、天塩川と剣淵川の合流点付近にある。市の東部は北見山地に、西部の温根別地区は天塩山地に続く山地となっている。市の東部にある岩尾内湖は天塩川の最上流である。
歴史
-
アイヌ語の「シュペツ」(大いなる川)から地名がついた。
経済
産業
-
大正時代には澱粉製造、昭和初期からは製糖で知られ、現在も甜菜糖の工場があり、主要な産業となっている。
-
第一次産業が主たる産業であり、農業、林業、畜産業が経済の中核を担っている。
-
「サフォークランド士別」をキャッチフレーズに羊の牧畜に力を入れており、市営の牧場にはサフォーク種を中心に約30種類のめん羊が飼育されている。
-
自動車・タイヤメーカーの試験場がつくられ、冬の厳しい寒さを利用した寒冷地試験が行われている。
立地企業
金融機関
郵便
-
士別郵便局(日本郵便士別支店併設)
-
多寄郵便局
-
温根別郵便局
-
上士別郵便局
-
朝日郵便局
姉妹都市・提携都市
国内
海外
地域
人口
教育
-
高等学校
-
* 道立高等学校
-
** 士別高等学校
-
** 士別商業高等学校
-
*** (上記両校は生徒数の減少の為、2007年度より合併し、士別翔雲高等学校となる。)
-
* 市立高等学校
-
** 士別東高等学校
-
小中学校
-
* 市内には11の小学校と6つの中学校がある。
-
保育所
-
* 市内には公立の認可保育所が3つ、僻地保育所が5つ、認可外保育所が5つある。
認可外保育所のうち、こぶたの家保育園(NPO法人)では、乳児保育や給食を実施。休日保育・延長保育・一時保育・学童保育をこぶたの家保育園とつくも保育園(宗教法人)で実施している。
交通
空港
鉄道
バス
道路
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
-
つくも水郷公園:天塩川横にある公園
-
羊と雲の丘:市西部の小高い丘。めん羊が放牧されている。市内が一望できるレストランもある。
-
めん羊牧場:羊と雲の丘に隣接。様々な品種の羊が飼育されている。
2007.7月から放送の『牛に願いを』のロケ地にもなった。
-
かわにしの丘:士別剣淵ICの東に位置する美しい丘陵地帯。
-
岩尾内湖:天塩川をせき止めて出来たダム湖で、釣りやキャンプが楽しめる。
-
上士別遺跡:およそ6000年前の縄文人の竪穴式住居の遺跡。1971年発掘。
-
大和牧場:上士別町の山間にある542haの広大な市営牧場。牛、及び馬の放牧が見られる。
-
三望台シャンツェ:旧朝日町にあるスキージャンプ競技場、夏・冬通じて競技会や合宿が行われる。
マスコミ
その他
-
市外局番は0165で、和寒町、剣淵町、幌加内町と共通である。
-
「合宿の里」として有名。多くの実業団チームが、夏に合宿にやって来る。(涼しい気候のため)
-
作家・村上春樹が「羊をめぐる冒険」を著する際、羊に関する取材のため士別を訪れている。この事は、氏の『村上春樹全作品 1979〜1989〈2〉 羊をめぐる冒険』(講談社)の自身による解説に書かれており、作中にも士別市を思わせる記述が見受けられる。
-
また村上春樹は「ひとつ、村上さんでやってみるか」(朝日新聞社、)でも、読者とのやり取りの中で「これまで僕は北海道では、旭川と士別にもっぱら注目していたんですが…(以下略)」(364ページ)と発言している。
-
根室支庁に同じ読みの標津町がある。区別のため、ラジオ等では士別市のことを「サムライ士別」と呼ぶこともある。(市と町で区別もできる)
出身の有名人
関連項目
外部リンク