児童文化研究会(じどうぶんかけんきゅうかい)とは、
児童文化、
福祉、
教育に興味がある者によって構成される大学生の
クラブ活動。
その団体名は大学によってさまざまで、児童文化研究会、児童文化研究部、児童文化部のほか、〜KIDS、〜CLUBなどがある。
児童文化研究会は、戦後、国を支える礎である教育を大人たちだけに任せてはおけないと立ち上がった学生たちによって組織された、子供たちに健康で文化的な生活を保障するための活動であった。また、教師を目指す学生たちの研究、実践の場、自分たちの受けてきた教育に対する不満を解消、再確認する場としても重要であったと思われる。
かつては、教育系の大学には必ず一つか二つ存在したが、不景気、就職難、少子化などの影響から活動規模を縮小したり、解散したりした団体も少なくない。
児童文化研究会の交流を目的とした組織「
全国学生児童文化連盟」では、活動の内容を大きく3つのジャンルに分類しており、このジャンルがそのまま各団体内の小グループ名となっている。(参照:
ジャンル)
役職
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会長(代表、部長)
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*研究会の責任者で、名称はそれぞれの団体で異なる。学生の代表以外に大学教員が顧問を務めていることもある。会議の進行や大学、学生自治会、他のクラブとの交渉に当たる。
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副会長(副代表、副部長)
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*責任者の補佐役。会長、会計と合わせて「三役」と呼ばれることがあり、議長、書記などを分担する。偏りの無い組織運営を行うために各小グループから一人ずつ三役に参加することも多い。
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会計
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*クラブの会計係。予算案の作成、会計管理、決算の作成のほか、後援会や学生自治会に予算を申請したり、会員から会費を徴収したりと、地味ながら苦労が多く、責任も大きい。
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渉外(外務)
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*人数が少ない団体では会長が兼ねていることが多い。特定の団体と定期的なかかわりがある場合は、特に〜担当のような連絡係を置くことがある。会長、副会長、会計、渉外は2年目後期〜3年目前期に務めることが多い。
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小グループ長(部長、班長、CAP)
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*小グループごとの責任者。1年目後期〜2年目前期に務めることが多い。ふつう、CAPを務めた学生は、そのまま会長等の役職を引き継ぐ。
小グループ
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文化財グループ(人形劇部会、人形劇班、影絵班など)
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*人形劇、影絵、パネルシアターのような、子供たちに「見せる」文化を中心とした活動を「文化財活動」と呼ぶ。子供たちに非日常の空間を提供する活動であり、かつては学童保育や僻地の学校などを訪ね歩いて公演を重ね、戦後の混乱期、日本の情操教育に多大な貢献をしたといわれている。現在ではTVやビデオにその役割が移行している分、要求されるクオリティが高まっている。
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児童文学グループ(おはなし部会、よみきかせ班、かみしばい班など)
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*紙芝居、読み聞かせのような子供たちに「読ませる」文化を中心とした活動を「児童文学活動」と呼ぶ。文化財との大きな違いは、本、活字とふれあう機会を大切にしている点であり、団体によっては読み聞かせなどは行わず、オリジナルの児童文学を「書く」ことを主な活動としているところもある。
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地域子ども会グループ(子ども会部会、子ども会班など)
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*鬼ごっこやドッジボール、キャンプなど「遊ぶ・暮らす」文化を中心とした活動を「地域子ども会活動」と呼ぶ。子供たちと日常的に関わることを目的としており、最も活動頻度が高い。少なくとも月に1回、多ければ週に2回ほど子供たちとの活動があるが、他の二つよりもハードルが低いのか、活動は地域ジャンルだけ、という大学もある。