読み込み中...品詞(ひんし)は、単語を文法的な機能や形態などによって分類したもの。
全ての単語は、いずれかの品詞に所属すると考えられる。だが、実際にどの品詞に含まれるかと問われれば、分類に悩むことも多い。そのため現在では認知心理学の意味研究からプロトタイプという考え方が導入されて説明されている。具体的な品詞の種類としては、名詞や動詞はどの自然言語にでもある品詞だと考えられており、第三以上の品詞にどのような種類を立てるかは、各言語ごとに異なる。
品詞の分け方には大きく分けて以下の3つの方法がある。 #形態的な分類方法 #:その単語自体の形やどのような形態素が付くかで分類する。 #:例:日本語の形容詞は文の終わりで言い切るとき、"イ"の音で終わる。「これはつまらな"い"。」での「つまらない」や「今日は天気が良"い"。」での「良い」はそれゆえに形容詞である。 #意味的な分類方法 #:その単語がもつ大まかな意味によって分類する。 #:例:動詞は動きをあらわす単語である。それゆえに、「遊ぶ」や「走る」は動詞である。 #統語的な分類方法 #:文の中でどういう働きをするか、他の語とどう結びつくかで分類する。 #:例:日本語の形容詞は名詞の前に付く。「大きいぬいぐるみ」においての「大きい」や「かわいい子」においての「かわいい」はそれゆえに形容詞である。しかし、これら3つの分類それぞれだけでうまく分類ができるわけではない。「知る」という単語は一般には動詞とされているが、上の意味的な分類方法の例について言えば、「知る」は何か動きの意味があるわけでないので、うまく分類できない。
単語をいくつかの品詞のグループに分けるということは、古典ギリシア語の文法研究から始まった。これが、ラテン語の文法研究に受け継がれ、さらにはヨーロッパ諸国の言語の文法研究にも品詞の考え方が取り入れられた。後に、言語学の対象がヨーロッパ外の言語にも広まるとともに、品詞という考え方が世界中の言葉に適用されることとなった。
また、近年、生成文法の観点から、限定詞(Determiner)概念も有力となっている。
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