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秀丸エディタ

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

秀丸エディタ(ひでまるエディタ)は、Microsoft Windows向けのテキストエディタ

概要

最初OS/2用に開発され、その後Windowsへ移植された(OS/2版はフリーソフトウェア)。Windows 3.1時代より、定番のエディタとして使われてきた。1995年に32bit対応をした後は、Windows を代表するエディタとして広くその名を知られるようになる。4200円のシェアウェアであるにも関わらず、人気は高く、企業で一括して導入される場合もある。

開発は「秀まるお」こと斉藤秀夫。斉藤が会社員時代に作成していたが、その後退職して「サイトー企画」を立ち上げ、秀丸エディタの開発に専念するようになる。

なお、秀丸メールも秀丸エディタ相当のエディタが組み込まれていて、秀丸エディタのマクロも使用することができる。

特徴

まず第一にその軽快な動作があげられる。後述するように秀丸エディタは多くの機能を搭載するが、それでも起動時や新規ページ展開時において相当なスピードで動作し、常駐モードなどでさらなる動作速度のアップを図っている。

次に秀丸エディタの人気を支えるのが、マクロである。C言語に似た文法を持つ独自のマクロ機能を搭載しており、これにより、定型作業の効率化、複雑な作業の一本化が図れる。単なる動作記録としてでなく、分岐条件やDLLへのアクセス、各種プログラムの実行などが可能となっており、単なるエディタに留まらない作業を行うことができる。サイトー企画ではこれらのライブラリを用意してユーザーからのマクロを一括して紹介しており、このマクロの豊富さも人気の秘密である。

そのほか
  • 各種言語の色分け
  • 巨大ファイルの処理が可能
  • 多くのカスタマイズ機能
  • タブ式による複数ファイルの管理
  • 縦書き・段組み編集
  • プラグイン(変換モジュール)による拡張
  • アウトライン機能
  • 部分編集機能
  • コードの折りたたみ機能
などの特徴がある。

Ver.6.50からは単語補完、grep置換をサポートしている。

サポート

現在、秀丸エディタの動作に関するサポートは、サイトー企画の運営するメーリングリストで行われており、作者や開発者によるサポートを直接受けることができる。

フリー制度

秀丸エディタはシェアウェアだが、以下の条件に当てはまるユーザーは無料で利用できる「秀丸エディタ フリー制度」という制度がある。
  • 学生
  • *個人 - ただし卒業後は有料となる。
  • *団体 - 学生が学校内のPCで使用する場合。卒業後は有料。
  • フリーウェア作者
  • Windows関係の書籍・雑誌の著者

主要改版履歴

  • 1.50(1995/07/29):32bit版に移植
  • 2.00β(1995/11/23):Windows 95対応
  • 3.00(1999/03/23):各種のカラー化
  • 3.09(2001/10/11):Unicode (Big-Endian)対応
  • 3.14(2002/02/08):Windows XP対応を進める
  • 4.00β1(2003/06/09):バグの修正等
  • 5.00β1(2005/03/01):ツールバーの標準アイコン変更等
  • 6.00 (2006/09/14):高度なアウトライン機能、Windows Vista RC対応
  • 7.00(2007/09/05):単語補完機能
  • 7.09 (2008/08/07):64bit版登場

関連項目

外部リンク

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