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上川支庁

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
日本 > 北海道 > 上川支庁
上川支庁のデータ
Wikipedia画像へのリンク(画像:Kamikawa_subpref_Hokkaido.png)
自治体コード 01450-8
面積 9,852.21km2
世帯数 242,166世帯
(2005年8月末)
総人口 535,456
(2005年10月1日)
上川支庁
所在地 〒079-8610
旭川市永山6条19丁目
電話番号 0166-46-5111(代表)
外部リンク 上川支庁

上川支庁(かみかわしちょう)は、北海道に14ある支庁のひとつ。支庁所在地は旭川市。管内は4市・17町・2村からなる。隣接する留萌支庁宗谷支庁との結びつきが強い。

地理

北海道のほぼ中央、東西を山地に挟まれた盆地帯にあり、南北に細長くなっている。内陸のため、冬は非常に寒く、夏は比較的高温になる。

地形

山岳

  • 特に石狩山地中の大雪山十勝岳は2000mを超え、北海道の最高地点も東川町内にある大雪山系旭岳の山頂(標高2290m)になる。
  • 上川支庁管内も山地帯で隔てられており、中でも北緯44度付近の塩狩峠は北部と南部を二分している。

河川

  • 支庁内には複数の分水嶺があり、郡の境界がほぼそれに沿っている。支庁中部の旭川市や石狩国上川郡の各町は石狩川の流域に当たり、その源流は上川町の石狩岳に求められる。また、かつて空知支庁の一部であった南部の富良野市や空知郡の各町は石狩川支流の空知川流域になり、石狩川本流とは緩やかな丘陵地帯で隔てられている。空知川は西隣の空知支庁の砂川市で石狩川に合流する。塩狩峠以南の以上の区域が石狩国にあたる。
  • 空知川流域とは金山峠を隔てた支庁最南端の占冠村は太平洋に注ぐ鵡川流域になり、水源は同村内のトマム岳にある。また、南に隣接する日高支庁との間には日高峠で境界をなしている。同村は胆振国勇払郡であり、かつては室蘭支庁(現在の胆振支庁)の一部であった。
  • 石狩川流域の北側には山岳地帯があり、塩狩峠などの北側は天塩川(川の水源は士別市の天塩川)の流域になる。ここには士別市、名寄市、中川郡、天塩国上川郡が含まれる。この分水嶺の北側が天塩国になっていた。

盆地と谷

  • 支庁内は河川に沿って盆地が開けている。石狩川流域には上川盆地、空知川流域には富良野盆地があり、それぞれ谷によって石狩平野と分けられている。また、天塩川流域には名寄盆地がある。各平野にはそれぞれ中心都市があり、現在でも経済活動が盛んに行われている。
  • この他、各河川の支流が周囲の山岳地帯から流れ出ているため、その谷間で開拓が進められた。豊かな資源を生かした林業や鉱山開発が行われたが、現在ではその多くが衰退し、急速な過疎化と廃村化が進んでいる。

気象

  • 北海道の中北部にあり、周囲を山に囲まれた地域のため、内陸性気候となっている。気候は北海道のイメージに反し穏やかで、気象注意報・警報が出ることが少ない。冬も吹雪の日は少ない。
  • 地震がほとんど発生しない地域である。

気温

  • 冬の寒さが極めて厳しい。旭川市の旭川地方気象台1902年1月25日-41.0度を観測し、これが現在でも日本国内で記録された公式の最低気温記録となっている。旭川市では、1996〜2005年の平均で冬日が年155.5日、真冬日が年80.6日である。占冠村は更に寒く、同期間の冬日は年185.6日に達し、21世紀の日本国内最低気温である-35.8度2001年1月14日に記録している。この低温は生活上の障害となっているが、観光産業の基盤でもある。
  • 一方、夏は比較的高温になり、旭川市では7月と8月の最高気温が1971〜2000年の平年値で26度を超える。1996〜2005年の平均では夏日が年58.1日で、道内の地方気象台設置都市で最多である。この高温が、上川盆地での大規模な稲作を可能にしている。

降水

  • 降水量は日本国内では少なく、旭川市での平年値は1074.2mmとなっている。1996〜2005年の平均でも1077.7mmで、そのうち4年は降水量が1000mmを下回った。梅雨の影響を受けないため、平年値では6月の降水量が5月を下回る63.8mmにとどまる。台風の影響は希に受けるが、同支庁を通過する際には勢力が衰え、移動速度が非常に速くなっているため、降水量はさほど増えない。旭川市で最後に1日の降水量が100mmを超えた日は1990年までさかのぼる。なお、占冠村での年降水量は旭川より多く、1996〜2005年の平均で1367.3mmになる。
  • 豪雪地域とまでは言えないが、気温が低いため雪が溶けず、積雪量は多くなる。旭川市での平年値では、年間降雪量の合計756センチ、積雪最大値は96cmとなっている。また初雪は10月23日、最後の降雪は4月30日で、半年近くにわたり雪が降る事になっている。
Wikipedia画像へのリンク(画像:Hokkaido_Kamikawa_Br_16cs.png)
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都市雇用圏(10%通勤圏)の変遷

以下は上川支庁における都市雇用圏(10%通勤圏、中心都市のDID人口が1万人以上)の変遷である。一般的な都市圏の定義については都市圏を参照のこと。
尚、この表の和寒町から下の部分が常に道北とされる塩狩峠以北である。
自治体
('80)
1980年 1990年 1995年 2000年 自治体
(現在)
旭川市旭川都市圏
39万4532人
旭川都市圏
39万6749人
旭川都市圏
39万9047人
旭川都市圏
39万8600人
旭川市
鷹栖町鷹栖町
東神楽町東神楽町
当麻町当麻町
比布町比布町
愛別町愛別町
東川町東川町
上川町----上川町
美瑛町----美瑛町
上富良野町----上富良野町
中富良野町-富良野都市圏
3万2983人
富良野都市圏
3万1977人
富良野都市圏
3万1945人
中富良野町
富良野市富良野都市圏
2万8499人
富良野市
南富良野町----南富良野町
占冠村----占冠村
和寒町----和寒町
剣淵町----剣淵町
士別市士別都市圏
2万8967人
士別都市圏
2万5753人
士別都市圏
2万4293人
士別都市圏
2万3065人
士別市
朝日町----
下川町----下川町
風連町名寄都市圏
4万2222人
-名寄都市圏
3万4661人
名寄都市圏
3万3328人
名寄市
名寄市名寄都市圏
3万0727人
美深町----美深町
音威子府村----音威子府村
中川町----中川町
※10%通勤圏に入っていない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
  • 2005年9月1日 - 士別市と朝日町が新設合併し、新市制による士別市が発足。
  • 2006年3月27日 - 名寄市と風連町が新設合併し、新市制による名寄市が発足。

歴史

Wikipedia画像へのリンク(上川合同庁舎)
  • 「上川」という名は、アイヌ語の「ペニ・ウングル・コタン」(川上の人々の集落)を意訳したものである。1869年開拓使判官・松浦武四郎によって名付けられた。
  • 1897年 上川支庁を設置する。
  • 1999年 上川支庁を含めた北海道の6つの機関が、北海道旭川市永山に位置する上川合同庁舎に移転する。

産業

農林業

多種多様な作物が生産されている「食材王国」である。

  • 林業が盛んであったが、現在は他の地域と同様に衰退している。

工業

  • 旭川市に食品加工業・製紙業・家具製造業などがある。最近は、東川町東神楽町にもそれらの工場が移ってきている。

商業

  • 旭川市が昔からの商業都市である。

地域

Wikipedia画像へのリンク(1.旭川市 2.士別市 3.名寄市 4.富良野市 5.鷹栖町 6.東神楽町 7.当麻町 8.比布町 9.愛別町 10.上川町 11.東川町 12.美瑛町 13.和寒町 14.剣淵町 15.下川町 16.上富良野町 17.中富良野町 18.南富良野町 19.占冠村 20.美深町 21.音威子府村 22.中川町)

地域分けをすると、北緯44度付近の塩狩峠以南(石狩国および胆振国部分)が道央に含まれる場合があり、以北(天塩国部分)が常に道北とされる。

塩狩峠以南
金山峠以南

※以上の地域で、上川支庁の面積の6割程度であるが、人口の8〜9割弱を占める。

塩狩峠以北

※天塩国部分は上川支庁の面積の4割程度と比較的広大だが、人口はわずか1割強と少ない。

隣接している自治体

交通

空港

鉄道路線

道路

道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

旭川市
  • ロマンティック街道 (プラタナス街道)
  • *プラタナス並木と西洋風の町並みが続く街道。教会や石造の倉庫、有名菓子店が立ち並んでいる。TVCMのロケ地にもなった。
  • 嵐山公園・嵐山展望台
  • *鷹栖町域に属するが、旭川市の名所として認識されている。
  • 美瑛町
  • *北海道を代表する丘陵風景が見られる「丘のまち」。白金温泉もある。

関連項目

外部リンク

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