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石狩岳

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

石狩岳いしかりだけ)は、北海道中央部、石狩山地にある標高1,967mの山。山頂は上川支庁管内上川町石狩国)と十勝支庁管内上士幌町十勝国)の境にある。名称は石狩川の水源であることから付けられた。大雪山国立公園に属している。

地理

稜線は北東-南西方向に伸びている。北東へ辿ると音更山(1,932m)、ユニ石狩岳(1,541m)、三国峠を挟んで三国山(1,541m)と続いており、この稜線は上川町と上士幌町の境をなし、日本海側と太平洋側の分水嶺もなしている。これらの山々(三国山は除かれることもある)を指して石狩連峰と呼び、石狩岳はその主峰である。

南西へ伸びた稜線はまもなく南へと方向を変え、ニペソツ山(2,013m)、丸山(1,692m)、ウペペサンケ山(1,848m)と続いていく。石狩連峰とこれらの山々は大雪山の東に列をなしていることから、総称して東大雪と呼ばれる。

石狩連峰は日高連峰と同様の褶曲山脈であり火山ではない。森林限界は1,600m程度にあり、以降はハイマツ帯。北西斜面に石狩川の、南東斜面に音更川十勝川の支流)の水源がある。

登山

1920年(大正9年)7月に慶應義塾大学山岳会の大島亮吉が石狩沢より登頂、この様子は紀行文「石狩岳より石狩川に沿うて」に記されている。また、1923年(大正12年)には北海道大学の田口鎮雄らが音更川より登頂に成功している。

登山ルートには十国峠より音更山経由で登るコース、西にある沼ノ原山登山口より急峻な尾根づたいに登るコースなどがあるが、下に示すシュナイダーコースが日帰り登山も可能でよく利用されている。
シュナイダーコース
国道273号十勝三股より林道を西に10キロ進み、音更川の枝沢である二十一の沢との出合いに駐車場や簡易トイレが設置された登山口がある。標準的な所要時間は登り5時間30分、下り3時間30分。

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