読み込み中...大陸(たいりく、continent)は、地球上の陸の中で特に面積の広いものをいう。これに対して面積の小さな陸を島という。大陸の定義は、文化や学問により異なる。
西洋ではユーラシア大陸をヨーロッパとアジアに分けるのが一般的である。これには地質学的、地理学的な根拠はなく、歴史的に大陸という語がヨーロッパ、アジア、アフリカを指していたためである。
人類学、歴史の観点から、より大きな大陸を定義することがある。アフロ・ユーラシア大陸はアメリカ大陸ほど一般的ではない。これらは「超大陸」と呼ばれることのほうが多い。
以上から、上記の六大陸とは異なる数え方が生じる。日本とロシアでは六大陸が普通だが、アメリカ合衆国では上記の七大州、ラテンアメリカでは上記の六大州を一般に大陸と呼ぶ。オリンピックの旗の五輪は六大州から南極を除いたものを表す。太平洋の島々は、オーストラリア大陸と共にオセアニア州と呼ばれることが多い。
地質学やプレートテクトニクスでは大陸棚までを大陸と見なす。このためニュージーランドとニューカレドニアを含む大陸棚をジーランディア大陸 (Zealandia) と呼ぶ。
氷河期は海面が低下し、ベーリング海峡が干上がったベーリンジアによってアフロ・ユーラシア大陸とアメリカ大陸がつながっていた。またオーストラリア大陸とニューギニアもつながり、サフル大陸と呼ばれる大陸になった。このため氷河期は、アフロ・ユーラシア・アメリカ、サフル、南極の三大陸であったといえる。
大陸の中でも特に面積の広いまとまりの部分(インドやアラビア半島など)を「亜大陸」と呼ぶことがあるが、大陸ほどはっきりした定義があるわけではない。
その他、以下のような用法もある。プレートテクトニクスや地質学の成果により、太古には大陸は今とは別の形をしていたことが分かっており、その段階や大陸ごとに名称が付けられている。大陸が合体して巨大な大陸を形成した場合、「超大陸」とも呼ぶ。
金星の、地球の大陸に匹敵する大きさの高地は、大陸 (la: terra) と呼ばれる。面積順に、アフロディーテ大陸、イシュタール大陸、ラダ大陸の3つがある。地球の大陸と同じメカニズムで生まれたものかどうかは不明である。
伝説や一部の人の説では、比較的近年に大陸が存在し、その後消滅したとされるが、科学的には否定されている。ただし伝説が大陸ではなく島などの何らかの土地の歴史を物語っている可能性はある。
そもそも島国である日本にとって単に「大陸」と言えばアジア・中国大陸を指す。同様に島国イギリスでも、単に「大陸」といえばヨーロッパ大陸を指す。島国では一番近くにあり、影響力の高い大陸をただ単に「大陸」と呼称する場合が多い。