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第301沿岸監視隊

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

第301沿岸監視隊(だい301えんがんかんしたい、JGSDF 301th Coast observation Unit)は北海道稚内市稚内分屯地に所在する陸上自衛隊北部方面総監直轄部隊の一つ。隊長は2等陸佐で稚内分屯地司令を兼務する。礼文分屯地には派遣隊が駐屯している。

沿革

任務

国際海峡であり、ロシアと対峙する国境でもある宗谷海峡と周辺海域を航行する船舶の監視(実質的には国境監視任務)を主任務とする一方で、航空自衛隊第18警戒隊と共に周辺自治体に対して災害派遣されることもある。任務の特性と部隊規模から戦闘行動は自衛戦闘程度に限定される。一般には国境警備隊的な部隊として誤認されている場合があるが任務的にも性質的にもそのような事実はない。宗谷支庁第3普通科連隊の警備担任であり、第301沿岸監視隊所掌の任務は航行する船舶の情報収集で海岸線における情報収集は情報保全隊の所掌であるので直接取り扱うことはない。

編成

  • 隊本部班
  • 情報班
  • 通信器材班
  • 派遣隊(後述

装備

派遣隊

北海道礼文町の礼文分屯地に派遣隊が所在する。しばしば礼文派遣隊と誤って認識されるが、正式には派遣隊である派遣隊の名称について、通常、一つの部隊に複数の派遣隊が編成される場合は派遣先を部隊名に冠する。情報保全隊の派遣隊警務隊の派遣隊や連絡班基地通信中隊の派遣隊が好例である。このため、礼文島にのみ派遣されているので礼文派遣隊ではなく単に派遣隊と称される。。派遣隊長は3等陸佐で礼文分屯地司令を兼務する。編成は隊本部班と情報班のみである。編成当初の状況においては、監視レーダーの性能の限界から地図上で稚内分屯地から礼文島の陰となる海域の監視が不十分であり、編成の目的はこれを補完することにあった。現在は丸山レーダーを運用し全方向で監視が可能となったが、有事の際には電子戦によって本隊の監視能力が限定されることが予想されるので引き続き編成されている。また、一部では地域経済等にも影響を及ぼす存在であるために、容易には解組されないとも言われている。

脚注

関連項目

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