読み込み中...

等号

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

等号(とうごう、equal sign)は「=」のかたちをした数学記号である。等号の左右が同一であることを表す。「イコール」と読むことが多い。

A = B (AとBは等しい)

等号で結ばれた数式を「等式」と呼ぶ。

1557年にウェールズ数学者ロバート・レコードによって発明された。

歴史

等号の「=」は国際的に認知された記号であるが、最初に使用したのは、ウェールズ数学者ロバート・レコードである。そのときの字形は現在よりもとても長いものであった。

当時使用されていた等号としては「=」はメジャーではなく、「‖」や「æ」、「œ」が使用されていた。

関連記号

恒等

常に等号が成り立つ恒等式を、方程式と明確に区別したいとき、「≡」が使われる。ただし、「=」を使っても間違いではない。

A ≡ B (AとBは常に等しい)

「=」と「≡」の違いは次の例でわかりやすい。

x + 1 = 0 (方程式) x + 1 ≡ 1 + x (恒等式)

また、定義を通常の等式と区別したいときも、「≡」が使われる。ただし、「=」を使っても間違いではない。

A ≡ B (AをBと定義する)

等号否定

「≠」は等号の否定を表し等号否定と呼ばれる。この符号は≠の左右が同一でないことを示す。

A ≠ B (AとBは等しくない)

これと「A = B でない」はまったく同じ意味である。

ほぼ等しい

「∼」「≅」「≈」「≒」などは「ほぼ等しい」「おおよそ等しい」「近似的に等しい」を表し、近似式近似値などに使われる。いくつか似た意味の記号があるが明確な使い分けはなく、また許容誤差など厳密な意味は文脈に依存する。

A ≒ B (AはBにほぼ等しい)

特殊な使い方

数学

  • 図形については、「=」は長さ面積体積が等しいことを意味する。「△ABC = △DEF」は2つの三角形の面積が等しいということである。2つの図形が同一である、つまり合同であることを示すには「≡」を使う。
  • 総和記号や総乗記号では、\sum_{i=0}^{10} x_i のように書くが、等号は第1項での i の値を表す。

プログラム言語

C言語perlJavaなど多くのプログラム言語では、「=」は右辺の値を左辺の変数へ代入することを表す代入演算子である。一方、数学での「=」に当たる等価演算子(多くの場合、比較演算子の一種とされる)は「=」を2つ続けた「==」(ダブルイコール)である。

「=」を代入に使うのはFORTRANが起源とされる。FORTRANは文字・記号の種類を非常に少なく設計しており、なおかつプログラムでは頻繁に使われる代入を簡単に表せるようにするため、このような言語仕様になった。なおのちの多くの言語と異なり、FORTRANの等価演算子は「==」ではなく「.EQ.」である。

これらの言語に対し、Pascalなどでは、数学での用法と同じく、等価演算子は「=」である。代入演算子はPascalやPL/SQLなどでは「:=」(コロンイコール)、APLなどでは「←」である。抽象アルゴリズムの記述では数学での「=」の意味と矛盾しないこれらの記法のほうが好まれる。

BASICでは、同一の演算子記号「=」が文脈によって等価演算子か代入演算子か判断される。

「≠」にあたる不等価演算子には、「!=」(等価演算子に「==」を使う言語の多く)、「<>」(等価演算子に「=」を使う言語の多く)、「/=」、「^=」などが使われる。

C言語、perl、Javaなどでは、通常の代入演算子以外に、加算代入演算子「+=」、減算代入演算子「-=」、乗算代入演算子「*=」、除算代入演算子「/=」などを備える。

異なる意味合いの比較に、別の演算子を用意している言語もある。たとえばPerlでは「=」「!=」は数値としての比較、「eq」「ne」は文字列としての比較をする演算子である。

符号位置

記号UnicodeJIS X 0213文字参照名称

関連項目

外部リンク

 読み込み中...
ブログ検索
等号
に関するブログを検索!
コミュニティ検索
等号
に関するコミュニティを検索!
スポンサーサーチ

ブログレシピコミュニティお小遣いふくびき壁紙写真

Copyright(C)2008 GMO Media, Inc. All Rights Reserved.