読み込み中...農学部(のうがくぶ、英称、Faculty of Agriculture)は、大学において農学を中心とする教育、研究がなされる学校、およびその名称。大学の学部のひとつである。
農学部では、農学、園芸学、畜産学、農芸化学、農業工学、農業経済学、国際地域開発学(拓殖学)、林学、造園学、獣医学、醸造学、昆虫学、生物学などの幅広い分野の教育・研究が行われている。また、教育・研究のために、農場や実習林を保有し、実習に利用している。
農学部は、一般的に理系に分類をされるが、農業経済学のように文系に分類される分野もあり、1943年の学徒出陣時には、農学部のうち農業経済学などを学ぶ学生が「文科系学生」とされ徴兵対象となった具体的な例として、李登輝は、1943年10月に当時の京都帝国大学農学部に進学をし、農業経済学を学んでいたが、学徒出陣により出征をしている。。
近年、環境保護や国際開発、地域振興などに関する研究・教育に力を入れている所も多く、実地農業に関する教育を目的とした別科が置かれている大学もある。
1876年に開校した札幌農学校(現在の北海道大学)と1878年に開校した駒場農学校(現在の東京大学)が、日本における農学部の源流といえる東京大学駒場キャンパス900番教室近くには、「駒場農学碑」という石碑が1936年6月27日に設置され、駒場が農学発祥地であることを後世に伝えている。。
第二次世界大戦前、日本で農学部を有した大学は、東京帝国大学、北海道帝国大学、京都帝国大学、九州帝国大学、東京農業大学の5校のみ台北帝国大学は1928年設立時に理農学部が設置され、戦時中の1943年に理農学部は理学部と農学部に分離した。であり、1943年設置の日本大学を除き、現在、農学部およびそれに類する学部を有する大学は、戦後、旧制専門学校などから昇格をしたものである。
本項では、「農学部」という名称の学部をもつ大学のみを記す。
本項では、「農学部」という名称ではない学部をもつ大学のみを記す本稿は、全国農学系学部長会議をもとに記してあるが、学部長会議会員校のうち、水産系学部は水産学部を、獣医系学部は獣医学部を、繊維系学部は繊維学部を参照。。
農学部を持つ日本の大学および農学部に類する学部を持つ日本の大学の項目で記されていない学校のみ記載。